HUAWEI P9には標準のカメラアプリの設定に「フィルムモード」というものがあります。
今日はこのモードによる色合いの違いをGalaxy S7で撮影したものを基準に比較してみたいと思います。
画像はクリックすると1024 x 768 pixのサイズで表示されるようにしてあります。
画像のリサイズにはViXというフリーアプリを使っており、「3次補間」という方法と「シャープネス」がかかっていますのでその点はご了承ください。
http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se083112.html
2018年3月22日追記
「 ViX には、 DLL 読み込みに関する脆弱性が存在する」為に公開が中止になりました。
まずはこれまでメイン端末として使っていたGalaxy S7での画像です。
Galaxy S7はHDRオフ、自動モードでの撮影です。
次からはHUAWEI P9での画像です。
こちらもHDR機能は使っておらず「写真」モードで「フィルムモード」だけ変えて撮っています。
最初がフィルムモード「標準」です。
今まで、Galaxy S7の青空の方が青いと思っていたのですが、今回の写真ではHUAWEI P9の「標準」モードでも空が青く写っていました。
次はフィルムモード「鮮明な色」です。
青が一層濃くなり、木々の葉も赤が濃くなっています。
でも、青々過ぎてなんかちょっと違和感があるような気もします。
最後はフィルムモード「ソフトな色」です。
青の濃さは「鮮明な色」よりは落ちますね。でも、「標準」よりは濃いです。
あと、雲の白さが「鮮明な色」よりも若干クリーム色っぽく感じます。
次はカメラを「写真」から「モノクロ」に変更して撮ってみました。
正直なところ、この被写体をモノクロで撮る意味はあまりないですね。
こちらはGalaxy S7で撮影したものを、ViXの「色調変換」>「モノトーン」でモノクロ化したものです。
色の違いはパッと見てもわかりますが、モノクロの写真となると、しかもパソコンでリサイズ、シャープネス加工をしているせいもあり違いがわかりにくいですね。
一応、等倍でパソコン表示したものをトリミングして表示させてみます。
こちらが、HUAWEI P9のモノクロで撮影したもの。
こちらがGalaxy S7で撮影したものをパソコンでモノクロ処理したものです。
よくみれば、HUAWEI P9で初めからモノクロで撮ったものの方が、葉や枝の部分がスッキリしています。
まぁ、スマホで撮った写真をパソコンで等倍表示するというのは、普段はしないことですけどね。
最近はiPhone 7 Plusをはじめとしてデュアルレンズ付きスマホが増えてきていますが、モノクロ専用のレンズを持つのはこのHUAWEI P9と同じHuaweiのhonor 8のみなので、このモノクロ専用レンズを生かした写真が撮れたらなと思っています。