前回の記事で私が mineo と YAMADA SIM PLUS を解約したことを書きました。
https://yuzakasota.com/20170222-speed-test-result-and-mvno-cancellation/
YAMADA SIM PLUS の解約は2月末日付で行われます。
そのため、今月一杯は使えます。
しかし、 SIM を入れたまま来月を迎えてしまうと、通信ができてしまい、使用料を取られる可能性があります。
この件に関しては、 YAMADA SIM PLUS の解約受付完了のメールに下記のように書いてあります。
解約手続きの都合上、翌月になっても3日程度使用できることがございますが、利用されますと別途料金が発生しますので、ご利用頂かないようお願い申し上げます。
そのため、月末を待たずに SIM を端末から抜き取りました。
SIM を抜かれた端末は、 Wi-Fi 運用となります。
しかし、以前に記事にしたように我が家の Wi-Fi 利用端末は時間帯によっては10台を超えております。
その結果、通信速度が遅くなるなどの影響が出ているため、使用頻度の少ない端末は片付けることにしました。
端末を片付けることになると、今度はどの端末に通話用(ワイモバイル)の SIM を入れるか、その他にどんな端末に SIM を入れるかという選択をしなければなりません。
当初は Galaxy S7 にワイモバイルの SIM を入れていました。
しかし、通話用端末はできれば常にバッテリーは十分にしておきたいものです。
私は夜寝る前、2ちゃんねるやネットをスマホでみていることが多いのですが、そのまま寝落ちしますので通話用端末は寝床の中では使いません。
そのため、 HUAWEI P9 と Xperia XZ を数日、使ってみました。
しかし、どちらも暗い寝床で使うと画面の明るさが気になります。
HUAWEI P9 は時間指定で視力保護モード(いわゆる「ブルーライトカット」)にすることができるのですが、それでも明るく目に刺さる気がしました。
Xperia XZ は画面の設定でホワイトバランスを変更することができるのですが、 R (赤)と G (緑)を最大、 B (青)を最小にして、一番黄ばんだ状態にしてもこれも目にきつく感じました。
また、 Xperia XZ のホワイトバランス変更は時間指定での変更ではないので、撮影した写真を見るときも変更後の状態でみることになります。
そんなわけで寝床用の端末としては、有機 EL ディスプレイを使っている Galaxy S7 を使うことになりました。
有機 EL ディスプレイの長所としては、黒い部分は全く発光しないので真っ黒になることです。これは液晶ディスプレイを採用した端末では実現できません。
目次
ワイモバイル SIM の行方は
では、ワイモバイルの通話用 SIM はどれに入れるのかということになります。
候補としては、 HUAWEI P9 、 Nexus 5X 、 Xperia XZ の3端末です。
それぞれ少しずつの期間、ワイモバイルの SIM を入れて使ってみました。
HUAWEI P9
まず、 HUAWEI P9 です。
HUAWEI P9 は写真を撮るのが楽しい端末です。
散歩の際に片手に持って、見つけたものや風景を撮るのには最適です。
散歩の際には、連絡がいつ入ってもいいように通話用の SIM が入った端末を持ち歩いています。
ところが、 HUAWEI P9 に音声用 SIM を入れてみて、朝、散歩をしながら歩いてみると次のような問題がありました。
それは、私が広告除去のために入れている Filter Proxy というアプリが、裏で落ちているらしく、ポケストップでボールを拾おうとした時に通信ができない状態になっていました。
また、 Google マップのタイムラインを見てみると、位置がかなり飛んでいました。
以前に、2ちゃんねるの P9 のスレだったか Mate9 のスレで、このマップにタイムラインが表示されない?といったような話題が出ていた時、私は自分の端末ではその現象が起きていないと思っていました。
しかし、よく考えてみると私はその時、 P9 や Mate9 の端末1台だけを持っていたわけではありませんでした。
他に SIM の入った端末を数台バッグに入れていたのです。
ですから、タイムラインにもある程度正常に位置が記録されていたのだと思います。
ここ数日はメインの端末以外は機内モードにして歩いていたため、通信回線の入った端末がなんらかの動作をしている時のみ位置情報と時間を記録していたのだと思います。
Nexus 5X
Nexus 5X は純粋な Android 端末です。
セキュリティパッチの更新が気になる私には、最速でアップデートができる端末です。
また、 Nexus 5X はワイモバイルからも販売されていますから、回線と端末の相性も悪くないと思いました。
しかし、これも問題がみつかりました。
これまで、 Nexus 5X は SIM を入れずに使用していたのですが、 SIM を入れてみたら、スクリーンショットを撮ると盛大な音がします。
カメラ機能は別な無音アプリを使えば撮影することもできるのですが、スクリーンショットはそうもいきません。
私はブログの記事に使ったり、日々の記録としてスクリーンショットを何度も撮ります。
そのたびに鳴り響く Nexus 5X のスクリーンショット撮影時の音は外出先はもとより、家の中でも気になります。
また、カスタマイズされていない Android ですから、スクリーンショットを撮るには音量を下げるボタンと電源ボタンを同時押ししなければなりません。
必ず、両手を必要としますので、手軽に撮れないのも私の用途に合いませんでした。
Xperia XZ
この選択はどちらかというと消去法的なものとなります。
上記2端末の欠点をほどほどに解消してくれるものが、この Xperia XZ しか残らなかったというのが実情です。
ワイモバイルになる前に、 FOMA 音声契約 SIM と MVNO の通信契約 SIM で DSDS 運用をしていたものが、ワイモバイル SIM 一枚で可能になっただけです。
今まで、 FOMA 契約 SIM だったために、シングル SIM 対応端末で通話はできませんでした。
この一週間はそのために、今まで音声用端末として使ったことのない HUAWEI P9 や Nexus 5X を使ってみたのです。
結果的には、ワイモバイル SIM と 128 GB の microSD を Xperia XZ に入れて使うことになりました。
この Xperia XZ であれば、通話も通信も、ふと聴きたくなった曲も全てこの1台でまかなえます。
iPhone 7 シリーズのようにイヤホンジャックがなくなっていません。
好きなイヤホンやそのあたりにあるイヤホンを自由に挿して使うことができます。
インカメラはスマイルシャッターで自然な笑顔の写真を広い範囲で撮影することができます。
スクリーンショットは音が鳴りますが、 Nexus 5X ほど大きな音ではありません。
内部メモリも 64 GB と他の2端末の倍はありますので、内部メモリにしか保存のできないスクリーンショットも大量に残すことができます。
最後の方はこじつけです。
おわりに
しかし、 Google Pixel 128 GB が日本で発売されれば全て解決と思っていただけに、この1週間、いろいろな端末に音声用 SIM を挿してみてわかったことがショックでした。
私は現在、5月末に発売になるという NuAns NEO [Reloaded] という端末を予約していますが、最低限スクリーンショットだけは無音になっていないとがっかりすると思います。
https://neo.nuans.jp/reloaded/
先日、この NuAns NEO [Reloaded] を販売するトリニティ株式会社の代表取締役 星川哲視 氏の Twitter アカウントにツイートしました。
その時にもらった返信がこちらです。
https://twitter.com/hosinity/status/834058350367166466
カメラ機能については、以下の記載があります。
NuAns NEO [Reloaded]では、マナーモード時にはカメラのシャッター音も無音にすることができますので、安心してカメラを楽しんでいただくことができます。
http://neo.nuans.jp/reloaded/detail/
しかし、スクリーンショット時の音に関しては未定のようでした。
素に近い Android ということだと、スクリーンショットを撮るときもボリューム下げると電源ボタンの同時長押ししかないと思います。
発売まで待って、その仕様を確認してから購入すれば一番問題ないのですが、発売されてからの購入だと実際に入手できるのが遅くなりそうなので予約してしまいました。
https://yuzakasota.com/20170221-the-charm-of-nuans-neo-reloaded-i-think/
スクリーンショット時の音を気にしているのは私くらいなのでしょうか。