2024年12月20日（金曜日）。
我が家の固定回線をドコモhome 5G HR01からマネーフォワード光へ変更しました。
この記事ではその経緯や通信速度の変化について書き記します。
目次
これまでの固定回線経歴
VDSL（ADSL？）時代
私の家はマンションで引っ越してきた当時はVDSL（ADSL？）回線でした。
マンション内の電話回線を使った通信で100Mbpsの回線を同じマンション内の住人同士でシェアするような形です。
当時の記録は残していないのですが、確か8Mbpsくらいの契約だったと思います。
理論値、ベストエフォート8Mbpsですから実測は数Mbpsしか出ていなかったと思います。
ドコモhome 5G HR01時代
VDSL時代にはPUBG MOBILEといったスマホを使ったFPSゲームを行なっていました。
当時はPUBG内のPingの値が30msから80ms（JPサーバーやアジアサーバー）くらいだったように思います。
このPingの値でもゲームは楽しめたのですが、ゲームアプリのアップデート時は数GBに及ぶファイルのダウンロードになりますので、数時間かかりました。
このファイルのダウンロードに時間がかかりすぎるのに嫌気がさし、もっと通信速度が速いものがないかと探した結果が、ドコモhome 5G HR01でした。
home 5Gに変更したところ、ダウンロード速度が速い時で100Mbps以上、アップロード速度は20から30Mbpsくらい出るようになりました。
これでアプリのダウンロードが早くできるようになったと喜んだのも束の間。PUBG内のPingの値が100msを超えるようになっていました。
FPSというタイプのゲームは通信速度よりもPingの値の方が重要です。
VDSL時代には感じなかったゲーム内でのラグが気になり、PUBGを快適に遊ぶことができなくなりました。
マネーフォワード光へ
なぜマネーフォワード光なのか
私は以前は買い切りタイプの家計簿アプリを使っていました。
しかし、株の取引を行うようになるとその家計簿アプリでは現在の損益状況の把握ができなくなりました。
そこでマネーフォワードMEという家計管理サービスを使うようになりました。
このサービスは月額500円くらいのサブスクリプションタイプですが、銀行、クレジットカード、証券口座等のアカウントを紐付けすることによって自動で収入や支出が管理できるようになります。
今回、ドコモhome 5Gの月額割引が無くなり、固定回線の料金が1,000円ほど高くなるのをきっかけにマネーフォワード光への移行を行いました。
マネーフォワード光の料金
マネーフォワード光の月額料金はマンションタイプで3,850円、戸建てタイプで4,950円です。
https://fixedcost.moneyforward.com/internet/
この価格に家計管理マネーフォワードMEの月額料金500円が無料になるので、実質的にはもう少し安くなります。
マネーフォワード光への移行にかかった日数
申し込み
2024年11月17日（日曜日）
Webからの申し込みです。
回線工事日（当初の予定）
2024年12月3日（火曜日）
申し込み日の翌日あたりにチャットで工事予定日の打ち合わせを行い、最短の日付を指定しました。
ところが前日になって、マンション内の設備工事を行わないと私の家の工事ができないと連絡があり、延期となりました。
回線工事日（実施日）
2024年12月20日（金曜日）
工事業者が来て光ケーブルを設置していきました。
私は以前、VDSLを使っていたことから、今回の光工事もマンション共用部までは光でも宅内は電話回線を使ったVDSL方式だと思っていました。
それで工事業者も電話回線とモデムを設置していくだけだと思っていました。
ところが、電話のモジュラージャック付近を剥がして、何やらケーブルを通し始めました。
結局、私がモデムやルーターを設置したかった場所に光ケーブルを引き込むために、ほぼ全ての部屋の電話コンセント付近を剥がし共用部から少しずつ光ケーブルを引き込みました。
時間にして2時間くらいかかって工事が完了しました。
家計管理アプリ「マネーフォワードME」の無料化が実施されるまで
私はこれまでAppleのサブスクリプションでマネーフォワードMEに課金していました。
マネーフォワード光を導入するまでは年額課金。マネーフォワード光の工事日が決まってからは月額課金。
マネーフォワード光契約者は無料でマネーフォワードMEが使えるようになるのですが、使えるようになるのは「現在お支払い方法の自動更新停止後」3〜5営業日かかるとされています。
https://fixedcost.moneyforward.com/internet/faqs#49
https://fixedcost.moneyforward.com/internet/premium-explanation
この時期が悪かったです。
私は12月20日（金曜日）が月額サービスの満了日でした。
それで12月27日（金曜日）までにはマネーフォワードMEを使えるようになると思っていましたが、マネーフォワードMEのサポートが12月27日から1月5日まで年末年始休業。
実際にマネーフォワードMEが使えるようになったのは1月7日（火曜日）からでした。
年末年始、出費や資産の管理、集計などを行いたかったのですが、無料会員ですと4項目（例えば銀行口座1つ、クレジットカード1枚、証券口座2つ）しか連携ができないのです。
家計や資産管理をマネーフォワードMEに任せているとそれが使えないのはとても不便ですし、クレジットカードの不正利用にも気づきにくくなりますのでとても不便な日々を過ごすことになりました。
マネーフォワード光とドコモhome 5G HR01とのスピード比較
速度比較実施日-2024年12月20日（金曜日）20時過ぎ
マネーフォワード光
ダウンロード 452 Mbps
アップロード 275 Mbps
ドコモhome 5G HR01
ダウンロード 87.8 Mbps
アップロード 15.0 Mbps
ダウンロード速度は約4倍、アップロードは10倍以上になっています。
Pingの値も光は2桁ですがドコモは3桁です。
私は以前Googleフォトで管理していた数100GBの画像ファイルを数か月かけてiCloudにアップロードしなおしたのですが、その時この光サービスを利用していたら10分の1の日数で終わったと思います。
終わりに
マンションに住んでいる方でこれから新規に光回線を申し込みしようとしている方、マンションの設備によっては電話回線を使ったVDSL方式でしか使えないかもしれませんが、NTTはVDSL方式を終了しようとしています。
https://www.ntt-east.co.jp/info/detail/240924_01.html
もしかすると光ケーブルを引き込めるかもしれませんので、回線速度やPing値に不満のある方は検討してみてはいかがでしょうか？