Cocoonのテーマから変更して行ったこと

テーマを Cocoon から Twenty Fifteen に変更した結果、これまで Cocoon の設定で済んだものが他のプラグインを導入したり、サーバー内のファイルを変更しなければならなくなりました。

これはその覚え書きです。

子テーマの作成

Cocoon では Cocoon のテーマを自分でカスタマイズする為に必要な「子テーマ」をサイトからダウンロードすることができました。

しかし、自分で WordPress.org からテーマをダウンロードした場合、子テーマは自分で作らなくてはいけません。

方法は「 WordPress 子テーマ 作り方」でググるといろんなサイトで説明がされています。
必要なのは以下の2つのファイル

style.css

中身はこんな感じです。

/*
Template:twentyfifteen
Theme Name:twentyfifteen-child
*/

 

functions.php

<?php add_action( 'wp_enqueue_scripts', 'theme_enqueue_styles' ); 
    function theme_enqueue_styles() 
    { wp_enqueue_style( 'parent-style', get_template_directory_uri() . '/style.css' ); 
} ?>

この2つのファイルを今回は子テーマ用フォルダ「 twentyfifteen-child 」の中に作ります。

この後、 WordPress の管理画面で twentyfifteen-child のテーマを有効にすれば子テーマの利用が可能になります。

Google AdSense 自動広告の設定

これも Cocoon を使っていれば Cocoon の設定画面でできたものです。
これは自分で FTP ソフトを使って、親テーマ twentyfifteen のフォルダから header.php というファイルを子テーマのフォルダにコピーし、それに追加記入する必要があります。

追加記入する場所は以下のところです。

	<?php wp_head(); ?>

</head>

 

この </head> の直前に Google AdSense の管理画面から取得した以下のコードを挿入します。

<script async src="//pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"></script>
<script>
     (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({
          google_ad_client: "ca-pub-1234567890123456",
          enable_page_level_ads: true
     });
</script>

貼付け後はこんな感じの header.php になっていると思います。

	<?php wp_head(); ?>

<script async src="//pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"></script>
<script>
     (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({
          google_ad_client: "ca-pub-1234567890123456",
          enable_page_level_ads: true
     });
</script>

</head>

ここまででやると自分の好きなテーマに Google AdSense の広告が配信されるようになりました。

Google Analytics 設定

これも Cocoon では設定画面で設定できた項目です。
私は Cocoon を導入する前は Simplicity2 というテーマを使っていましたが、そちらも同じテーマ作者のもので設定から Google Analytics の設定が可能でした。
さらにそれよりも前は WordPress のプラグイン All in One SEO Pack というもので設定していました。
Cocoon を導入する際、機能のかぶるプラグインは不具合の元になるとして削除したものです。

今回、またテーマに頼らないで設定することになったので、このプラグインを再インストールしました。

https://ja.wordpress.org/plugins/all-in-one-seo-pack/

これの設定方法は「 All in One SEO Pack 設定方法」などでググると出てくると思います。
私は以前使っていた時の設定がプラグインを再インストールしたら復活しました。

Google アナリティクス の設定値を入れるべき場所は下記のところです。

All in One SEO Pack プラグイン設定> Google 設定> Google アナリティクス ID

ここに Google Analytics 管理画面から取得した「 UA-12345678-9」といった ID を入力し設定を更新すれば Google Analytics の設定は完了です。

Twitter 、 Facebook の OGP 設定

昨日の記事はここまでやった段階で作成し、公開しました。

そしていつものように Twitter と Facebook で「新しい記事を投稿しました」と発信したところいつもと様子が違うことに気が付きました。

それはツイートや Facebook の書き込みに記事のアイキャッチ画像が反映されなかったことです。
実はこれも Cocoon であれば Cocoon の設定のみで行えたものです。

この OGP 設定には先程使ったプラグイン All in One SEO Pack を利用しました。

設定方法は「 All in One SEO Pack OGP 設定」で検索すると出てきます。

ここまでやって、やっと Cocoon のテーマを使って記事を書き公開した時と同じ状態にもってこれました。
いかに Cocoon を使うと様々な設定がテーマ内で完結しているか思い知らされます。

XML サイトマップ送信

これは Cocoon でもプラグイン Google XML Sitemaps を使って行っていたものです。

https://ja.wordpress.org/plugins/google-sitemap-generator/

今回は All in One SEO Pack をインストールしていることから、上記のプラグイン Google XML Sitemaps は停止し All in One SEO Pack の機能を利用することにしました。

この方法は「 All in One SEO Pack サイトマップ」でググれば出てきますし、それほど難しいこともなかったので記事としては省略します。

以上、思い出すままに書き出してみました。
Cocoon のテーマはブログ作成者に記事を書くことに専念させるため、さまざまな設定をテーマの中に盛り込んでいます。

今回、自分が Cocoon から離れてみて他のテーマを使うといかに自分で再設定しなければいけないものがあるか思い知らされました。
私がブログを続けている間、ずっと Cocoon のテーマを更新をしていただければ何も問題はありません。

この記事を読んで自分でブログをやってみようと思った方がどんなテーマを選ぶのか、少しでも参考になれば幸いです。

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