私の持つ Galaxy S8+ は香港版です。
この前に使っていた OnePlus 3T のスペックがストレージ 128 GB 、 RAM 6 GB だったことから、同等以上のものが欲しくて香港版を購入しました。
Galaxy S8+ 香港版は 上記の OnePlus 3T のスペックにさらに写りの良いカメラが付いており、今のところ手持ち端末の中では一番お気に入りの端末です。
贅沢をいえば、 S8+ ではなく本体の横幅が 70 mm 以下で持ちやすい S8 のサイズで上記スペックを実現してほしかったです。
そんな Galaxy S8+ 香港版にも気がかりな事が一つありました。
それは国内キャリア版、そして他の国版向けには来ていた「画面下のナビゲーションバーを表示状態または非表示状態に選択できる」機能の追加アップデートと、2017年6月1日以降のセキュリティパッチです。
Xperia ですと香港版のアップデートは遅いと言われています。
ですから、 Galaxy S8+ も遅いのかなと思っていました。
そんな Galaxy S8+ 香港版にもようやく昨日 2017年7月24日 からアップデートが来ているという情報を得て、本日、アップデートを行いました。
これはその記録です。
目次
アップデート通知
アップデートファイルのサイズは 114.48 MB 。
これくらいのサイズですとセキュリティパッチの更新と不具合の修正があるかないかといった感じです。
アップデート内容
– Added new feature
・Icons “・” added to the left-hand side of the navigation bar. Navigation bar fix or hide It is configurable.
※ wechat /QQ /Alipay /Baidu /平安金管家 /一直播 app do not support hide features.
・FM Radio application is added.
– Other bug fixes
・An unscheduled rebooting error has been resolved.
– The latest Android security patch has been applied.
・Device security has been further enhanced.
これを Google 翻訳にかけた結果が下記のものになります。
– 新機能の追加
・ナビゲーションバーの左側にアイコン「・」が追加されました。 ナビゲーションバーの固定または非表示設定が可能です。
※wechat / QQ / Alipay / Baidu /平安金管家/一直播アプリは非表示機能をサポートしていません。
FMラジオアプリケーションが追加されました。
– その他のバグ修正
・予定外の再起動エラーが解決されました。
– 最新のAndroidセキュリティパッチが適用されています。
・デバイスのセキュリティがさらに強化されました。
この内容と同じものは下記のサイトからも確認できます。
http://doc.samsungmobile.com/sm-g9550/tgy/doc.html
セキュリティパッチのみの更新かと思いましたら、ナビゲーションバーの表示、非表示に加え、なんと「 FM ラジオ」アプリまで追加されるという内容のものです。
こういう機能の追加を伴うアップデートは嬉しいものです。
アップデート前
ソフトウェア情報
Android バージョン 7.0
Android セキュリティパッチレベル 2017年5月1日
ビルド番号 NRD90M.G9550ZHU1AQEE
アップデートファイルのサイズは 114.48 MB 。
我が家の通信環境ではこのファイルをダウンロードするのに約 4 分かかりました。
アップデート後
ソフトウェア情報
Android バージョン 7.0
Android セキュリティパッチレベル 2017年6月1日
ビルド番号 NRD90M.G9550ZHU1AQF7
アップデートに伴う変更点
ナビゲーションバーの表示、非表示機能
以下のスクリーンショットがわかりやすいと思います。
既に国内キャリア版では 2017年6月13日 のアップデートで対応済みと同じものです。
https://www.au.com/information/notice_mobile/update/update-20170613-01/
セキュリティパッチレベル
2017年6月1日
既に7月も終わりかけなので、7月1日分が来て欲しいところでしたが、これくらいの遅れは仕方がないところでしょうか
FM ラジオアプリ
これが私がビックリした機能です。
FM ラジオ機能なんて、後から追加できるものなんですね。
この機能は国内キャリア版にはありません。
こちらがラジオアプリを起動した画面です。
アンテナ替わりのイヤホンを接続をしなければなりませんが、出力を本体スピーカーからに変更することもできます。
その他の機能としては、スリープタイマーを「15分」、「30分」、「1時間」、「2時間」から選択することも可能です。
他には、流れているラジオを録音する機能もあります。
録音したファイルは「 .m4a 」という拡張子で保存されます。
残念な点
このラジオアプリ。
対応周波数が 87.5 MHz から 108.0 MHz まで。
Xperia Z5 Compact ( E5823 ) にも FM ラジオアプリが付いていますが、そちらの対応周波数は 76.0 MHz から 108 MHz まで。
この違いがどういう結果をもたらすのかというと、聞けるラジオが限られるということです。
たとえば NHK FM 。
こちらの放送周波数は以下のようになっています。
http://www.nhk.or.jp/radio/info/frequency.html?ch=fm
地域によっては 87.5 MHz 以上の周波数で放送しているところもありますが、その多くは 87.5 MHz 以下です。
よって、今回の香港版 Galaxy S8+ に追加された FM ラジオ機能が使えるところは限られてきます。
逆に聞けたのが、「ワイド FM 」とも呼ばれる FM 補完放送。
AM ラジオを FM の高音質で聞けるものです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/FM%E8%A3%9C%E5%AE%8C%E4%B8%AD%E7%B6%99%E5%B1%80
まぁ、今は FM や AM をパケットを使った通信で聞くことができますので、どうしても聞きたいラジオはそういったアプリを使えば本体にラジオ用のチューナーが無くても可能です。
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.radiko.Player&hl=ja
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.nhk.netradio&hl=ja
ただ、非常時に通信量を気にせず聞けるのはアリかなと思います。
それにしては、周波数帯が残念ですけどね。
Android 7.0 以降の端末の Android バージョンとセキュリティパッチレベル、最終アップデート確認日
Androidバージョン | セキュリティパッチレベル | 最終アップデート確認日 | |
Nexus 5X | 7.1.2 | 2017年7月5日 | 2017年7月6日 |
Xperia XZ | 7.1.1 | 2017年7月1日 | 2017年7月25日 |
Xperia Z5 Compact | 7.1.1 | 2017年6月1日 | 2017年7月19日 |
Galaxy S8+ | 7.0 | 2017年6月1日 | 2017年7月25日 |
Moto G4 Plus | 7.0 | 2017年6月1日 | 2017年7月22日 |
ZenFone 3 | 7.0 | 2017年6月1日 | 2017年7月14日 |
HUAWEI P9 | 7.0 | 2017年5月5日 | 2017年7月6日 |
OnePlus 3T | 7.1.1 | 2017年5月1日 | 2017年6月25日 |
Galaxy S7 | 7.0 | 2017年5月1日 | 2017年6月23日 |
HUAWEI Mate 9 | 7.0 | 2017年2月1日 | 2017年3月29日 |