Nexus 5XがAndroid8.0 Oreoにアップデート

今日、2017年9月12日はアメリカで新型 iPhone が発表される日です。(日本時間では2017年9月13日、午前2時から)

https://www.apple.com/apple-events/september-2017/

iPhone に注目をすべて持っていかれないためでしょうか、ここ日本でも Nexus 5X に Android 8.0 通称 Oreo が降ってきました。

Android 8.0 は 2017年8月22日 に正式発表されています。

https://www.android.com/versions/oreo-8-0/

しかし、 Nexus や Pixel への配信は近日予定となっていました。
その配信を待たずに、ベータプログラムに参加して強制的に配信を受けた人もいます。

私はベータプログラムには参加せず、8月22日から毎日、朝晩、正式版が降ってくるのを確認していました。

そして、本日 2017年9月12日 正式版が降ってきました。

アップデート通知

ファイルサイズは 987.4 MB となっております。

ベータプログラムでアップデートした人に降ってきたのは、セキュリティパッチレベルが 2017年8月5日 だったので、正式版ではいつになっているかが興味の的です。

Android8.0へのアップデート通知
Android8.0へのアップデート通知

セキュリティ脆弱性の詳細

Google は既に セキュリティパッチレベル 2017年9月5日 版を出しています。
今日、降ってくるのであればこのセキュリティパッチレベルが含まれていることが予想されます。

https://source.android.com/security/bulletin/2017-09-01

アップデート前

端末の状態

Android バージョン 7.1.2
Android セキュリティパッチレベル 2017年8月5日
ビルド番号 N2G48C

アップデート前の端末の状態
アップデート前の端末の状態

ストレージの内訳

今回はメジャーアップデートですので、ストレージに占めるシステムの容量が変わる可能性があります。
アップデート前の状態では Nexus 5X 本体ストレージ 32 GB モデルですが、表記上は 29.12 GB 。
そのうち、システムの容量は 4.24 GB となっておりました。

アップデート前のストレージに占めるシステムの容量
アップデート前のストレージに占めるシステムの容量

実行中のサービス

参考までに掲載しておきます。

システム 635 MB
アプリ 677 MB
空き 503 MB

アップデート前の実行中のサービス
アップデート前の実行中のサービス

アップデートファイルのダウンロードに要した時間

アップデート用ファイルのサイズは 987.4 MB 。

HUAWEI P9 のアップデートの際には 381 MB のダウンロードに約 41 分かかりました。

https://yuzakasota.com/20170831-security-update-came-to-huawei-p9-eva-l09c635b386/

Google のサーバーはさすがにそんなに時間はかかりません。
我が家の通信環境では約 3 分でダウンロードが完了しました。

アップデート後

端末情報

Android バージョン 8.0.0
Android セキュリティパッチレベル 2017年9月5日
ビルド番号 OPR4.170623.006

セキュリティパッチレベルも最新のものが適用されています。

アップデート後の端末情報
アップデート後の端末情報

ストレージの内訳

今回の Android 8.0 へのアップデートでストレージの容量表記が変わりました。

ストレージのうち、どれくらい使用しているかという基準がアップデート前の 29.12 GB から、 32 GB と変更されています。

アップデート後の ストレージ 32 GB に占めるシステムの容量は 6.5 GB となり、アップデート前の 4.24 GB から 2.26 GB 増えました。

アップデート前は 32 GB のうち表示されない領域が 32 GB – 29.12 GB = 2.88 GB あったことを考えると

アップデート前

システム容量 4.24 GB + 表示されない容量 2.88 GB = 7.12 GB

アップデート後

システム容量 6.5 GB

となり、 7.12 GB – 6.5 GB = 0.62 GB がアップデート前よりシステム用領域が少なくなったと言えると思います。

アップデート後のストレージ容量内訳その1
アップデート後のストレージ容量内訳その1
アップデート後のストレージ容量内訳その2
アップデート後のストレージ容量内訳その2

実行中のサービス

システム 796 MB
アプリ 521 MB
空き 586 MB

この値は刻一刻と変化するものなので、単純に数値の比較をできませんがシステムの使用メモリは増加、アプリは減少、空きは微増といったところでしょうか。

アップデート後の実行中のサービス
アップデート後の実行中のサービス

Nexus 5X の今後のアップデート保証期限

2017年9月をもって Nexus 5X の Android バージョンアップデート の最低提供期間は終了となっております。

https://support.google.com/pixelphone/answer/4457705

ただ、 2016年10月 までが Android バージョンアップデートの提供保証期限となっていた Nexus 6 が 2017年8月 時点で Android 7.1.1 とセキュリティパッチレベルの更新が来ています。

https://developers.google.com/android/ota#shamu

それを考えると、 Nexus 5X も Android 8.0 のマイナーアップデートは受けられるのかなと淡い期待をしております。

Android 8.0 Oreo のイースターエッグ

Android 7.0 Nougat では Android Neko という「猫集め」ができました。

https://yuzakasota.com/20161004-android-neko-collection/

Android 8.0 Oreo では何ができるのか確認してみました。

端末の「設定」アプリ>システム>端末情報>Android バージョン を連打

するとこんな Android Oreo の「O」の文字をかたどったマークが出てきました。

Android8.0のイースターエッグへの入り方
Android8.0のイースターエッグへの入り方

次にこの「O」の文字を「長押し」します。
するとこんなタコが出てきます。

タコの頭の部分をスワイプすると動かせます
タコの頭の部分をスワイプすると動かせます

この画面で出来ることというと、タコの頭(顔)の部分をスワイプしてタコを移動させることができるくらいです。
タコの脚の部分が遅れて引っ張られてくるのを眺めるくらいで、特に遊びの要素はないですね。
Oreo の 「O」と Octopus (タコ) の「O」をかけたんでしょうね。

どうせ眺めるくらいしかできないのであれば、もう少しかわいいタコにしてくれたらと思います。

ポケモンGO アプリが起動完了するまでの時間比較

先月に続いて、 Pokemon GO アプリの起動時間比較をしておきます。
前提条件としては、タスクボタンで他のアプリを「すべて消去」後、 Pokemon GO アプリをタップ。最初の注意書きが表示されるまでの時間です。(室内 Wi-Fi 環境)

今回 先月
Nexus 5X 約52秒 約49秒
ZenFone 3 約48秒
iPhone SE 約32秒 約17秒
Galaxy S7 約15秒 約33秒
Galaxy S8+ 約14秒 約26秒
HUAWEI Mate 9 約38秒

前回との比較でみると、 Nexus 5X は前回も約49秒と最も遅かったのは変わらず。
前回、約17秒と最も早かった iPhone SE は今回、倍くらいの時間がかかりました。

おそらく、位置情報やキャッシュ、バックグランドでプロセスやサービスが動いているかどうかなんていうのが影響しているんだとは思います。
タスクボタンで「すべて消去」をしても、2回目は Nexus 5X は約18秒、 iPhone SE は 約7秒で起動しました。

https://yuzakasota.com/20170808-security-update-for-nexus-5x-august-2017/

今後の予定

今夜の新型 iPhone 発表会は私も楽しみにしています。
ただ、 iPhone Edition や iPhone Pro 、 iPhone X と呼ばれる有機 EL ディスプレイモデルはどうなんでしょう?

私は寝床でスマホをいじる時間が長いので、黒が真っ黒になる有機 EL ディスプレイの採用は嬉しいです。

しかし、ディスプレイ内への指紋認証埋め込みは不可。
メインは顔認証とこれまでと同様の PIN 認証になると思われます。

私は Galaxy S8+ で本体背面の指紋認証は使っておらず、主に虹彩認証と PIN 認証をメインに使っています。
ですから、認証方法は Galaxy S8+ と同様になると思います。

ただ、国内で iPhone 7 シリーズを使っていた方は、 Suica や Apple Pay を使っている人も多いと思います。

Suica はリーダーにかざすだけでいいので問題ないと思います。
コンビニ等で QUICPay 、 iD を使う際にこれまで Touch ID に指を載せたまま iPhone をリーダーにかざすという使い方が、顔認証してから行うというのがどうなのかなと思います。

しょせん、コンビニを利用しない、おサイフ機能を使わない私の杞憂にすぎませんが、どのような使い勝手になるのか興味深いところです。

Android 7.0 以降の端末の Android バージョンとセキュリティパッチレベル、最終アップデート確認日

Androidバージョン セキュリティパッチレベル 最終アップデート確認日
Nexus 5X 8.0.0 2017年9月5日 2017年9月12日
OnePlus 3T 7.1.1 2017年8月1日 2017年8月24日
Xperia XZ 7.1.1 2017年8月1日 2017年8月23日
HUAWEI P9 7.0 2017年8月1日 2017年8月31日
Galaxy S8+ 7.0 2017年8月1日 2017年8月30日
ZenFone 3 7.0 2017年8月1日 2017年8月4日
Galaxy S7 7.0 2017年7月1日 2017年8月30日
HUAWEI Mate 9 7.0 2017年6月5日 2017年8月8日
Xperia Z5 Compact 7.1.1 2017年6月1日 2017年7月19日
Moto G4 Plus 7.0 2017年6月1日 2017年7月22日

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