By: Roman Krükel - CC BY 2.0

HUAWEI P9 、 Mate9 、 ZenFone3 、 Galaxy S7 撮り比べ(木と花)

今日は朝からどんより曇り空。

散歩の途中にみかけた木と花を撮ってきました。

撮影に使用した端末は、 HUAWEI P9 、HUAWEI Mate 9 、 ZenFone 3 、 Galaxy S7 の4台。
それぞれオートモードです。
HUAWEI P9 と HUAWEI Mate 9 に関しては、モノクロモードでも撮影してきました。

画像は全て、 Google フォト にアップロードしたものを、パソコンでダウンロードし、さらにフリーソフトウェアの Vix にてリサイズ後保存しました。

画像はタップやクリックしていただくと、 1024 x 768 pix の画像が別ウィンドウで開きます。

保存処理が数回行われていることで、撮影時の生のデータとは異なりますが、色合いなど全体の傾向の違いを感じていただければ幸いです。

HUAWEI P9

まずは、 HUAWEI P9 です。

フィルムモード「標準」

空が曇っているので、モノクロモードで撮ったかのように見えますが、フィルムモード「標準」で撮った画像です。

HUAWEI P9 「標準」モード
HUAWEI P9 「標準」モード

モノクロモード

続いて「モノクロモード」。

この2枚を見比べてみると、「モノクロモード」の方が少しだけ、空の部分に濃淡があるように感じます。
シャッタースピードと ISO 値は「標準」が 1/100 、 ISO 100 。
「モノクロモード」は 1/129 、 ISO 50 となっておりました。

HUAWEI P9 「モノクロ」モード
HUAWEI P9 「モノクロ」モード

HUAWEI Mate 9

続いて、 HUAWEI Mate 9 です。

こちらも1枚目がフィルムモード「標準」で撮ったもの、2枚目が「モノクロモード」で撮ったものです。
シャッタースピードと ISO 値は 「標準」が 1/100 、 ISO 64
「モノクロモード」では 1/140 、 ISO 50 となっておりました。

この4枚の写真をみると、やはり「モノクロモード」は ISO 感度が低くても、シャッタースピードは上がるということがわかりました。

「標準」モード

HUAWEI Mate 9 「標準」モード
HUAWEI Mate 9 「標準」モード

モノクロモード

HUAWEI Mate 9 「モノクロ」モード
HUAWEI Mate 9 「モノクロ」モード

ZenFone 3

続いては ZenFone 3 です。
「オート」モードで撮影しました。
ピント合わせのための画面へのタッチは、この木を撮ったものは他の端末も含めて、すべて行なっていません。
そのせいか、木々の輪郭がもやっとした感じに見えます。
(パソコンで等倍で見た時は、もやっと見えたのですが、このサイズにリサイズしたものではそこまではわかりませんでしたね)

シャッタースピードは 1/100 、 ISO は 81 となっています。
ZenFone 3 のカメラは F 値 2.0 で HUAWEI の端末が F 値 2.2 ですから、仕様上は少しだけ明るいレンズとなっています。

ZenFone 3 「オート」モード
ZenFone 3 「オート」モード

Galaxy S7

最後は Galaxy S7 です。
撮影モードは「自動」です。
この画像だけは、ひと目見て「モノクロ」写真ではないことがわかると思います。

空の色が明るいです。
撮影時間が最初の HUAWEI P9 で撮った時と 3分 のズレがありますので、空が明るくなった可能性も否定できません。

この Galaxy S7 のカメラは F 値 1.7 と他の端末と比べても明るいです。
そのせいか、シャッタースピードはこれまでのどの端末よりも早く 1/164 、 ISO 感度は 40 ともっとも低くなっています。

Galaxy S7 「自動」モード
Galaxy S7 「自動」モード

生け垣に咲いた花

続いては生け垣に咲いていた花です。
この記事を書く時に調べたのですが、山茶花(サザンカ)という樹木でしょうか。
この花を撮影する時は、先程の「木」の写真とは違い、「花」の部分をタップして、そこにピントを合わせてからシャッターを押しています。

HUAWEI P9

標準モード

まずは HUAWEI P9 「標準」モード。
シャッタースピード 1/33 、 ISO 200

HUAWEI P9 「標準」モード
HUAWEI P9 「標準」モード

モノクロモード

続いて、「モノクロ」モード。
シャッタースピード 1/50 、 ISO 200

正直なところ、この被写体に対して「モノクロモード」を選択する意味はなかったかもしれません。

HUAWEI P9 「モノクロ」モード
HUAWEI P9 「モノクロ」モード

HUAWEI Mate 9

フィルムモード「標準」

次の端末は HUAWEI Mate 9 「標準」モード
HUAWEI P9 の画像と比べると明るく写っています。
シャッタースピード 1/33 、 ISO 250 でした。

HUAWEI P9 の「標準」とシャッタースピードは同じですが、 ISO 感度が上がっているので明るく写っているんでしょうか。
これを良しとするかどうかは人それぞれだと思います。

HUAWEI Mate 9 「標準」モード
HUAWEI Mate 9 「標準」モード

モノクロモード

続いて「モノクロモード」
シャッタースピード 1/33 、 ISO 160

この HUAWEI Mate 9 では モノクロのセンサーが HUAWEI P9 の 1200万画素から 2000万画素に増えています。
レンズやセンサーサイズが変わらず、高画素化した場合、一般的には一つの画素で受けられる光量が少なくなるなどデメリットの方が増えると思います。

今回の HUAWEI Mate 9 ではどうでしょうか?

このサイズだとわかりにくいと思いますが、花の中心部を拡大してみたところ、モノクロの方が、雄しべだか雌しべだかわかりませんが、よりハッキリと写っていました。

HUAWEI Mate 9 「モノクロ」モード
HUAWEI Mate 9 「モノクロ」モード

等倍で比較

ピクセル等倍で表示したものからトリミングしてみました。

フィルムモード「標準」
花の中心部を等倍で表示「標準」
花の中心部を等倍で表示「標準」
モノクロモード
モノクロモードからトリミング
モノクロモードからトリミング

ZenFone 3

次は ZenFone 3 「オート」モード
シャッタースピード 1/33 、 ISO 384

ちょっと暗く感じます。
ZenFone シリーズは ZenFone 2 、 ZenFone 2 Laser 、 ZenFone Selfie 、 ZenFone Max と複数台持っていますが、どれも写りが暗く感じるのが残念です。

撮影時に自分が露出を上げればいいのでしょうが、スマホのカメラ機能はオートモードで気軽に撮って、写りもそこそこなのが理想です。
どうせなら ASUS がカメラアプリを作り込む時にもう少し明るめの方に振ってもらった方がパッと見、綺麗に見えるように思います。

ZenFone 3 「オート」モード
ZenFone 3 「オート」モード

Galaxy S7

最後は Galaxy S7 「自動」モード
先程の ZenFone 3 の写真を見た後だと、余計にこちらが明るく見えますね。

シャッタースピード 1/33 、 ISO 160 です。

この値は、 HUAWEI Mate 9 のモノクロモード時と同じです。

Galaxy S7 「自動」モード
Galaxy S7 「自動」モード

まとめ

いかがだったでしょう?
この4台の端末。
どの端末で撮った写真が好みのものでしたか?

私は「フィルムモード」を変えて色合いの違いを楽しみたいのと、ストラップホールのあるケースに入れても持ちやすい HUAWEI P9 で撮ることが多いです。

HUAWEI Mate 9 は手帳型のケースに入れてしまった為に指紋認証がしにくくなってしまいました。
できれば、ストラップホール付きの TPU ケースが欲しいところです。

また、私は手ブレを抑えるために撮影時にセルフタイマーを2秒に設定しています。
そのほか、水平や被写体の位置を確認するために3分割のグリット線が出るように設定しています。

Huawei 以外の端末ではシャッターボタンを押した後、シャッターが切れるまでの間、このグリッド線が画面から消えてしまいます。

そのあたりもカメラ用端末として Huawei の端末を使う理由です。

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