この1週間、ほぼ OnePlus 3T の記事を書いてばかりで遅れてしまいましたが、私の持つ Galaxy S7 ( SM-G930FD シンガポール版)にも Android 7.0 Nougat がやってきました。
同様にドコモ版や au 版の Galaxy S7 edge にも Android 7.0 へのアップデートが来ています。
ドコモ版 Galaxy S7 edge SC-02H
https://www.nttdocomo.co.jp/support/utilization/product_update/list/sc02h/20170316.html
au 版 Galaxy S7 edge SCV33
https://www.au.com/information/notice_mobile/update/update-201703-scv33/
今回もグローバル版 Galaxy S7 ( SM-G930FD )のアップデートの前後について、記録しておいたことをまとめたいと思います。
私がアップデートに気づいたのはいつものように2ちゃんねるの書き込みからでした。
私は下記のサイトをブックマークに入れておいてそこをチェックしていれば気が付くと思っていたのですが、本日2017年3月26日現在でも私の持つシンガポール版のアップデート情報は記載されておりません。
https://www.sammobile.com/firmwares/database/SM-G930FD/
私が2ちゃんねるの書き込みを見て、端末でアップデートの確認をしたのが2017年3月14日のことです。
目次
アップデート用ファイルのサイズは1316.87 MB
更新内容
- OS アップグレード- Android 7.0 Nougat
- 最新のUXと様々なパフォーマンスモードを追加
- 通知機能とクイック設定ボタンが改善されました
- 改善されたマルチウィンドウのユーザビリティ
- 設定メニュー、 AOD 機能の改善、及び Samsung Pass 機能の追加
- ダウンロードアプリのインストールスペース効率化、システムのアップグレードおよびアプリのインストール速度の改善
とのことです。
アップデート前のシステム情報
Android バージョン 6.0.1
Android セキュリティパッチレベル 2016年11月1日
ビルド番号 MMB29K.G930FXXU1CPL1
ストレージの容量内訳
32 GB のストレージ中、システムとして 7.27 GB 使用されています。
私の環境では 1316.87 MB のアップデート用ファイルのダウンロードに約32分かかりました。
アップデート開始
アップデート中はこんな青地に白のドロイド君が表示されていました。
アップデート完了までにかかった時間は約16分でした。
アップデート後
こちらがアップデート後のシステム情報です。
Android バージョン 7.0
Android セキュリティパッチレベル 2017年2月1日
ビルド番号 NRD90M.G930FXXU1DQB7
以前のセキュリティパッチ更新時の記事に書きましたが、ビルド番号の下4桁目がやはり今回は「 D 」になっています。
https://yuzakasota.com/20161230-security-update-came-to-galaxy-s7-sm-g930fd/
APEQ
BPH2
CPL1
DQB7
これがこの端末のアップデートの回数を示すものだと思います。
ビルド番号の頭が「 M 」から「 N 」に変わったのは「 Marshmallow 」から「 Nougat 」に変わったからでしょう。
アップデート後のストレージ内訳
アップデート後のストレージに占めるシステムの容量はアップデート前と変わらず 7.27 GB のままでした。
ドコモ版とグローバル版のセキュリティパッチレベル
今回のアップデートで気づいた点としては、国内版の Galaxy S7 edge は Android セキュリティパッチレベルが「2017年3月1日」に対し、グローバル版である Galaxy S7 の方は「2017年2月1日」だったという点です。
これ、ドコモ版 Galaxy S7 edge のアップデート履歴を見比べてみると常に国内版の方が新しいものでした。
https://yuzakasota.com/20160921-galaxy-s7-galaxy-s7-edge-revival/
ドコモ版
更新日 | セキュリティパッチレベル |
2016年9月7日 | 2016年8月 |
2017年1月5日 | 2016年12月 |
2017年3月16日 | 2017年3月 |
グローバル版
更新確認日 | セキュリティパッチレベル |
2016年9月21日 | 2016年8月1日 |
2016年12月29日 | 2016年11月1日 |
2017年3月14日 | 2017年2月1日 |
初めてのセキュリティパッチ更新が来た時は「2016年8月」と同じものでしたが、その後は配信開始の日付こそ数日早いもののセキュリティパッチレベルは国内版の方が一月分新しいということがわかります。
Galaxy S7 edge のアップデート頻度、セキュリティパッチの最新度については、グローバル版にメリットは無いですね。
Android 7.0 以降の端末とセキュリティパッチレベル
ここで今私が持っている Android 7.0 以降の端末とセキュリティパッチレベルについてまとめておきたいと思います。
セキュリティパッチレベルが新しい順です。
Androidバージョン | セキュリティパッチレベル | |
Nexus 5X | 7.1.1 | 2017年3月5日 |
ZenFone 3 | 7.0 | 2017年1月1日 |
HUAWEI P9 | 7.0 | 2017年1月1日 |
OnePlus 3T | 7.0 | 2016年12月1日 |
Xperia Z5 Compact | 7.0 | 2016年12月1日 |
Moto G4 Plus | 7.0 | 2016年12月1日 |
Xperia XZ | 7.0 | 2016年12月1日 |
HUAWEI Mate 9 | 7.0 | 2016年10月1日 |
これらの端末のうち、 HUAWEI Mate 9 に関しては2017年3月14日からアップデートが開始されています。
http://consumer.huawei.com/jp/press/news/hw-u_037948.htm
2ちゃんねるを見ていると、 P9 と同じようにこれまで通知件数しか表示されなかったものが、一般的な Android 端末と同様に「アイコン」を表示できるようになっているようです。
それに合わせて、セキュリティパッチレベルもより新しいものに更新されることでしょう。
これまでの経過を考えると、 Galaxy S7 に次の更新が来るのは3ヵ月後。
Galaxy S7 を片付けて、 HUAWEI Mate 9 をまた出してこようかなと思っています。