私の身の回りだけかもしれませんが、Twitterやごく一部のYouTuberの間では FUJI Wifi の件で盛り上がっていますね。
そんな中、私はゲオで OCN モバイル ONE のSMS付きデータ用SIM を1円で買ってきました。
この1円でSIMが売っているというニュースはネットで見ていたんですが、どのような状態で売っているのかまでは調べきれていませんでした。
http://geo-mobile.jp/used/flow/
というのも、MVNOのSIMを契約する場合、店頭でSIMが入っているパッケージを売っているものもあれば、パッケージの中にはエントリーコードしか入っておらず、ネットで契約をする際に、そのエントリーコードを入力することによって初期費用の3,000円を安く済まし、SIMは後から送られてくるというパターンが有るのです。
私がこれまで購入したものとしては、OCN モバイル ONE と YAMADA SIM PLUS がSIM入りパッケージ販売のパターン。
mineoがエントリーコードのパターンでした。
今回のゲオで売っている1円のSIMも、その価格の安さから「エントリーコードしか入っていないものかも」という不安はあったのですが、どうせ1円だし、近くまで来たのでということで購入してみたのでした。
私が行ったゲオでは音声付き用プランのSIMは売り切れていました。
これは現在OCN モバイル ONEが音声プランについては、2か月間、基本料から700円引きのキャンペーンをやっているからだろうと思います。
700円引きというと、データ通信専用SIMと同じ月額料金で音声通話もできるのですから、お得といえばお得ですよね。
また、データ通信専用SIMの契約の場合も1年間通信容量の増量というメリットを受けられます。
詳しくは下記のサイトから詳細を確認してみてください。
http://service.ocn.ne.jp/mobile/one/cp/1612/
ちなみに私が心配していた、ゲオで売られている OCN モバイル ONE のSIMは私が去年の5月頃に購入したものと同じく、パッケージにSIMが入っていて、あとはネットから申込みをすればその時点から使えるものになっていました。
ただし、音声通話用のパッケージは本人確認書類の送付などが必要なことから、これは他社と同じくSIMは入っておらず、1円で買ってきても、手数料は1円で済みますが、SIMは後日送付となりますのでご注意ください。
私が購入したデータ用SMS付きのパッケージは、販売期限が「2017年3月31日」までとなっており、申込みの有効期限は「販売期限の3ヵ月後」となっていました。
つまり、今日買ってきた1円のSIMは2017年6月31日までに契約すれば、そのSIMを利用できるということですね。
YAMADA SIM PLUSの時にはヤマダのオンラインショップで購入しSIMパッケージが届いたのは2016年11月17日でした。
http://www.yamada-denkiweb.com/
しかし、その有効期限は2017年11月30日までとなっていましたからね。
YAMADA SIM PLUSが長期に在庫を抱えていたのか、それともOCN モバイル ONEが余裕をみた販売方法をとっているのかはわかりません。
ただし、YAMADA SIM PLUSがMVNO専用の無地のSIMカード台紙だったのに対し、今日買ってきた OCN モバイル ONE は以前からあった、ピンクのドコモと同じSIMカードとなっていました。
MVNO専用の無地のカードはWikipediaを見ると2015年12月からとなっています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%82%B3%E3%83%A2UIM%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89
ということは、このゲオで売られていたSIMもだいぶ前に仕入れたもののような気もしました。
さて、今回買ってきた私の OCN モバイル ONE のSIMカードですが、今のところは契約する予定はありません。
でも、DSDS端末をFOMA契約のSIMで使う時には、解約済みでもかまわないので、必ずもう一枚SIMを入れておく必要があります。
このあたりについては、先日、記事にしましたので、よろしければご参照願います。
https://yuzakasota.com/20161121-motog4plus-zenfone3-how-to-foma-sim
もし、手元にそういったSIMが無い場合には、Amazonでも「ダミーSIM」という名前で検索していただくと、100円台から売っています。
ですが、今回ゲオで1円でSIMが売っていますので、契約する気がなくても買ってみてはいかがでしょうか?
必要であれば、初期費用1円でOCN モバイル ONEに加入することもできます。
今回私が買ってきたものは、通信専用nano SIM(SMS付き)です。
音声用はSIMがパッケージには入っていませんので、後日必ず音声契約をするという人以外は論外です。
SMS付きでないSIMもありますが、実際、スマホに入れて使うことになった場合には、セルスタンバイ問題でバッテリーの異常消費やアンテナピクトが表示されない端末もありますので、購入するならSMS付きのをお薦めします。
また、サイズに関してですが、今後はnano SIMサイズのスマホがメインになっていくと思いますので、小は大を兼ねる(小さいサイズのSIMを大きなサイズ用のSIMスロットに入れて使う場合には、サイズを変換するアダプターを使います)という意味でもnanoサイズを買っておくのがいいと思います。
私が今日買ってきて契約していないOCN モバイル ONEのSIMは、Moto G4 PlusにFOMA音声契約のSIMと一緒に入れましたら、FOMA SIMが通話用として利用できました。
これがFOMA SIM一枚ではDSDS端末といえども、音声通話もできませんので必須です。
ゲオのお店は下記のリンクから探してみてください。
http://geo-online.co.jp/store/
全てのお店でこのセールがやっているわけではないということですし、既に売り切れているところもあるかもしれません。
ですが、今後、MVNOに移ろうか考えている方、今いるMVNOからOCN モバイル ONEに変更しようと思っている方は、初期費用が3,000円ではなく1円で済むということは、それだけで2か月分くらいの月額料金を浮かせられるということですから、考えてみてください。
ちなみに、OCN モバイル ONE以外のMVNOを検討している方は、Amazonでパッケージを買うのではなく、ヨドバシ・ドット・コムで探してみるといいと思います。
というのも、Amazonは2,000円以上買わないと送料が無料になりません。(Amazonプライム会員を除く)
https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=642982
SIMのパッケージは、たいてい初期費用3,000円よりも安く、1,000円程度で売っていることが多いので、それを単品で買うと送料がかかることが殆どだと思います。
ヨドバシの方は送料無料なので、私は送料がかかりそうな値段の買い物をする時にはヨドバシを優先的に使っています。
Amazonは「Amazon.co.jp が販売」しているものならある程度安心しているのですが、それ以外の業者が「並行輸入品」と称して販売しているものは、気をつけて購入したほうがいいと思います。
特にmicroSDカードに関しては粗悪品もありますので、私がmicroSDを購入する際は【Amazon.co.jp限定】で「Amazon.co.jp が販売」しているものを購入しています。
FUJI Wifiを申込みできなかった方、申込みを見合わせた方、初めから論外と感じていた方にとっては、今後もよりよいMVNO探しを転々とすると思います。
安くて、サービスが良いなんていうものは、MVNOの場合、長くは続きません。
必ず、噂を聞きつけて、そこに人が集中し、回線の増強が間に合わず、破綻します。
ですから、MVNOを検討している方は、できるだけフットワークを軽くしておいて、キャンペーンを渡り歩くことなどが必要になってくると思います。
そのためには、音声はできればキャリアで残しておき、縛りの無いデータ回線をMVNOの中からその時々に応じて選んでいったほうがいいと思います。
ただ、乗り換えには3,000円程度の契約手数料がかかることが殆どです。
先程もいったように、SIMパッケージはAmazonやヨドバシで格安で手に入ります。
上手に利用して、節約しましょう。