OnePlus3TがAndroid8.0 Oreoにアップデート

最近、また新しい端末が欲しくなり、あれこれ考えていた私です。
そして先日新しい端末を入手、その環境設定に1日半を費やしました。

入手して環境の復元が終わるとまた普段通りの使い方になり、それほど特別の感動があるわけでもありません。
それでも、物欲が満たされると少しの間、満足します。

結局、そんなことの繰り返しで私の手持ち端末は増えていく一方です。

そんな端末の一台、 OnePlus 3T に OS アップデートが来ていました。
今日はそのアップデート前後の記録です。

アップデート通知

新しい端末を入手するための情報収集に時間を取られ、アップデートが来ていることに気づくのが遅れました。
今回のアップデートは OnePlus の Community の記録をみると 2017年11月19日 から配信が開始されたようです。

https://forums.oneplus.net/threads/oxygenos-5-0-our-first-official-android-o-ota-update-for-the-oneplus-3-and-3t.657437/

また、公式サイトからのダウンロードは 2017年11月24日 からできるようになっていました。

http://downloads.oneplus.net/oneplus-3t/oneplus_3t_oxygenos_5.0/

私がアップデートに気づいたのは昨日 2017年11月27日 。 OTA による配信が私のところに来ていました。

アップデート通知
アップデート通知

アップデート内容

System
・Update to Android O (8.0)
・Added Parallel Apps
・Added Picture in Picture
・Added Auto-fill
・Added Smart text selection
・New Quick Settings design
・Updated security patch to September

Launcher
・Added notification dots
・New app folder design
・Now able to upload photos directly to Shot on OnePlus

これを Google 翻訳にかけた結果がこちら。

システム
・Android O(8.0)へのアップデート
・パラレルアプリケーションの追加
・ピクチャにピクチャを追加
・追加されたオートフィル
・スマートテキスト選択の追加
・新しいクイック設定デザイン
・9月に更新されたセキュリティ更新プログラム

ランチャー
・通知ドットの追加
・新しいアプリケーションフォルダの設計
・OnePlusでショットに直接写真をアップロードできるようになりました。

アップデート前

端末の状態

OxygenOS バージョン 4.5.1
Android バージョン 7.1.1
Android セキュリティパッチレベル 2017年8月1日
ビルド番号 ONEPLUS A3010_28_171012

アップデート前の端末情報
アップデート前の端末情報

アップデートファイルのダウンロードに要した時間

今回のアップデート用ファイルのサイズは 1490 MB 。
このファイルのダウンロードに我が家の通信環境では約10分でした。

先日の HUAWEI Mate9 が 2.48 GB のダウンロードに 約4時間19分 かかったことを考えると、 OnePlus のサーバーは凄い余裕があるのか速度が早いです。

https://yuzakasota.com/20171120-huawei-mate-9-android-8-0-oreo-review/#i-6

アップデート後

OxygenOS バージョン 5.0
Android バージョン 8.0.0
Android セキュリティパッチレベル 2017年9月1日
ビルド番号 ONEPLUS A3010_28_171116

アップデート後の端末情報
アップデート後の端末情報

アップデート後に気付いた点

「 OnePlus サービス利用規約」の確認

アップデート後、最初に現れた画面が以下のものです。

アップデート後、最初に確認される利用規約
アップデート後、最初に確認される利用規約

これは以前に報道されていた、「 OnePlusのOxygenOSに備わっている統計情報の収集機能にプライバシー情報漏えいの懸念が示される 」という問題に対し、ユーザーに再確認を行うものだと思います。

http://juggly.cn/archives/231375.html

私は当然、この「ユーザーエクスペリエンスプログラムにご参加ください」は「オフ」にして次へ進みました。

知らないところでやっている分にはどうでもいいのですが、改めて問われるのであれば使用状況データ等は渡したくありません。

なお、上記画面中「プライバシーポリシー」、「ご利用規約」のリンク先は英文になっていて読む気がおきませんでした。

Android セキュリティパッチレベルが 2017年9月1日

OnePlus 3T に関しては前回のアップデートでセキュリティパッチレベル 2017年8月1日 ながら、私が 2017年9月30日 にアップデートし確認したところ BlueBorne 問題は対策済みでした。

https://yuzakasota.com/20170930-updates-including-function-addition-to-oneplus-3t-oxygenos-4-5-0-came/#BlueBorne

そして、今回のセキュリティパッチレベルは 2017年9月1日 となっており、 KRACK 問題に対処されているのか興味のあるところです。
これに関して、少しググってみたのですが、私が調べた範囲では今回の OxygenOS バージョン 5.0 で KRACK 問題に対策がされたという記事は見つけられませんでした。

カーネルバージョンをみると「 Thu Nov 16 04:49:26 CST 2017 」となっているので、既に KRACK 問題は明るみになっていた時期なんですけどね。

パラレルアプリケーションの追加

今回のアップデート内容で機能が追加されたものがいくつかありますが、私が確認できたのはこれだけです。

この機能は本来であれば別な端末で扱うしかないような Instagram 、 LINE アプリ等を1台の端末で2アカウント使うことができる機能です。

設定メニューにあるサポートされているパラレルアプリ一覧
設定メニューにあるサポートされているパラレルアプリ一覧

私は Instagram も LINE も1アカウントしか持っていません。
Twitter は公式アプリで複数アカウントを扱えますし、純正以外のアプリを使うことで別アカウントを使うこともできますから、今回の「パラレルアプリケーション」機能を使うことはなさそうです。

右側がパラレルアプリ設定で作られた2個目のアプリ
右側がパラレルアプリ設定で作られた2個目のアプリ

ステータスバーに「バックグラウンドで実行中」アイコンが表示

これは Android 8.0 標準の仕組みのようですね。
これまでに私がアップデートした Nexus 5X 、 HUAWEI Mate 9 にも同じ表示が出ます。

Mate9 ではこのアイコン表示をオフにすることができました。

https://yuzakasota.com/20171120-huawei-mate-9-android-8-0-oreo-review/#20171121

しかし、 OnePlus 3T ではそのような設定をみつけられませんでした。

ストレージ容量の変化

アップデート前は 113 GB 中 93.47 GB 使用。
アップデート後は 122 GB 中 100 GB 使用。

アプリ、画像、動画、音声の使用量がアップデート後は増えています。
ストレージ全体の容量表示も 113 GB から 122 GB に増えたのですが、空き容量はアップデート前は約 20 GB 。アップデート後は約 22 GB となりました。

アップデート前のストレージ使用量
アップデート前のストレージ使用量
アップデート後のストレージ使用量
アップデート後のストレージ使用量

Android 7.0 以降の端末の Android バージョンとセキュリティパッチレベル、最終アップデート確認日

 

Androidバージョン セキュリティパッチレベル 最終アップデート確認日
Nexus 5X 8.0.0 2017年11月5日 2017年11月7日
ZenFone 3 7.0 2017年11月1日 2017年11月22日
HUAWEI Mate 9 8.0.0 2017年10月5日 2017年11月17日
Galaxy S7 7.0 2017年10月1日 2017年11月24日
Galaxy S8+ 7.0 2017年10月1日 2017年11月24日
HUAWEI P9 7.0 2017年10月1日 2017年11月16日
Xperia XZ 7.1.1 2017年10月1日 2017年10月26日
OnePlus 3T 8.0.0 2017年9月1日 2017年11月28日
Xperia Z5 Compact 7.1.1 2017年9月1日 2017年10月18日
Moto G4 Plus 7.0 2017年9月1日 2017年9月23日

上記の表で「セキュリティパッチレベル」が赤文字のものは BlueBorne 対策済み
KRACK 対策はセキュリティパッチレベルが「2017年11月6日以降」であることが必要

Nexus ユーザーにお勧めしたい OnePlus

OnePlus 3T は1か月に1回くらいのペースでアップデートが行われています。

http://downloads.oneplus.net/devices/oneplus-3t/

しかし、 Android OS のバージョンアップは今回の Android 8 Oreo が最終となります。(アメリカでの発売開始日は2016年11月22日で Android 6.0.1 でした)
価格が Galaxy S シリーズの半額程度ですから、 Galaxy S シリーズを1年に1回ずつ買い替えていくか、 OnePlus シリーズを半年毎に1回買い替えていくかが同じくらいの価格になると思います。

最近も OnePlus 5T が発売開始されています。

https://oneplus.net/5t#

私は昨年 Galaxy S7 と OnePlus 3T を買いましたが、カメラの機能や写り的には Galaxy S7 の方が上だと思います。

https://yuzakasota.com/20170324-oneplus-3t-here-is-no-good-camera/

ただ、 Galaxy S7 にはアンインストールできない Microsoft のアプリがプリインストールされていたり、 UI も素の Android からだいぶ手が入っています。
その点、 OnePlus 3T はプリインストールアプリが Google 製のものが殆どで OnePlus 独自のものは数個です。

https://yuzakasota.com/20170316-about-oneplus-3t-os/#i-4

日本国内では今年も Pixel は販売されません。
これまで Nexus シリーズを使ってきた人が乗り換えるなら、素の Android に近くシステムのイメージファイルも公式に公開されている OnePlus はお薦めです。

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