WordPressプラグインForce Regenerate Thumbnailsの功罪

昨日の記事で私がWordPressのプラグインForce Regenerate Thumbnailsを使った結果、大量の画像リンク切れが起こった旨を書きました。

https://yuzakasota.com/20180711-wordpress-plugin-force-regenerate-thumbnails-beware-image-link-out-mass-generation/#more-6269

今日はそのリンク切れ画像を再度リンクするための作業を10時間以上にわたっておこない、ようやく400近くの記事の画像が無事表示されるようになりました。

この作業、きっとできる人ならデータベースをバックアップしておいて、一括でやる方法を取れるのかもしれません。

私にはそう言った知識がないので、一つ一つの記事を画面に呼び出してはリンク切れの画像を再度一つ一つ結びつける作業となりました。

正直なところ、二度とやりたくありません。

今回の作業で、これまで記事中では小さなサムネイルで表示し、拡大して見たい人はリンクをクリックしてみる方式から記事本文幅いっぱいのサイズで最初から画像が表示されるようになりました。

その結果、今まではサムネイルサイズの画像ファイルサイズ分を読み込めばよかったものが、常にフルサイズ(大きくて1024x768pixのJPGファイル)の画像ファイルを読むことになります。

私のブログではスクリーンショットを多用しているため、一つの記事をみると大量にモバイルデータ量を消費する可能性があります。固定回線のWi-Fiに繋いで見ている分には構いませんが、モバイルデータだと消費する量が増えていると思います。

一方、ブログのデータをバックアップする時間(ファイルサイズ)は大幅に減りました。

今までプラグインの更新があるたびに、バックアップを取ってから更新をかけていたのですが、いつの間にかバックアップを取るのに10分以上かかるようになっていたのです。

下記が今回のForce Regenerate Thumbnailsプラグインを使う前のバックアップを取るのに必要だった時間です。

上からファイルのバックアップ、データベースのバックアップ、ファイルとデータベースのバックアップとなっています。

サムネイル用画像が多数あった頃のバックアップにかかっていた時間
サムネイル用画像が多数あった頃のバックアップにかかっていた時間

それが今回のサムネイル画像大量削除により以下のように時間が短縮されました。

Force Regenerate Thumbnailsプラグインによって必要最小限のサムネイルのみが残った状態でのバックアップにかかった時間
Force Regenerate Thumbnailsプラグインによって必要最小限のサムネイルのみが残った状態でのバックアップにかかった時間

ファイルのバックアップにかかる時間は約9分の1、ファイルとデータベースのバックアップを取るのに必要な時間は約6分の1にまで短縮されました。

バックアップを取るのに使っているプラグインは下記のものです。

https://ja.wordpress.org/plugins/backwpup/

Force Regenerate Thumbnailsプラグインによる不要なサイズのサムネイル画像の削除は、これまでフルサイズ以外のリサイズされた画像を記事中に使っている場合には行うべきではないと思います。

特にこれまでの記事に画像が大量にある状態でこのプラグインを使うとその復旧に大変な時間を要します。

元はと言えば私が気軽に考えてWordPressのテーマを変更し、勧められるがままにForce Regenerate Thumbnailsプラグインを使用したのが原因ですが、このプラグインを勧める場合にはフルサイズ以外の画像を記事中に使っていないことを注意書きとして記載すべきだと思います。

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