Galaxy S7 SM-G930FD シンガポール版にセキュリティアップデートが来ました

ここ最近は Galaxy S8+ 、 Galaxy S7 、 iPhone SE の3台に SIM を入れて使用しています。
それぞれ充電用ケーブルが USB Type-C 、 microUSB 、Lightning と違いますが、いざとなればどんな環境でもケーブルが入手できると思いこの3台を持ち歩いています。

そんな3台のうちの1台 Galaxy S7 ( SM-G930FD シンガポール版)に今日、ソフトウェア更新のお知らせが来ました。

最近は通話用のメイン端末が Galaxy S8+ になったこともあり、 Galaxy S7 について語ることもなかったのですが、ソフトウェア更新でどのような変化があったのか記録しておきたいと思います。

ソフトウェア更新通知

まずはこちらがアップデートの通知内容です。
アップデート用のファイルサイズは 340.27 MB 。

Galaxy S7のアップデート通知
Galaxy S7のアップデート通知

更新内容

更新の内容は下記のようになっておりました。

  • 端末安定性の改善およびバグのフィックス
  • 新機能または改善型機能の追加
  • パフォーマンスの向上

前回のアップデートは 2017年3月26日 の Android 7.0 へのアップデートでした。

https://yuzakasota.com/20170326-android-7-0-came-to-galaxy-s7-sm-g930-fd/

今回のアップデートは下記サイトをみると 2017年6月15日 には公開されていたようです。

https://www.sammobile.com/firmwares/galaxy-s7/SM-G930FD/

アップデート前

ソフトウェア情報

Android バージョン 7.0
Android セキュリティパッチレベル 2017年2月1日
ビルド番号 NRD90M.G930FXXU1DQB7

アップデート用ファイル 340.27 MB のダウンロードに私の Wi-Fi 環境では約13分かかりました。

アップデート前のシステム情報
アップデート前のシステム情報

アップデート後

ソフトウェア情報

Android バージョン 7.0
Android セキュリティパッチレベル 2017年5月1日
ビルド番号 NRD90M.G930FXXU1DQE7

アップデート後のシステム情報
アップデート後のシステム情報

これまでのアップデート回数はビルド番号の下4桁で示しているのかと思っていました。

APEQ
BPH2
CPL1
DQB7

DQE7

しかし、今回は DQE7 。「 D 」は変わらず。
私が思っていたアップデート回数を示していたわけではなかったということになります。

セキュリティパッチレベル的には私が持っている香港版 Galaxy S8+ と同じ2017年5月1日になりました。

しかし、目に見えるような変化は今のところ感じられません。

Intel Security の使用許諾契約

その後、少し時間をおいたら Galaxy S7 にプリインストールされているセキュリティ対策 Intel Security の使用許諾契約に対する同意を求める画面が表示されました。

前回のスキャンが 2017年6月22日 となっていますが、「無効」となっているところから、今回のアップデートでこのあたりの設定が初期化されたのか、新しく更新されたのだと思います。

アップデート後に再度同意を求められました
アップデート後に再度同意を求められました

Android におけるウィルス対策について

私は通常、プリインストールされているウィルス対策ソフトは使用していません。

しかし、これはアプリとしてインストールされているわけではなく、システムとして組み込まれていてアンインストールすることはできません。

Android の場合、ユーザーが後からインストールするウィルス対策ソフトは管理者権限を持っていないことから不要という考え方があります。

私はパソコンで使用しているセキュリティソフトが Android 版も使用できるので入れていますが、その効果は疑問です。

ただし、 Galaxy S7 の場合にはシステムの一部としてマルウェア対策を組み込んでいます。
それであれば、市販のウィルス対策ソフトよりは深く関わることができるのかなと思い有効にしています。

一般的には Android のセキュリティ対策は自分が不審なアプリをインストールしない。
アプリが持つ「権限」をろくに確認もせずに「許可」しないことが重要だと考えています。

タダより高いものはない

Android アプリは無料のものが多いですが、アプリの作成者はそれを無料で提供してなんのメリットがあるのでしょう?
これはアプリに限ったわけではなく、あらゆるサービスについても言えます。

タダで何かを使わせる代わりに、利用者からなにかを得ていると考えるべきでしょう。

私の場合、 Google のサービスを多く利用していますが、 Google には私の住所、氏名、電話番号、交友関係、使用している端末、アクセスしているサイト、 ID 、パスワード等を全て握られていると思っています。

それらを代償にサービスを利用しているという認識を持たなければなりません。

Android のセキュリティ対策ソフトの話しからだいぶ逸れましたが Google のサービスを利用するということがどういったことなのか。

無料のアプリを使用するということがどういったことなのかを見つめ直す機会になれば幸いです。

Android 7.0 以降の端末の Android バージョンとセキュリティパッチレベル、最終アップデート確認日

Androidバージョン セキュリティパッチレベル 最終アップデート確認日
Nexus 5X 7.1.2 2017年6月5日 2017年6月6日
OnePlus 3T 7.1.1 2017年5月1日 2017年6月8日
Galaxy S7 7.0 2017年5月1日 2017年6月23日
Galaxy S8+ 7.0 2017年5月1日 2017年6月13日
HUAWEI P9 7.0 2017年4月5日 2017年5月16日
ZenFone 3 7.0 2017年4月1日 2017年6月9日
Xperia Z5 Compact 7.0 2017年3月1日 2017年4月17日
Moto G4 Plus 7.0 2017年3月1日 2017年4月7日
Xperia XZ 7.0 2017年2月1日 2017年4月24日
HUAWEI Mate 9 7.0 2017年2月1日 2017年3月29日

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