今日で5月も終わりです。
今月はゴールデンウィークに出かけたせいか、メイン回線であるワイモバイルのデータ使用量がこれまでで最大になりました。
スピードテストをする前の時点で、残量約 40 MB 。
せっかくなので、ワイモバイルの月データ使用残量が無くなった時にどれくらいの速度になるかも合わせてスピードテストを行なってみました。
目次
0 SIM
ワイモバイルのデータ量を使い切るために、今日の11時頃にもスピードテストをしてみました。
これまで、お昼の時間帯しかスピードテストをしていなかったので、それ以外の時間帯のスピードをよく知らなかったのですが、思ったよりもスピードが出ていました。
上から3つがお昼12時半頃、その下3つが11時頃のスピードです。
驚いたのは、先月と比べて上りのスピードがかなり出ていることです。
0 SIM は低速であっても使用量に応じた料金がかかるので、上り専用に使うというわけにはいかないのですが、使い方を限れば 500 MB 未満無料の恩恵を受けることができます。
12時半ころ
下り 0.10 Mbps から最速 0.19 Mbps
上り 5.58 Mbps から最速 8.02 Mbps
PING 180 ms から最小 155 ms
fast.com での速度
55 Kbps
11時ころ
下り 0.39 Mbps から最速 0.48 Mbps
上り 9.31 Mbps から最速 10.26 Mbps
PING 230 ms から最小 179 ms
fast.com での速度
330 Kbps
計測に使用したデータ容量 73 MB
(端末のデータ使用量から算出。 fast.com 計測分も含む(以下同じ))
いつものようにスピードテスト中のグラフと IP アドレスがわかる画面。 fast.com での計測結果も合わせて貼っておきます。
LINE モバイル
こちらもデータ使用量が残っていたので、11時頃と12時半にスピードテストを行なっています。
先月は下りが 1 Mbps 台とかなり低速化していたのですが、しっかり回線の増強を行なったようですね。
12時半ころ
下り 6.23 Mbps から最速 9.73 Mbps
上り 6.18 Mbps から最速 7.26 Mbps
PING 98 ms から最小 93 ms
fast.com での速度
3.9 Mbps
11時ころ
下り 8.85 Mbps から最速 9.72 Mbps
上り 9.93 Mbps から最速 10.13 Mbps
PING 100 ms から最小 97 ms
fast.com での速度
6.8 Mbps
計測に使用したデータ容量 214 MB
( LINEモバイル マイページから算出)
ワイモバイル
ワイモバイルは私が今年の2月に契約してから初めての通信量 1 GB 超えを体験しました。
正確にいうと、スピードテスト時に他の2契約と合わせるために、月額基本容量の 1 GB をあえて超えて、 500 MB を追加購入してスピードテストに臨みました。
まずは、スピードテスト前の残りデータ容量の確認です。
0.04 GB 。単純に計算すると残り約 40 MB です。
先月のスピードテスト時にどれくらい通信量を使ったか確認したところ、スピードテストアプリでの計測3回と fast.com での計測1回で約 138.5 MB を使用していました。
今日の12時半からのスピードテストの最中に、通信容量を使い切ると他との比較ができなくなるため、あえて11時頃にスピードテストを何度か行いました。
本日のスピードテストの一覧結果をご覧ください。
12時半ころ
下り 6.70 Mbps から最速 9.56 Mbps
上り 6.26 Mbps から最速 8.27 Mbps
PING 64 ms から最小 62 ms
fast.com での速度
6.7 Mbps
11時ころ
下り 9.85 Mbps から最速 13.80 Mbps
上り 4.89 Mbps から最速 10.02 Mbps
PING 78 ms から最小 72 ms
fast.com での速度
7.7 Mbps
計測に使用したデータ容量 564 MB
(端末のデータ使用量から算出)
スピードテストアプリによる計測回数12回、 fast.com による計測回数8回のデータ量は凄まじいものがありますね。
ワイモバイルの通信速度低速化について
ワイモバイルは料金プランに応じたデータ量を超えると、月末まで「送受信時最大 128 Kbps 」にまでスピードが落ちます。
http://www.ymobile.jp/support/process/speed/
私は「スマホプラン S 」といって、基本量 1 GB のプランですが、2月にワイモバイルに MNP してからというもの一度もこの容量を超えたことがありませんでした。
ドコモ系 MVNO の多くが低速化時に「最大 200 Kbps 」を謳っているのに対して、キャリア回線であるワイモバイルの「 128 Kbps 」というのはどのようなものなのか、今回初めて体験したので簡単に紹介しておきます。
先程のスピードテスト結果一覧で見ていただくとわかりますが、通信残量 40 MB しかないところから、スピードテストを開始して、7回目11時22分から速度が極端に落ちます。
この時間帯が低速化した状態です。
ワイモバイルからは 11時16分に「低速にした」旨の SMS が届きました。
ワイモバイルのサイトでみても、確かに残りデータ量はゼロになっています。
この状態でのスピードテストの結果は興味深いです。
11時22分ころ(ワイモバイル低速化状態)
下り 0.02 Mbps から最速 0.05 Mbps
上り 16.95 Mbps から最速 17.32 Mbps
PING 76 ms から最小 69 ms
fast.com での速度
29 Kbps 、 19 Kbps 、 12 Kbps
下りの速度はお昼時の 0 SIM よりも数値は下です。
しかし、上りは低速化されていません。これだけの速度が出ているのであれば、ファイルのアップロード専用に使えるかもしれません。
※残念なお知らせ
今回は低速状態でも、上りの速度は規制されていませんでしたが、2017年8月31日から下りと同様に最大128 Kbps に制限されることになります。
http://www.ymobile.jp/info/2017/17053107.html
私はデータ容量が2倍になるキャンペーンが適用される状態でしたので、この低速化状態の端末からスマホ上で「通常速度へ戻す申込み」を行いました。
下り 10 Kbps から 30 Kbps 程度の通信速度しか出ていないので、サイトを開くのも時間がかかるのかと思っていましたが、11時25分にサイトを開いて、申込みを完了したのが11時26分。
およそ2分かからずにスムーズに申込みが完了しました。
そして申込みからおよそ5分後の11時31分に、再度ワイモバイルから「通常速度に戻した」旨の SMS が届き、11時32分には残りデータ量が 500 MB (サイト上の表記は「 0.49 GB (4,096,000パケット)」に復活しました。
この通常速度に戻す手続きは、 500 MB を上限何回まで自動追加するか設定することができます。
私はあえて、低速化時のスピードを体験してみたくて、この設定をしていませんでした。
もし、この記事を読んでワイモバイルを契約してみたいと思った方がいらっしゃれば、一度は試しに手動で追加するようにしてみるといいと思います。
通信容量のありがたみを知ることができると思います。
最後に
こんな感じで今月のスピードテストを終えます。
私が契約している格安 SIM ( MVNO )は 0 SIM と LINE モバイルというある意味、通信速度が両極端なものです。
2ちゃんねるで LINE モバイルのスレを読んでいると、 LINE モバイルに人を寄せ付けないためか、異様な楽天モバイル押しがありました。
MVNO は人が集中し、それに対し MVNO 側が通信帯域を増強しなければ速度は落ちます。
私の場合はワイモバイル一本でも間に合いそうなのですが、端末を複数台、 SIM を入れて持ち歩きたいのでこのように複数回線を契約しています。
それでも、ドコモや au 、ソフトバンクの回線を一本だけ契約するよりも安く維持できています。
次回はこれまた定例となった、5月分の通信量と維持費をまとめたいと思います。