HUAWEI Mate9のAndroid 9へのアップデートのお知らせが公式サイトにアップされたのが2019年3月28日のことでした。
それから毎日、アップデートの確認をしていたのですが、ようやく私の端末にも更新通知が来ましたのでここにその記録を残します。
目次
アップデート通知
今回のアップデートはOSのメジャーアップデートです。
そのため、ファイルの容量も3.39GBと大きなものになっています。
ちなみに一足早くAndroid 9へのアップデートが行われたMate 10 Proのファイルサイズは3.85GBでした。
アップデート内容
変更ログ
EMUI 9.0がリリースされました。本バージョンはAndroid Pieをベースに開発され、ナチュラルかつシンプルでありながら、本質的なAndroidテイストを保っています。最新の機能を多数搭載し、親しみやすく、洗練されたデザインを特徴としています。処理効率も大幅に向上しています。改良された直感的なインターフェイスでビジネスにもプライベートにも便利にご利用いただけるほか、データを保護し、デジタル習慣の把握が可能です。以下でEMUI 9.0を紹介します。ぜひご活用ください。
注意:このアップデートのインストールに要する時間は、ご利用の端末とネットワークにより異なります。
●自然かつシンプルな操作性
直感的なデザイン
EMUI 9.0のUIがシンプルになり、より使いやすく直感的に使用できるようになりました。
自然音
アラームや着信音に自然音を取り入れ、日常に大自然をもたらします。
イラスト付の機能説明
視覚的な説明をすることで、端末についてより簡単に学ぶことができます。
シンプルな設定
EMUI 9.0では、かつては別々に存在していた機能を統合し、これまでにない優れたユーザー体験を提供します。頻繁に使用する設定には、より簡単にアクセスできます。
●効率化の追求
デジタルバランス
日々の使用習慣を把握し、使用時間を管理することで、十分な睡眠時間を確保できます。デジタルバランスは端末の使用状況を管理します。デジタルバランス機能により、ユーザーとユーザーの家族はデジタルテクノロジーと調和の取れた生活を送ることができます。
起動速度をさらに速く
市場で最も人気のあるアプリの起動速度を改善しました。
機能性
かつては時間のかかった処理が極めて高速に行えるようになりました。料金の支払いや、大きな画像を開いたり、WeChatでの写真の共有がさらに速くなりました。
●バックアップ、ストレージ、および共有
システム
よりユーザーの趣向に応えるよう、事前ダウンロードの楽曲を更新。
ちなみに上記の内容はスクリーンショットを撮ったものから手打ちしたので入力間違いがあればご指摘ください。
なお、今回のアップデートは最初にも書いたように2019年3月28日(木曜日)の17時から配信が開始されています。
https://consumer.huawei.com/jp/press/news/2019/news-1805161231123/
アップデート前
端末情報
Android バージョン 8.0.0
Android セキュリティパッチレベル 2018年11月5日
ビルド番号 MHA-L29 8.0.0.376(C635)
ストレージに占めるシステムの容量
7.45GB
実行中のサービスに占めるシステムの容量
551MB
この値は変化するものですので参考値としてみてください。
アップデートファイルのダウンロードに要した時間
ファイルサイズ3.39GBのダウンロードには我が家の通信環境で約47分かかりました。
なお、アップデート用ファイルのダウンロードの際には下記リンク先の「エンドユーザーライセンス契約」に同意する必要があります。
http://consumer.huawei.com/minisite/worldwide/eula/ja/index.htm
アップデート後
端末情報
Android バージョン 9
Android セキュリティパッチレベル 2019年3月1日
ビルド番号 9.0.1.161(C635E6R1P7)
ストレージに占めるシステムの容量
アップデート後はシステムの容量がわからなくなりました。
実行中のサービスに占めるシステムの容量
892MB
OSのバージョンアップ直後なのでなおさらなのかもしれませんが、アップデート前の約1.6倍くらいになっています。
Android 7.0 以降の端末の Android バージョンとセキュリティパッチレベル、最終アップデート確認日
私が持っている端末の中でAndroid 9の端末はPixel 3、Pixel 2、Mate 10 Pro、Galaxy S8+、Mate 9の5台です。
おそらくMate 9のOSメジャーアップデートは今回が最後でしょう。
Mate 9の日本国内での発売日は2016年12月16日です。
発売開始時のAndroidバージョンは7.0でした。
あれから2年4か月。端末のサポート期間としては長い方だったと思います。
その間のアップデート回数は(おそらく)今回で14回目。
28か月で14回ですから平均すると2か月に1度アップデートがあった計算になります。
これはNexusやPixelシリーズを除けば、なかなか優秀な更新頻度です。
ただ、端末使用開始時やアップデートの際に表示される「エンドユーザーライセンス契約」をよく読むと端末からデータを収集することに同意しなければならない点が気になります。
他の端末メーカーは黙って収集していることをHUAWEIは明示して行なっていると考えればいいのかもしれませんが、あまり気分のいいものではありません。
私は今後Android端末を購入する場合は第一にPixelシリーズ、Pixelシリーズが国内で正式に販売されない場合にはGalaxy Sシリーズを購入すると思います。
HUAWEIの端末は写真を撮るための端末としては細かい設定をいじることができて楽しかったのですが、節電のためと思われる仕様が私の使い方に合わないと感じました。
最後に今回のアップデートは2019年4月16日に行いました。
PUBGモバイルというゲームにハマっているため記事のが遅れました。
Androidバージョン | セキュリティパッチレベル | 最終アップデート確認日 | |
---|---|---|---|
Pixel 3 | 9 | 2019年4月5日 | 2019年4月2日 |
Pixel 2 | 9 | 2019年4月5日 | 2019年4月2日 |
HUAWEI Mate 9 | 9 | 2019年3月1日 | 2019年4月16日 |
Galaxy S8+ | 9 | 2019年3月1日 | 2019年4月6日 |
HUAWEI Mate 10 Pro | 9 | 2019年2月1日 | 2019年3月18日 |
Nexus 5X | 8.1.0 | 2018年12月5日 | 2018年12月4日 |
Moto G4 Plus | 8.1.0 | 2018年12月1日 | 2019年4月5日 |
Galaxy S7 | 8.0.0 | 2018年12月1日 | 2019年1月9日 |
OnePlus 3T | 8.0.0 | 2018年11月1日 | 2019年1月5日 |
Xperia XZ | 8.0.0 | 2018年10月1日 | 2019年1月4日 |
ZenFone 3 | 8.0.0 | 2018年7月1日 | 2018年9月20日 |
HUAWEI P9 | 7.0 | 2018年7月1日 | 2018年7月27日 |
Xperia Z5 Compact | 7.1.1 | 2017年9月1日 | 2017年10月18日 |
上記の表で「セキュリティパッチレベル」が赤文字のものは BlueBorne 対策済み
KRACK 対策はセキュリティパッチレベルが「2017年11月6日以降」であることが必要
Spectre 、 Meltdown 対策はセキュリティパッチレベルが「2018年1月5日」以降であることが必要