OnePlus 3T の前回のアップデートは 2018年1月12日 。
あれからまもなく5か月が経過しようとしています。
その間、私の OnePlus 3T は SIM を入れられることも無く片付けられたままとなっていました。
そして、今日。
OnePlus のファームウェアダウンロードサイトに、久しぶりのアップデート情報が掲載されていました。
目次
アップデート通知
今回のアップデート用ファイルのサイズは 594 MB です。
OnePlus のダウンロードサイトに掲載された日にちを見ると今回のアップデートファイルは 2018年5月31日 から掲載されていたようです。
https://downloads.oneplus.com/
しかし、 OnePlus のフォーラムにアップデート情報が掲載されたのは 2018年5月24日 。
OTA による配信はこの日から始まったと考えて良さそうです。
https://forums.oneplus.com/threads/oxygenos-5-0-3-for-the-oneplus-3-3t.838893/
アップデート内容
System
・Updated Android security patch to 2018.5
・Supported FaceUnlockLauncher
・Refined Shelf UI design
・New design for App shortcuts
・Supported more options when long pressing an iconGallery
・Places: a map view of photos by location
・Supported sharing photos to Shot-On-OnePlus
・Added “Recently Deleted” collectionFile Manager
・Added “Large files” categoryWeather
・Added new widget for Launcher
・Improved the positioning accuracy
・Adjust refresh interval for weather information update
これらを Google 翻訳にかけてみますと以下のようになります。
システム
・Androidセキュリティパッチを2018.5に更新
・サポートされているFaceUnlockランチャー
・洗練されたシェルフUIデザイン
・Appショートカットの新しいデザイン
・長いアイコンを押したときに、より多くのオプションをサポートギャラリー
・場所:場所による写真の地図表示
・Shot-On-OnePlusへの写真共有のサポート
・「最近削除した」コレクションを追加しましたファイルマネージャー
・ “大きなファイル”カテゴリを追加天気
・Launcherの新しいウィジェットを追加
・位置決め精度の向上
・気象情報更新の更新間隔を調整する
見どころとしては Face アンロック(顔認証)が使えるようになったことでしょうか。
OnePlus のアップデートではこういった機能の追加が含まれるのが嬉しいところです。
アップデート前
端末の状態
OxygenOS バージョン 5.0.1
Android バージョン 8.0.0
Android セキュリティパッチレベル 2017年12月1日
ビルド番号 ONEPLUS A3010_28_171227
アップデートファイルのダウンロードに要した時間
アップデート用ファイル 594 MB のダウンロードに我が家の通信環境では約6分かかりました。
アップデート後
端末の状態
OxygenOS バージョン 5.0.3
Android バージョン 8.0.0
Android セキュリティパッチレベル 2018年5月1日
ビルド番号 ONEPLUS A3010_28_180517
OnePlus 3T と Galaxy Note8 の顔認証比較
OnePlus 3T の顔認証はロック解除がしやすい
私は今まで Galaxy Note8 では虹彩認証とパスコードを使ってきました。
といっても、虹彩認証は目線を結構厳密に合わせなくてはいけなくて、そんなことをやってる暇があったらパスコードを打った方が早いというのが現状です。
ところが今回、 OnePlus 3T に搭載された顔認証はかなりロック解除がしやすいです。
明るいところでの比較で Galaxy Note8 が電源ボタンでスリープ解除してから1秒だとすると、 OnePlus 3T では0.5秒くらいで認証が解除されます。
これは Galaxy Note8 の顔認証設定にある「認証速度を向上」をオンにしても、 OnePlus 3T の方が早いです。
OnePlus 3T は暗闇でもロック解除しやすい
Galaxy Note8 は暗闇の中では「顔が検出されませんでした。」となって顔認証ができません。
Galaxy Note8は暗闇での顔認証は不可能
一方の OnePlus 3T は顔認証設定の中に「顔認証の補助照明」という設定項目があります。
これをオンにして暗闇で電源ボタンを押すと、画面全体が白色に光ります。
単純な仕組みですがこの光のおかげで顔が照らされ、顔認証が解除できるようになっています。
このアイデアは Galaxy Note8 でも取り入れたらいいと思います。
Galaxy S9 からは顔認証と虹彩認証を組み合わせて、どちらか一方の認証情報が不足したときにはもう一方で認証を補う仕組みになっています。
http://www.galaxymobile.jp/galaxy-s9/performance/#intelligent-scan
それに対し OnePlus 3T の画面を明るく光らせて物理的に顔を照らし出すというのは、原始的ですが効果は高いです。
もちろん、虹彩認証や指紋認証より顔認証の方がセキュリティは甘いと思いますし、顔を向けるよりも指を当てた方が何かしながらでも解除ができます。
それでも、顔認証を手軽に使いたいという人にとっては、画面を明るく光らせて顔を照らすというのは有効な手だと思います。
Android 7.0 以降の端末の Android バージョンとセキュリティパッチレベル、最終アップデート確認日
私が見ている5ちゃんねるのスレでは OnePlus 5 、 OnePlus 5T が発売されてからというもの OnePlus 3 や OnePlus 3T に関する話題があまり上がらなくなりました。
OnePlus の製品は性能に対し、価格が比較的安めです。
そのため、5ちゃんねるのスレでは常に最新の製品が話題の中心になり、旧製品は見向きもされなくなります。
最近 OnePlus 6 が発売されました。
OnePlus 6 を持つ人が増えれば OnePlus 5T の話題も少なくなることでしょう。
しかし、その OnePlus 6 も半年後に新製品が発売されれば同じことです。
その点、 Galaxy は S シリーズと Note シリーズで半年ずらして製品を発表し、それぞれのシリーズでは年間1モデルというサイクルになっています。
また、 iPhone も年間に発表しているのは1モデルですね。
半年で型落ちになる製品を安く買うか、1年を通して同じモデルを買うか皆さんならどちらを選びますか?
Androidバージョン | セキュリティパッチレベル | 最終アップデート確認日 | |
---|---|---|---|
Pixel2 | 8.1.0 | 2018年5月5日 | 2018年5月11日 |
Nexus 5X | 8.1.0 | 2018年5月5日 | 2018年5月11日 |
OnePlus 3T | 8.0.0 | 2018年5月1日 | 2018年6月3日 |
Xperia XZ | 8.0.0 | 2018年5月1日 | 2018年5月31日 |
Galaxy S8+ | 8.0.0 | 2018年5月1日 | 2018年5月31日 |
HUAWEI P9 | 7.0 | 2018年5月1日 | 2018年5月28日 |
HUAWEI Mate9 | 8.0.0 | 2018年4月1日 | 2018年5月18日 |
HUAWEI Mate10 Pro | 8.0.0 | 2018年4月1日 | 2018年5月12日 |
Moto G4 Plus | 7.0 | 2018年4月1日 | 2018年5月12日 |
ZenFone3 | 8.0.0 | 2018年4月1日 | 2018年5月4日 |
Galaxy S7 | 7.0 | 2018年1月1日 | 2018年2月2日 |
Xperia Z5 Compact | 7.1.1 | 2017年9月1日 | 2017年10月18日 |
上記の表で「セキュリティパッチレベル」が赤文字のものは BlueBorne 対策済み
KRACK 対策はセキュリティパッチレベルが「2017年11月6日以降」であることが必要
Spectre 、 Meltdown 対策はセキュリティパッチレベルが「2018年1月5日」以降であることが必要