By: Moyan Brenn - CC BY 2.0

踏んでしまったAmazonアフィリエイトCookieの削除方法

自分の懐が痛むわけでも無いのに、他人が儲かるのが嫌。

わかります。その気持ち。
私もブログを始めるまではそういう考えの持ち主でしたから。

よくありませんか?
YouTube の動画の中で、

詳しくは説明欄にリンクを貼っておきますので、チェックしてみてください

なんていうセリフ。

そこには

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B…

で始まるリンク。

http://amzn.to/2jeq7Sg

のように、短縮 URL を使って細部をわからなくしているリンクが貼ってあります。

Amazonアソシエイト・プログラム紹介料率表

これらのリンクは Amazon アソシエイトといって、このリンクを踏んだ人が24時間以内に Amazon で何か買い物をした場合、下記リンク先のようにリンクを貼っていた人に報酬が入る仕組みになっています。

https://affiliate.amazon.co.jp/gp/associates/promo/advertisingfeeschedule

最低は0円から最高は10%(1商品1個につき、上限1,000円)の紹介料が入ります。

今までは、これらのアフィリエイトリンクを踏んでしまった場合、紹介者にお金が入るのを防ぎたければ、自分の買い物は24時間経ってから行うか、そのアフィリエイトを踏んだ端末とは別の端末やブラウザから Amazon に注文をしなければなりませんでした。

私も昨日、スマホで Twitter をみていて、何気なくタップした先が Amazon だった時は「あちゃー」と思いました。

幸い、しばらく買い物をする予定も無いので、そのまま放置していてもいいのですが、クッキーというのは買い物にだけ利用されているわけでは無いんですよね。

サイトのログイン情報、パスワード、行動履歴。
それらは知らない間に、スマホのブラウザ毎、クッキーと呼ばれるものに保存されていきます。

例えばあるサイトで書き込みをするのにメールアドレスを入力し、次に訪れたらメールアドレスが自動で表示されてたなんてことがありますよね。

これらはクッキー( Cookie )がその情報を保存しているからです。

このクッキーがあるおかげで、同じ ID やパスワードを何度も入力しなくて済む等の利点もあるのですが、自分が知らないところでクッキーを利用されているということがあります。

私のブログでもそうですが、記事の中に広告が出てくると思います。

これらの広告は、そのサイトを訪れた人が過去にどんなサイトを見ていたかによって、その人に合わせた広告が表示される仕組みになっています。( Google AdSense )

もちろん、 Google AdSense 以外にも広告を表示させる仕組みはありますが、それらはサイトの作成者によって作られた強制的な広告です。

Google AdSense が訪れた人向けにクリックしてもらえそうな広告を表示するのに対し、それ以外の広告はサイト作成者が売りたいものを表示する広告といっていいでしょう。

端末内のクッキーを期間指定で削除する方法

話しがよそに逸れてしまいましたが、自分の端末やパソコンにそれらのクッキーが残るのが嫌な場合、これまではそのブラウザに残っているクッキーを全て残すか、全て削除するかの二択だったと思います。
個別にクッキーを指定して削除する方法もパソコンでは可能ですが、どのクッキーがどんな意味のものかわからないと結局二択になると思います。

それがいつからのアップデートからか、 Chrome ブラウザではクッキーを削除する期間が選べるようになっていました。

Android 版 Chrome の場合

以下は Android の Chrome アプリを例に説明します。

Chrome アプリを開くと右上に点が縦に3つ並んだメニューアイコンがあると思います。
それをタップしてください。

メニューの中の下の方に「設定」という項目があります。
「設定」をタップ。

「設定」項目内の「プライバシー」という項目をタップ。

「プライバシー」項目内の「閲覧履歴データを消去する」という項目をタップ。

次からが今回の目玉です。
「データを消去する期間」のタグをタップすると「過去1時間」、「過去1日」、「過去1週間」、「過去4週間」、「始めから」を選ぶことができます。

Android版ChromeでのCookieの削除方法
Android版ChromeでのCookieの削除方法

この中から、自分が消したいクッキーが保存されたであろう期間を選択します。
この期間を長く取れば、これまでに訪れた多くのサイトから送りつけられたであろうクッキーを大量に削除することができます。

一方、その期間の間に新たに ID や パスワードを入力したサイト等はクッキーが削除されることによって、もう一度自分の手で入力し直す必要が出てくるかもしれません。

私は「データを消去」する項目としては「 Cookie とサイトデータ」、「キャッシュされた画像とファイル」のみにチェックを入れるようにしています。

チェックを入れる項目
チェックを入れる項目

こうすると、クッキーやキャッシュは削除されますが、 ID やパスワードの項目は入力された状態でログイン画面が表示されます。
そこからログインボタンをタップするだけで、再度ログインできるので支障はないかと思います。

広告は悪なのか

現在の私は、サイトを運営していく上で、広告収入が入るのはありがたいと思っています。

一方、広告が表示されるのが嫌、他人が儲かるのは許せないという気持ちの人がいるのもわかります。

過去にも、こんな記事を書いています。

https://yuzakasota.com/20160927-android-chrome-advertisement-removal/

もしよろしければ参考に設定してみてください。

Chrome での期間を指定したクッキー削除については、 Android 版(バージョン 55.0.2883.91) と Windows 版(バージョン 55.0.2883.87)で確認しました。
残念ながら、 iOS 版の Chrome アプリ(バージョン 55.0.2883.79)では、下記のように「データを消去する期間」の項目がありません。
アップデートに期待ですね。

iPhoneのChromeアプリでCookieを削除する場合
iPhoneのChromeアプリでCookieを削除する場合

参考リンク

参考までに各パソコン用ブラウザでのクッキーの削除方法についてリンクを貼っておきます。
これをみると、 Chrome 以外では Firefox でもある程度の時間を区切ってのクッキー削除が可能だったんですね。

http://qa.nifty.com/cs/catalog/faq_nqa/qid_13770/1.htm

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