Twitterの @HUAWEI_Japan_PR のツイートから知った、Huawei P9のAndroid 7.0 アップデートテスター。
これに当選したらしく、昨夜私の端末にアップデートが降ってきました。
アップデートテスターに申込みをした時の記事がありますので、よろしければそちらもご参照ください。
https://yuzakasota.com/20161129-huawei-p9-advance-update-tester/
アップデート通知に気がついたのが、昨夜の寝る前でした。
アップデートは2段階あると、テスター申込時の説明がありました。
最初に降ってきたアップデートは605MB。
更新の内容は以下のとおりです。
アップデート前の設定メニューとシステム情報の画面をスクリーンショットを撮っておきました。
私が注目するのは「Androidセキュリティパッチレベル」の日付です。
第1段階のアップデート前は
2016年3月1日
です。
アップデート前の内部ストレージ容量もスクリーンショットを撮っておきました。
ただ、ここの数値は私が何度もスクリーンショットを撮るので多少変動があることをご承知おき願います。
この605MBのアップデート用ファイルのダウンロードですが、私の家の通信環境のせいもあると思いますが非常に時間がかかりました。
昨夜はアップデートを見届けてから寝ようと思っていたのですが、途中で値落ちしてしまい、朝目が覚めて気がついたらアップデートが完了していました。
こちらが第1段階のアップデートが完了したあとのシステム情報です。
Nexus 5Xでは6.0から6.0.1に変更がありましたが、Huawei P9のアップデート第一弾ではAndroid6.0のままでした。
気になるAndroidセキュリティパッチレベルは
2016年10月1日
となっていました。
アップデート後のストレージ容量で気になった点はアプリの容量が
アップデート前 6.28 GB
アップデート後(第一弾) 9.05 GB
と2.77GBも増えていたことでした。
その割には空き容量は
アップデート前 14.11 GB
アップデート後(第一弾) 14.17 GB
と逆に増えています。
これはおそらく、アップデート前の内部ストレージ 25.08 GB とありますが、この他にここに現れていない隠し領域があるのだと推測しました。
第一弾アップデートでは、ダウンロードしたファイルは605 MBでしたが、それを隠し領域に一度保存、それを展開したのがアプリとして認識されていたのではないでしょうか。
引き続き、Android 7.0 へアップデートする第2段階目のアップデート通知がやってきました。
このアップデート内容。
先にアップデートテスターを募集し、アップデートを行っている2ちゃんねるの Huawei honor 8 スレを確認したところ、ほぼ同じでした。
唯一違っていた点はhonor 8のアップデート通知には以下の文字が追加されていたことです。
アプリクローン機能を追加。WhatsAppやFacebookなどのアプリにおいて2つの異なるアカウントでログインすることが可能。
この一文のみです。
この一文はHuawei P9のアップデート通知には含まれておりません。
このアップデート第2段の更新ファイルはなんと1.98GBもあります。
このダウンロードもすごく時間がかかりました。
私は自宅の固定回線でダウンロードを始めたのですが、3時間かかっても70%ほどしかダウンロードできませんでした。
その後、外出する用事があったので、モバイルネットワークを使ってダウンロードを継続することになりました。
そのアップデート用ファイルがダウンロード完了するまでに気づいた点は次の点です。
つまり、第一弾のアップデートで変更があった点です。
設定メニューの中に「Huawei ID」という項目が追加されていました。
この設定項目を開くと「Huawei ID」という機能に電話の「発信および発着信の管理を許可」することを求められます。
「許可しない」とすると、「IMEIを確認して、適切なサービスを提供するために、端末の権限へのアクセスが必要です。」と言われ、ここを「キャンセル」すると、設定画面に戻されてしまいます。
なんのためのアプリなのかわかりませんが、どんな画面になっているのか確認したかったので渋々、権限を与えました。
こんなふうに「電話番号/Eメール」、「パスワード」を入力する欄がありますが、私は登録はしていません。
その他、気づいた点は、標準カメラアプリの「フィルムモード」を変更する機能が以前は撮影画面で左フリックして行っていました。
アップデート第一弾後は撮影画面の上部に「標準」、「鮮明な色」、「ソフトな色」と変更するアイコンが付きました。
手数としては、フリックして、フィルムモードをタップ、「鮮明な色」をタップ、という3段階必要だったものが、
アップデート後は「アイコンをタップ」、「鮮明な色」をタップと2段階で済むようになっていました。
他にもワイドアパーチャ機能撮影時にもLeicaのウォーターマークを付けられるようになっています。
このウォーターマークがあるだけで、写真がキリッと締まるような気がするのでこれは嬉しいです。
また、自撮り時にどこに目線を合わせればいいかわかりやすいように、インカメラ撮影時にはインカメラレンズ付近のディスプレイに小さなウィンドウが表示されます。
この枠の中には、顔認識されたであろう顔が表示されます。
一般的に自撮りする時というのは、ついついスマホの画面に目線がいきがちです。
しかし、そうすると撮影した画像の目線がカメラとは微妙に違ってしまうんですよね。
この機能、honorシリーズには以前から付いていたのですが、上位機種であるP9には付いていなかったんですよね。
私はhonor 6 Plusのレビュー動画で知り、P9にも当然付いているものだと思っていたので、購入した時に付いていなかったのを知ってがっかりしました。
今回のバージョンアップでこの機能が付いたのは、私にとっては嬉しいです。
この機能については、以下の動画がわかりやすいと思いますので、よろしかったら見てみてください。
https://youtu.be/V_Oxz_1FAco?t=4m58s
第2段のAndroid 7.0 へのアップデートが完了したのは、私が1.98GBのアップデートファイルをダウンロード開始してから、約6時間後のことでした。
こちらがアップデート後のシステム情報の画面です。
先日、Nexus 5Xを7.1.1へアップデートした後だとありがたみが薄れますが、Huawei P9のアップデート後のAndroidバージョンは7.0でした。
また、セキュリティパッチレベルは2016年11月1日となっています。
これも以下リンク先をみると、同じ11月でも5日と6日にさらなるセキュリティパッチが出ていますので、もう少し頑張ってほしかったところです。
http://source.android.com/security/bulletin/
正式アップデートは2017年2月下旬とされています。
その時にはもう少しセキュリティパッチを最新のものにしてくれるのでしょうか?
来年2月に今回降ってきたのと同じ内容のものが降ってくるんだとすると、また最新とはかなり離れたセキュリティパッチとなってしまいますので、そうでないことを期待しています。
アップデート後の設定メニューは以下のようになっています。
気になったのはステータスバーの表示です。
Huawei P9を買って、ステータスバーにBattery Mixのバッテリー残量表示ができないことにまず驚きました。
そして、今回のAndroid 7.0へのアップデートはアイコンさえ表示されなくなりました。
左上の隅に載っている数値、これが通知の件数です。
これは設定で消すことはできますが、表示させることができるのは件数のみ。
なんのアプリの通知が来ているのかは、ステータスバーを下にスワイプさせてみないとわかりません。
これは改善の必要があると思います。
カメラ機能で追加されたものには「ナイスフード」をオプションとしてダウンロードし、使うことができるようになりました。
この機能、Huawei P9 liteには付いていたのですが、なぜか上位機種である P9 には付いていなかった機能です。
ただ、この「ナイスフード」機能。一部ではかえって「メシマズ」に見えるという評価もあったので、私も後日撮り比べしてみたいと思います。
最後に内部ストレージの容量についても紹介しておきましょう。
アップデート前、第一段階アップデート後と上に載せていますが、これがAndroid 7.0後の内部ストレージ容量表示です。
先日のNexus 5Xのアップデート記事にも書いたようにこちらも、「システム」の容量が表示されるようになりました。
https://yuzakasota.com/20161206-updates-android-7-1-1-nexus-5x/
Huawei P9では「システム」という表示ではなく「ファームウェア」という表示になっています。
合計がこれまでは25.08GBという表示だったのが、32GBに増えました。
アプリ容量は
アップデート前 6.28 GB
アップデート後(第一弾) 9.05 GB
アップデート後(第二弾) 7.11 GB
空き容量は
アップデート前 14.11 GB
アップデート後(第一弾) 14.17 GB
アップデート後(第二弾) 14.27 GB
となっています。
画面下部のナビゲーションバー領域が、上下に広がっているのも並べてみるとわかります。
とりあえず、今日気がついたところはこんなところでしょうか。
Huawei P9は私が屋外で使う時のメイン端末となっています。
それはカメラとして使うのが楽しいからです。
今回のバージョンアップではカメラの機能にワイドアパーチャ時でもウォーターマークが付けられたり、フィルムモードもより手軽に変更できるようになりました。
ナイスフードもその変化がどんなものか楽しみです。
Nexus 5Xのバージョンアップは正直、あまり楽しみがなかったのですが、カメラ機能に特徴のある Huawei P9 のバージョンアップは使い勝手の向上にもつながっています。
また、気がついた点がありましたら記事にしますね。
一番大きな変更点は、ワイドアパチャーモード時の使い勝手の変更(タップで絞り調整ではなく明るさ調整など)だと思いますが、そこに触れていないのが残念。
こにさん、こんにちは。
貴重な意見をありがとうございます。
ワイドアパーチャモード時の使い勝手の変更ですね。
実は私がこの記事を書いた時には、変更に気づいていませんでした。
この記事のあと、再度アップデートが来た時に Mate9 との比較記事を見ていて初めて気がついたのです。
https://yuzakasota.com/20170201-to-everyone-who-has-huawei-p9-please-expect-at-the-end-of-this-month/
アップデートテスターだった私にとっては、購入から3度目のアップデート。
一般購入者にとっては、下記2回のアップデート後の状態が現在 P9 の最新状態です。
http://consumer.huawei.com/jp/press/news/hw-483881.htm
http://consumer.huawei.com/jp/press/news/hw-484220.htm
1.私のワイドアパーチャ機能の使い方は、ボケを活かした写真にしたいと思った時は、とりあえずワイドアパーチャモードで撮影。
2.その後、ギャラリーでボケが不自然になっていないか確認し、必要であればピントの位置や絞り値を調整して保存。
3.それらを Google フォトに自動アップロードしたものをパソコンなどの大きな画面で再確認。
4.その後、ブログ等で再利用しています。
大抵は1の段階で撮りっぱなし、 Google フォトに自動でアップロードしています。
ですから、撮影時に絞り値を調整しながら撮るということをしていないんですね。
そのため、こにさんがコメントくださった部分に目が行きませんでした。
アップデート時に何が変更されているのかは、変更前に意識して使っていないとわからない部分だと思います。
私の場合はしょっちゅう端末を変えているので、細かい点まで注意が行き届いていませんでした。
こんな私の拙いブログですが、他の方の記事と合わせてお読み頂き、何か得るものがありましたら幸いに存じます。