今月はこれまで iPhone SE に入れていた SIM を他の端末に入れて使っています。
最初に入れたのが HUAWEI P9 。
しかし、広告除去の為に入れている FilterProxy というアプリがバックグラウンドで勝手に終了し、モバイルネットワークへの接続が切れてしまうという問題が発生しました。
そのため、今月の頭に HUAWEI P9 のアップデートを確認した後は、 Xperia XZ に入れています。
Xperia XZ は私が持っている端末の中では HUAWEI Mate 9 や Xperia Z3 Tablet Compact とともに、フロントステレオスピーカーを持つ端末です。
私が現在メイン端末として使用している Galaxy S8+ は本体スピーカーが本体の底面にあるモノラルスピーカーなので、音楽を聴く用途にと Xperia XZ を使用しています。
しかし、この Xperia XZ も FilterProxy との相性はよくありません。
HUAWEI P9 と同様にいつの間にか、 FilterProxy アプリが終了していました。
そんなわけで、サブ端末をどうしようか考えていたところに、本日、 ZenFone 3 ZE520KL WW 版 にアップデートが来ている旨の情報を得ました。
さっそく、そのアップデートを行いその前後の記録を取ってみました。
目次
アップデート通知
アップデート内容
1.Secyruty patch update to 201706
2.Improve the Camera focus time
3.Improve the stability of ASUS SystemUI.
4.Improve the stability of Gallery.
5.Improve the stability of Mobile Manager.
いつものように Google 翻訳に通しますと以下のようになります。
1.201706へのセキュリティパッチの更新
2.カメラのフォーカス時間を改善する
3.ASUS SystemUI の安定性を向上させます。
4.ギャラリーの安定性を向上させる。
5.Mobile Manager の安定性を向上させます。
この内容は 2017年7月14日現在 、日本の ASUS のサイトには掲載されておりません。
https://www.asus.com/jp/Phone/ZenFone-3-ZE520KL/HelpDesk_Download/
最新の情報を確認したい場合は、下記の Release Notes をご確認ください。
ファイルサイズは 460.17 MB 。
先月の頭に行なったアップデートは 140.58 MB でしたから、内容的には前回よりも大きなものとなっています。
https://yuzakasota.com/20170609-updated-to-zenfone3-ze520kl-ww-14-2020-1704-38/
アップデート前
端末情報
Android バージョン 7.0
Android セキュリティパッチレベル 2017年4月1日
ビルド番号 NRD90M.WW_Phone-14.2020.1704.38_20170513
アップデート後
端末情報
Android バージョン 7.0
Android セキュリティパッチレベル 2017年6月1日
ビルド番号 NRD90M.WW_Phone-14.2020.1706.53_20170628
ストレージに占めるシステム予約領域のサイズ 11.34 GB は、前回のアップデートから変更はありませんでしたのでスクリーンショットは省略します。
マルチタスクボタンにメニュー表示機能が復活
前回のアップデートではこの機能が復活していない旨、記事に書きました。
今回のアップデートでは下記のように、「 ASUS カスタマイズ設定」に「ボタンを押し続け、メニューを表示する」という項目が復活しました。
しかし、実際にはここを選択しても、私が利用しているアプリ BatteryMix や PostEver では「メニューを表示する」ことはできませんでした。
こうなると、メニューを他の方法で開く術がないアプリはそのアプリの使用を止めるしかありません。
前回の記事の中で紹介した「メニューボタン」というアプリは 2017年7月14日現在 再度、 Google Play に復帰しダウンロードすることが可能になっていました。
https://play.google.com/store/apps/details?id=jettoast.menubutton&rdid=jettoast.menubutton
私は試しにインストールし、機内モードにした上でアプリを実行してみました。
結果的に、 BatteryMix アプリでメニューが開けないという問題は解決できましたが、相変わらず「メニューボタン」アプリが要求する権限が多いのが気になります。
具体的には次のアクセス権限を要求されます。
私の環境下では「 IME の有効化」と「ユーザー補助」へのアクセス権限をオンにするように求められました。
これらの権限について、自分が使いたいアプリでメニューが開けないけど、どうしてもそのアプリを使いたいと言うのであれば、自己責任の上で「メニューボタン」アプリをインストールし、権限を許可して使えばいいと思います。
私は、どうしても ZenFone 3 を使い続けなければならない、メニューを開いて設定を変更しなければならないという理由がないので、上記の動作確認後に「メニューボタン」アプリをアンインストールしました。
そして、マルチタスクボタン長押しはスクリーンショットを保存する機能へと切り替えました。
この ZenFone 3 のマルチタスクボタン長押しの機能については、本国台湾では問題になっていないんでしょうかね。
今年発売される次期 ZenFone でも、ナビゲーションバーは付けないのか、ハードウェアキーに拘るのか見ものです。
ZenFone3 が常用端末になり得ない理由
ZenFone 3 はタスクボタン長押しで簡単にスクリーンショットが撮れますし、画面のダブルタップでスリープ解除など、私のようにブログ作成でスクリーンショットを大量に撮るものにとっては使いやすい端末です。
しかし、毎回、アップデートをして確認後、常用しないのには以下の理由があります。
それはカメラの写りがイマイチということです。
下の2枚の写真を見てください。
どちらの写真が綺麗に見えますか?
どちらも標準カメラアプリの設定を変更せず、オートや自動モードで構えてシャッターボタンをタップしただけの写真です。
私は1枚目の色合いが好きです。
こう書かれればわかるとおり、1枚目が Galaxy S8+ 、2枚目が ZenFone 3 で撮影したものです。
ZenFone 3 のサイトには「この端末でこんな綺麗な写真が撮れます」といったページがあります。
https://www.asus.com/jp/ZenFone-3-Series-Built-for-Photography/
また、国内のブロガーで ZenFone シリーズを長く追いかけている人もいます。
それらのサイトに載っている写真をみると、「おぉ!綺麗だな」って思うのですが、それって撮影にどれだけ時間や手間暇をかけたんだろうと考えてしまいます。
私の使い方が一般的とは言えないかもしれませんが、スマホのカメラはパッと取り出して、撮りたいものに向けてシャッターをタップするだけです。
やったとしても、ピントが奥に合ってたりするものを手前のものに合わせるくらいです。
それを撮影モードを切り替えたり、彩度を変えたり、はたまた RAW モードと言われるもので撮影し、後から現像処理してまで人に見せるための写真を撮ったりはしません。
いいところ、ブログの比較記事を書く時に撮影モードの違いを記録するくらいでしょうか。
ですから、私がスマホのカメラに求めるのは「自動」(オート)モードでどれだけ綺麗に写るかです。
その結果、 ZenFone 3 はいつもカメラの写りの点から私の常用端末には入りません。
今回もこの記事を書いた後には片付けることになるでしょう。
Android 7.0 以降の端末の Android バージョンとセキュリティパッチレベル、最終アップデート確認日
Androidバージョン | セキュリティパッチレベル | 最終アップデート確認日 | |
Nexus 5X | 7.1.2 | 2017年7月5日 | 2017年7月6日 |
Xperia XZ | 7.1.1 | 2017年6月1日 | 2017年6月24日 |
ZenFone 3 | 7.0 | 2017年6月1日 | 2017年7月14日 |
HUAWEI P9 | 7.0 | 2017年5月5日 | 2017年7月6日 |
OnePlus 3T | 7.1.1 | 2017年5月1日 | 2017年6月25日 |
Galaxy S7 | 7.0 | 2017年5月1日 | 2017年6月23日 |
Galaxy S8+ | 7.0 | 2017年5月1日 | 2017年6月13日 |
Xperia Z5 Compact | 7.0 | 2017年3月1日 | 2017年4月17日 |
Moto G4 Plus | 7.0 | 2017年3月1日 | 2017年4月7日 |
HUAWEI Mate 9 | 7.0 | 2017年2月1日 | 2017年3月29日 |