ワイモバイルからドコモにMNPした理由

今年の2月にドコモからワイモバイルへ MNP した私ですが、先日、再度ドコモに MNP しました。

ワイモバイルはこれまで毎月スピードテストをしていた結果をみてもわかるように、ドコモ系 MVNO とは一線を画す速度と安定性を持っています。
また、通話に関しては10分以内かけ放題が標準で、私のように普段の通話が少ない人にとっては十分です。
さらにワイモバイルで使える LTE の BAND 1 、 3 、 8 、 41 は海外製の SIM フリー端末とも相性が良く、 SIM フリースマホを使うにあたっては一番制約の無い通信回線だと思います。

そんな好条件のワイモバイルからなぜ私がドコモへ MNP したのか。
何が私をそうさせたのか以下に記します。

iPhone をメイン(音声)端末にした

Apple Watch で支払いをするようになった

今年、私は iPhone 8 、 iPhone X 、 Apple Watch 、 iPad といくつかの Apple 製品を購入しました。
このなかで私のライフスタイルを変えたのは Apple Watch と Suica でした。

もともとコンビニで買い物をすることもなく電車に乗ることも少なかった私です。
そんな私がどうして Suica を使い始めたのかというと、 LINE Pay カードという還元率2%のカードが Apple Pay の Suica チャージ用に登録できたからです。

この Suica を Apple Watch に登録し、ファーストフード系のお店やスーパーでの買い物に利用しています。

Android 端末を使っていた時にもおサイフケータイの Suica を使うことはできましたが、私はおサイフケータイ機能を一度も使うことはありませんでした。
なぜならば Android 端末で Suica を使うには年会費が必要だったからです。
もちろん、年会費が実質不要になるクレジットカードもあるのですが、そこまでして使おうとは思いませんでした。

Suica は iPhone で使うこともできますが、私は Apple Watch で使うことを選択

これは支払いの際にポケットやバッグからスマホを取り出す必要がないからです。
Apple Watch であれば普段、時計や活動量計代わりにいつも腕に付けているので、スマホを取り出す際に落としたりする危険性もなく支払いが可能です。

3大キャリアで iPhone を使うにはプロファイルのインストールが不要

ここまでの理由だけならばワイモバイルの SIM を iPhone に入れて使えば済むことです。
ワイモバイルの SIM のみ契約の SIM であれば、ワイモバイルで公開している APN 設定用の構成プロファイルをインストールすれば使えます。

http://faq.ymobile.jp/faq/view/300809

しかし、私はそれが気に入りませんでした。

APN 設定プロファイルをダウンロードするためには必ず通信環境が必要です。
通信端末がモバイルデータ通信できるようにするために通信が必要というのは、家に Wi-Fi 環境がある場合やコンビニ等の公衆 Wi-Fi が使える場合などでないとその端末を使えるようにできないということです。

そこがワイモバイルで SIM フリー iPhone を使い始めてからずっと引っかかっていました。
( Android 端末であれば APN 設定は自分で端末に入力すればいいので、通信回線は不要です)

docomo Wi-Fi が使える

ワイモバイルもソフトバンク Wi-Fi スポットを無料で利用することができます。

http://www.ymobile.jp/service/sws/

docomo Wi-Fi は本来月額300円のサービスですが、スマホをドコモ回線で通信するのに必要な sp モードを契約中ならば追加料金不要です。

https://www.nttdocomo.co.jp/service/wifi/docomo_wifi/about/bill_plan/spmode/index.html

キャリア提供という意味では同じ公衆 Wi-Fi サービスですが私が両方を使ってみて思ったのは「ソフトバンク Wi-Fi スポットは使えない」ということでした。

これは飲食店で Wi-Fi が使えると思ってソフトバンク Wi-Fi に接続しようとしたのですが、 Wi-Fi の電波がしょっちゅう途切れてまともに通信ができませんでした。
また、使える端末はワイモバイルの契約 SIM が入った端末に限られています。

一方、 docomo Wi-Fi は使った場所が高速バスの中だったのですが、ほぼ途切れずに Amazon Prime のビデオを見続けることができました。
また、ソフトバンクの Wi-Fi サービスとは違い、 SIM を挿した端末のみではなく Wi-Fi 専用のタブレットに SSID 、 docomo Wi-Fi の ID とパスワード を入力すれば使えるのが便利でした。

高速バスの中では比較的長時間過ごすことになるので、バッテリーの持ちを気にすること無く画面サイズの大きなタブレットで動画を視聴できるのはメリットです。

ソフトバンク Wi-Fi に関しては通信状況が良かったとしても、契約 SIM が入っていないと使えない点で利便性が落ちると思います。

ワイモバイルから MNP 予約番号を取得する方法

今回はこれでつまづきました。
Google で「ワイモバイルから MNP 」で検索すると下記のページがトップに出てくると思います。

http://faq.ymobile.jp/faq/view/300547

このリンク先をみるとワイモバイルショップに行かなくても通話料無料の自動音声応答サービスで MNP 予約番号が取得できるかのように思います。

しかし、実際は通話料無料の 116 や 0120-921-156 では MNP 予約番号を取得することはできませんでした。

これは私が SIM のみ契約をしていたためというのもあると思います。
音声案内の途中から手続きができなくなります。

あきらめて電話をかけたのが下記の問い合わせ先。

http://www.ymobile.jp/support/contact/

こちらは 151 なら10分まで通話料無料。
0570-039-151 だとナビダイヤルなので10分以内であっても通話料は有料です。

http://www.ymobile.jp/plan/option/daretodemo/

+81-44-382-0800 この番号は海外からの問い合わせ専用にみえますが、通話先は 044-382-0800 にかけた場合と同じです。

私はこの 044-382-0800 にワイモバイルの契約回線からかけました。

ワイモバイルの通常契約では無料通話時間は10分間です。
この時間内に手続を済ませたいところ。

私は日曜日に電話をかけたせいか、オペレーターに繋がるまでに9分くらいかかり、この時点で無料通話時間内で手続きを済ませるのを諦めました。

今後、ワイモバイルから MNP の予約番号を取得する際、少しでも自動音声ガイダンスにかかる通話時間が済むよう「ガイダンスの途中でも操作は可能です」の番号を記録しておきます。

2→2→#→3→1→0

「~は1、~は2を押してください」といったメッセージの最中に上記の番号を押していくことになります。

ポイントは最後の「0」です。
この「0」を選択することで「オペレーターにお繋ぎします」にたどりつけます。

SIM のみ契約で 116 や 0120-921-156 にかけるとこの「オペレーターにお繋ぎします」の選択肢が出ずにループすることになります。

私の場合、この MNP 予約番号取得のためにかかった通話時間は 13分と数秒 。
10分を超えた通話は30秒20円かかります。
通話料として140円が計上されていました。

今年の2月にワイモバイルを契約してから初めての通話料計上が MNP の為の通話となりました。

MNP 番号の取得に関しては、ネットからできるドコモが一番気楽だと思います。

さてこうしてワイモバイルから MNP 予約番号を取得してドコモに戻った私ですが、単純に SIM カードのみを契約してきたわけではありません。
新しい端末も購入してきました。

新しい端末を何にしたのか。
どうしてその端末にしたのかについては、また別の機会にしたいと思います。

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