現在、私の通話兼通信用メイン SIM が入っている端末 OnePlus 3T 。
この端末は OnePlus のサイト上にリカバリー用のイメージファイルが置いてあります。
私はまだやったことはないのですが、自分で端末の root 権限を取得し、好きな ROM を焼いている人にとってはいつでも元のオリジナルな状態に戻せるということだと思います。
私はここにアップロードされているファイルの更新日を見て、ほぼ一か月ごとに新しいバージョンがアップデートされている。少なくとも端末の販売開始時期から1年はアップデートが継続されていると思い、この端末の購入を決意しました。
しかし、前回のアップデートファイルが更新されたのが2017年2月13日。
その前は2017年1月20日。
3月のアップデートはいつ来るのか、ずっと下記のページを確認していましたが、未だにベータ版ではない公式のアップデートファイルは掲載されていません。
http://downloads.oneplus.net/devices/oneplus-3t/
結果的に私は2ちゃんねるの情報を元に新しいアップデートが来ていることを知り、その後 OnePlus の Community 上からその詳細を知ることとなりました。
https://forums.oneplus.net/threads/oxygenos-4-1-0-7-1-1-ota-for-oneplus-3t.506195/
そして、私は OnePlus 3T のバージョンを OxygenOS 4.1.0 ( Android 7.1.1)にアップデートしました。
その後も、上記 Community を読み進めていたのですが、なんと、2017年3月28日にまたアップデートが来ている旨の書き込みがあったのです。
https://forums.oneplus.net/threads/oxygenos-4-1-1-7-1-1-ota-for-oneplus-3t.509971/
アップデートの内容は
Upgraded Android 7.1.1
Added expanded screenshots
Improved picture taking of moving objects with blur reduction
Improved video stability when recording
Improved WiFI connectivity
Improved bluetooth connectivity
Fixed Instagram swiping bug
Fixed hardware buttons malfunction bug
General bug fixes
Google 翻訳によれば
アップグレードされたAndroid 7.1.1
拡張スクリーンショットを追加
ぼやけの軽減された動く物体の写真撮影の改善
録画時のビデオの安定性向上
改善されたWiFI接続性
ブルートゥース接続の改善
Instagramのスワイプバグを修正
ハードウェアボタンの不具合の修正バグ
一般的なバグ修正
ということになります。
私が OxygenOS 4.1.0 にアップデートしたのが2017年3月26日。そのわずか2日後のことでした。
アップデートのバージョンナンバーが下2桁目の違いである OxygenOS 4.1.1 であることから、マイナーアップデートであることがわかります。
OxygenOS 4.1.0 へのアップデート時と比べて特筆すべき点は以下の2点。
- Instagramのスワイプバグを修正
- ハードウェアボタンの不具合の修正バグ
この内容については3月16日に OxygenOS 4.1.0 が OTA 配信されてから Community の書き込みでバグの報告がされていました。
それに対する処置として、緊急的に OxygenOS 4.1.1 へのアップデートが作成され3月26日の配信になったものと思われます。
結果的に3月には2回、正規版のアップデートが配信されたのですが、本日2017年4月5日現在、未だに OnePlus のサイト上にはこのアップデート用ファイルは公開されておりません。
私がこの端末を入手したのが3月11日。
2月13日付で公開されている OxygenOS 4.0.3 へは OTA でのアップデートがすんなり降ってきました。
https://yuzakasota.com/20170316-about-oneplus-3t-os/
しかし、それ以降の3月16日配信 OxygenOS 4.1.0 。
3月26日配信 OxygenOS 4.1.1 は待っていても降ってきませんでした。
もちろん、世界的な配信なので、 Google のように即アップデートが降ってくるとは思っていません。
しかし、本日現在でも上記 Community では「まだ来ない」という書き込みが続いています。
これはどういったことなのでしょう。
私としてみれば、公式サイト上にこれまでと同じようにアップデートファイルをアップしておけば、必要な人はダウンロードし、自分でアップデートするでしょう。
また、公式からのファイルのダウンロード速度が遅い場合でも、誰かがミラーサイト上にアップしてくれればそれを元にアップデートする人が出てくると思います。
しかし、 OnePlus はそれをやっていません。
これまで、サイト上にアップデートファイルを公開してから実際に OTA が降ってくるまでどれくらいの時間差があったのか私にはわかりません。
しかし、2度に渡り Community での告知から1週間以上経っても、サイト上にアップデート用ファイルが掲載されないのは、私にとっては見込み違いでした。
そんなわけで、私は今回も Opera VPN を使ってアップデートを行いました。
アップデートの前後について、いつものように記録を残しておきます。
目次
OxygenOS 4.1.1 へのアップデート
私が OxygenOS 4.1.1 へのアップデートを行なったのは2017年3月29日のことでした。
Community での告知がされたのが3月28日でしたので、今回は OTA での配信を待ってみても良かったのですが、新しいもの好きの私にとってはいつ降って来るかわからないものを待てませんでした。
それで、早々と VPN 経由でのアップデートに踏み切りました。
システムアップデート確認
こちらが3月29日の9時21分に確認したシステムアップデート確認の状況です。
当然のごとく、 OTA による配信は来ていませんでした。
アップデート前
端末の状態
アップデート前の端末の状態です。
OxygenOS バージョン 4.1.0
Android バージョン 7.1.1
Android セキュリティパッチレベル 2017年3月1日
ビルド番号 ONEPLUS A3010_28_170313
ストレージ内訳
過去3時間の平均メモリ使用状況
VPN アプリを使用してのアップデート
前回と同じように Google Play から Opera Free VPN アプリをインストールしました。
今回も接続先はカナダを選択
VPN 接続した状態でシステムアップデートの確認
その後、システムアップデートの確認をすると2017年3月28日に再配信となったアップデートが降ってきました。
アップデート用ファイルの容量はわずか 46 MB 。
ダウンロードに要した時間は1分以内。
再起動がかかり、再びホーム画面が表示されるまでは約7分でした。
アップデート後
端末状態
アップデート後の端末状態
OxygenOS バージョン 4.1.1
Android バージョン 7.1.1
Android セキュリティパッチレベル 2017年3月1日
ビルド番号 ONEPLUS A3010_28_170324
ストレージ内訳
システム用領域?の容量
内蔵ストレージは使用済みが 83.26 GB 、 使用可能が 29.96 GB 。
合計 113.22 GB 。
私の端末は 128 GB モデルなので、差し引き 14.78 GB がシステム用領域として確保されているものと思われます。
この数値は、前回のアップデート時が 14.79 GB でしたので、ほぼ誤差の範囲だと思います。
平均メモリ使用状況
おわりに
前回の OxygenOS 4.1.0 へのアップデート用ファイルがサイトに公開されなかったのは、公開準備中にバグの存在が判明したためと受け取ることができます。
だとすれば、今回の OxygenOS 4.1.1 も同様に何かバグがあって、サイトへの公開が見送られているのでしょうか?
私が気づいていないだけかもしれませんが、私の環境では不具合を認識せずに使えています。
この端末を購入している方は自分で ROM を入れ替えたり、情報を収集して判断できる方だと思いますが、もし、アップデートが来ないと悩んでいる方の参考になれば幸いです。