By: mosespreciado - CC BY 2.0

HUAWEI P9 と Galaxy S7 画像比較(サラダとお肉編)

今日はファミレスで食事をしてきました。
HUAWEI P9とGalaxy S7で何枚か設定を変えて写真を撮ってきたので紹介したいと思います。

記事中の画像をクリックすると、別ウィンドウに1024 x 768 pixで表示されます。
なお、画像はWindows用画像ユーティリティ「ViX」というアプリで1024 x 768 pix、「3次補間」、「シャープネス」にチェックを入れてリサイズしています。
画像保存時の設定は画質「85」、「最適化」にチェックを入れています。

被写体はサラダ。
まずはHUAWEI P9で撮影した画像から。
こちらは「標準」。

HUAWEI P9 「標準」で撮影
HUAWEI P9 「標準」で撮影

続いて「鮮明な色」。

HUAWEI P9「鮮明な色」で撮影
HUAWEI P9「鮮明な色」で撮影

最後は「ソフトな色」。

HUAWEI P9「ソフトな色」で撮影
HUAWEI P9「ソフトな色」で撮影

続いて、Galaxy S7で撮影した画像です。
まずは「自動」。

Galaxy S7「自動」モードで撮影
Galaxy S7「自動」モードで撮影

続いて、モードを「食事」に変更し、強調領域は「Off」にして撮りました。

Galaxy S7「食事」モードで撮影
Galaxy S7「食事」モードで撮影

いかがだったでしょう?
どの色合い、画質が好みでしょうか?

私はHUAWEI P9の「標準」かGalaxy S7の「自動」が好みです。
ちょっとほかのモードは色が濃すぎて、違和感を感じます。

あと、HUAWEI P9の「標準」かGalaxy S7の「自動」どちらかと言われれば、私はGalaxy S7の方が自然な色合いとコーンの粒がすっきりと見える感じがして好みです。

次の被写体はお肉です。
ステーキで撮りたかったのはやまやまですが、このようなお肉であることをご容赦ください。

こちらも、まずはHUAWEI P9から。
まずは「標準」。

HUAWEI P9「標準」モードで撮影
HUAWEI P9「標準」モードで撮影

続いて「鮮明な色」。

HUAWEI P9「鮮明な色」モードで撮影
HUAWEI P9「鮮明な色」モードで撮影

最後が「ソフトな色」。

HUAWEI P9「ソフトな色」で撮影
HUAWEI P9「ソフトな色」で撮影

次はGalaxy S7で撮影したお肉です。
まずは「自動」。

Galaxy S7「自動」モードで撮影
Galaxy S7「自動」モードで撮影

続いて「食事」モード、強調領域「Off」。

Galaxy S7「食事モード」、強調領域「Off」で撮影
Galaxy S7「食事モード」、強調領域「Off」で撮影

最後は同じく「食事」モードで強調領域を「On」にしてみました。

Galaxy S7「食事」モード、強調領域「On」で撮影
Galaxy S7「食事」モード、強調領域「On」で撮影

強調領域をOnにするとディスプレイ内に丸い枠が出てきて、その枠内のみピントが合ったようになり、それ以外の部分はボケるようになります。この丸い枠は自分でその大きさや位置を変更することができます。

これはボケを利用して、画像の一部を強調した写真を作る機能です。

一眼レフカメラで撮る写真は被写界深度を利用して、ピントの合う範囲をコントロールできます。
結果、ポートレート写真のように人物にピントを合わせ、後ろをぼかすといった印象的な写真が撮れます。
この被写界深度はレンズの絞りや焦点距離などを変えることでその範囲を決めることができるのですが、スマホのレンズは絞りも焦点距離も変えられません。

それで疑似的にボケの範囲を決めるのですが、その決め方が単純に丸い枠の中か外かでボケを付けているので、一眼レフカメラのように距離に応じたボケが付けられません。
結果的に、同じ位置にあるお肉なのに円の中に入った部分だけがピントが合って、その周りがボケるという不自然な写真になってしまいました。
もちろん、その円の大きさの決め方、被写体の形状によってはその不自然さをカバーできると思います。

私はGalaxy S7の「食事」モードで写真を撮るときは、その色合いを変える為に使いますが、この強調領域のOnというのはその範囲設定が難しく、いたずらに使うと不自然な写真となってしまうため、ほとんど使っていません。
今回の写真でも、デフォルトで出た円の大きさのまま撮影しました。

いかがでしょう?
どのお肉が一番美味しそうに見えましたか?

被写体が違うと、画像の色合いから美味しそうに見えるものも違ってくると思います。

私の場合、先ほどのサラダではその自然な色合いを良しとしてしたのですが、今回はHUAWEI P9の「標準」やGalaxy S7の「自動」のお肉はなんかあっさり過ぎて、ちょっと美味しそうという感じではないように思いました。
かといって、Galaxy S7の「食事」モードはお肉の色が黄色すぎるように思います。お肉は少し赤みがあった方が生々しくていいように思います。

私ならこの中ではHUAWEI P9の「鮮明な色」か「ソフトな色」が、半生な赤みの部分とちょっと焦げた感じの色合いがいいかなと思いました。
ただ、「鮮明な色」と「ソフトな色」どちらかと言われると、その違いがよくわかりませんでした。

HUAWEI P9にも、撮影後にボケの範囲をコントロールできる機能があります。
こちらはGalaxy S7の食事モードの時とは違って、距離を考慮したボケの範囲を決められます。
ただ、この機能もデュアルレンズを利用した簡易的なもので、ピントが合っている部分とボケの境界付近が不自然に感じます。

今回発売されたiPhone 7 Plusもおそらく次のiOS 10.1へのアップデートでポートレートモードを実装してくると思います。

iPhone 7 Plusのポートレートモードについては、既にiOS 10.1ベータ版にて体験レポートがあがっています。

「iPhone 7 Plus ポートレートモード」でググってみました。
その中から、トップにあったこちらのサイト。

まるで一眼撮影のボケ感–iPhone 7 Plusの「ポートレート撮影モード」プレビュー – CNET Japan
http://japan.cnet.com/apple/35090210/

こちらの中にポートレートモードでの撮影が可能となる条件について書かれていました。

それは

  1. 被写体から240cm以内の距離に近づく必要がある
  2. 一方、被写体からは50cm程度離れる必要がある
  3. 十分な明るさを確保する必要がある

iPhone 7 Plusの望遠側のレンズを使用することによる制限のようですね。

一方、HUAWEI P9のボケをコントロールする機能は

2メートル以内の人物や物体を撮影することをお勧めします。

というメッセージが出ます。

これ以上の距離のものは、遠近の違いを認識できないということなのでしょうね。
iPhone 7 Plusが手元にあれば、HUAWEI P9でのボケとどのような違いが出るのか試してみたいところです。

ただ、上記のとおり、撮影には条件が必要な機能なので、どこまでこの機能が活用されていいくのか、今後の推移を見守っていきたいと思います。

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