最近は先日購入したMoto G4 Plusをメイン端末とするべく、毎日のように持ち歩き使っています。
私が今までメイン端末として使っていたGalaxy S7 edgeは前の日に使ってそのまま就寝。
次の日の朝起きて、それから充電を開始しても1時間ちょっとあれば満タンになっていました。
しかし、このMoto G4 Plusに関しては、Galaxy S7 edgeと同じ充電器を使った場合、Galaxy S7 edgeよりも満タンになるのが遅く感じます。
私が使用している充電器はドコモの純正充電器ACアダプタ04というものです。
今はドコモのオンラインショップをみても同じ型番の充電器は販売されておらず、ACアダプタ04の上位互換版ACアダプタ05が発売されております。
ACアダプタ04のスペックは出力がDC5.0V、1.8A
ACアダプタ05のスペックは出力が3段階あり、
DC5.0V、1.8A
DC9.0V、1.8A
DC12.0V、1.35A
となっております。
これをW(ワット数)に計算してみますと
5.0V * 1.8A =9W
9.0V * 1.8A =16.2W
12.0V * 1.35A =16.2W
となります。
つまり、接続する端末が9.0Vや12.0Vの入力に対応しているものは16.2W/9W=1.8倍の速度で充電が完了すると考えて良さそうです。
ちなみにMoto G4 Plusに付属している充電器は
5V、1.6A
9V、1.6A
12V、1.2A
の表記がありました。
こちらもW(ワット数)に計算しますと
5V * 1.6A =8W
9V * 1.6A =14.4W
12V * 1.2A =14.4W
となります。
つまり、Moto G4 Plusの本体側に流せる電流がドコモの充電器1.8Aに比べてmotororaの充電器は1.6Aですから、もともと小さいようですね。
そこがGalaxy S7 edgeとの充電速度の違いになっている感じがします。
なお、Moto G4 Plusのバッテリー容量は3000mAh、Galaxy S7 edgeの方は3600mAhですから、バッテリー容量から考えると同じ充電器で充電するなら、Galaxy S7 edgeの方が時間がかかってもおかしくない筈なのです。
ではさっそく充電時のBattery Mixのグラフを見ていきましょう。
グラフだけではわかりにくいと思いますが、5:32現在バッテリ残量76%から充電を開始し、満充電とされたのが6:32でした。
つまり、バッテリーを24%充電するのにかかった時間が1時間です。
比較のためにGalaxy S7 edgeの方も見てみましょう。
こちらも詳細をみてみます。
5:32現在バッテリー残量64%から充電を開始し、満充電とされたのは6:31でした。
つまり、バッテリーを36%充電するのにかかった時間は59分間ということになります。
正確な比較ではありませんが、ドコモの充電器ACアダプタ04はMoto G4 Plusのバッテリー容量3000mAhの24%=720mAhを1時間で充電し、Galaxy S7 edgeのバッテリー容量3600mAhの36%=1296mAhを59分間で充電したことになります。
1時間と59分。わずかな差ですが、どちらも1時間あたりに直すと
Moto G4 Plusは720mAh/h
Galaxy S7 edgeは1318mAh/h
となります。
充電効率でいうと、Moto G4 PlusよりもGalaxy S7 edgeの方がよりいいということがわかると思います。
以上のことから、Moto G4 Plusは朝起きてバッテリー残量が50%であれば約2時間。
Galaxy S7 edgeの場合は同じくバッテリー残量50%であれば約1時間21分程度あれば、満タンで家から持ち出せることがわかります。
普段の生活では仕事や学校から帰ったら充電器に接続。
寝るまでに2時間あればバッテリーが空っぽになっていてもバッテリーは50%は充電されていると思います。
睡眠中に充電器に接続したままで寝れば当然朝にはバッテリーは満タン状態になっていますし、朝起きて充電をし忘れていたことに気が付いてからでも、家を出るまでに2時間あれば50%以上の状態にして家を出ることができるかと思います。
なお、販売代理店であるシネックスインフォテック株式会社のニュースリリースによりますと、
指紋認証搭載のSIMフリースマートフォン、モトローラ「Moto G4 Plus」の取り扱いを開始
http://www.synnexinfotec.co.jp/news/2016/160713_01.html
TurboPower 充電
約15分の充電時間で最長6時間の駆動を実現
とあります。
駆動というのが、単なる待ち受けなのかなんなのかわかりませんが、通話も通信もそれほど使わないという人にとっては、キャリアの割安な通話契約とMVNOの通信契約の2枚のSIMを入れられる便利なスマホだと思います。