今日は私が持っている端末で、唯一まだAndroid 6.0 Marshmallowにアップデートをしていなかった、ZenFone Max(ZC550KL)モデル番号ASUS_Z010DBをアップデートしました。
私がこの端末を購入したのは、今年の3月頃だったと思います。
当時から一度もアップデートはしていませんでした。
ZenFoneシリーズはこの端末のほかにZenFone 2、ZenFone 2 Laser、ZenFone Selfieを持っていますが、Marshmallowが来たのはZenFone 2 Laserに続いて2番目ですね。
スペック的にはZenFone 2やZenFone Selfieの方が上なんですが、どういう順番でMarshmallow化を進めているのでしょう。
売れた順ですかね。
Androidはアプリの権限がアプリの作者に委ねられていて、使用者が決められるのはアプリをインストールするかしないかの2択しかなかったので、Android 6.0 からのアプリの権限を使用者側で許可できるのはすごくありがたい機能だと思っています。
ですから、いくら性能が良くても、Android 6.0 に対応していない端末を使うのは正直言ってあまり気持ちのいいものではありません。
このZenFone Maxの性能は先日同じようにアップデートしたZenFone 2 Laserとほとんど変わりがありません。
ZenFone 2 Laserのスペック
http://www.asus-event.com/pdf/asusjp_spec_mb_ZE500KL.pdf
ZenFone Maxのスペック
http://www.asus-event.com/pdf/asusjp-spec-phone-ZC550KL.pdf
CPUは同じSnapdragon 410 1.2GHz、RAM2GB、ストレージ16GB。
ディスプレイサイズはZenFone 2 Laserが5インチでZenFone Maxは5.5インチですが、解像度は1,280×720ドットのHDです。
ここまで一緒ですと、なぜにZenFone Maxを買ったのかと思うでしょうが、ZenFone Maxはそのバッテリー容量がすごいんです。
ZenFone 2 Laserが2,400mAhなのに対し、ZenFone Maxはなんと5,000mAhもあります。
そのかわり充電時間もZenFone 2 Laserが約2.8時間なのに対し、ZenFone Maxは約4.8時間もかかります。
バッテリーの容量が大きいのはいいのですが、充電時間も倍近くかかるんですね。
それでも、当時はバッテリーのもちが一番いい端末として購入しました。
おそらく、このバッテリーの容量は今、国内で正規に販売されている技適マークのある端末としてはこれ以上のものはないと思います。
ただ、バッテリー容量が多い分、スマホ本体の重さも重いです。
これまたZenFone 2 Laserとの比較ですとZenFone 2 Laserが約145gに対し、ZenFone Maxは約202gもあります。
これにさらに手帳型のケースを付けるともっと重くなります。
私がこの端末を使わなくなった理由はカメラの画像でした。
撮影するときには明るくプレビューされた画像を見ながら撮るのですが、あとから見返してみるとどうも画像が暗いんです。
それでメイン端末からは外れてしまいました。
では、アップデートの前後の変化を記録しておきましょう。
まず、アップデート前はこちら。
Androidバージョン5.0.2
Androidセキュリティパッチレベル2016年2月1日
ビルド番号JP_12.8.10.65_20160225
システム予約領域5.62GB
空き容量4.09GB
最初のアップデート後は
Androidバージョン5.0.2
Androidセキュリティパッチレベル2016年3月18日
ビルド番号JP_12.8.10.84_20160427
システム予約領域5.62GB
空き容量4.25GB
最新のAndroid 6.0.1へのアップデート後はこちらです。
Androidバージョン6.0.1
Androidセキュリティパッチレベル2016年6月1日
ビルド番号JP_13.8.26.43_20160803
システム予約領域5.52GB
空き容量5.07GB
こんな感じです。システム予約領域は最終的に0.1GB減っています。
空き容量は0.98GB増えたんですね。
まぁ、その後にプリインストールアプリと自分で入れたあったアプリのアップデートをかけたら空き容量は3.04GBしかなくなってしまいました。
人によるんでしょうが、私の使い方だとやはりストレージが16GBの端末というのはどうも手狭に感じます。
RAMの空き容量はXperia Z5 Compactよりは多いものの一度RAMが3GBある端末を使ってしまうと、RAM2GBというのも不安ですね。
発売開始日の2016年3月18日からもうすぐ半年が経つわけですが、私にとってこの端末はとにかくバッテリーを長くもたせたいという時以外には、いまのところ使い道がない感じです。
それでも、arrows M03(2016年7月28日発売開始)と同じチップセット、RAM、ストレージ構成ですので、用途次第ではまだまだ使える端末でしょう。
arrows M03 スペック – スマートフォン – FMWORLD.NET(個人) : 富士通
http://www.fmworld.net/product/phone/m03/spec.html
とりあえず、この端末。
バッテリーのもちがいいので、バッテリー残量が50%程度に落ちるまではしばらく手元に出して使っていきたいと思います。