4月末にUQ mobileからOCNモバイルONEにMNPしたばかりの私のメイン回線ですが、昨日OCNモバイルONEからLINEモバイルにMNPしました。
この記事では私がなぜ1か月ほどで再度MNPしたのかを書き残します。
目次
結論
LINEポイントをLINEモバイルの利用料に使いたかった
LINE Payカード(プリペイドカード)を利用してもLINEポイントが付与されなくなって以来、私はLINE Payの残高を全て払い出しました。(送金手数料176円)
そして、これまで殆ど使っていなかったLINEモバイルのデータSIMを解約しました。
LINEアプリを使っていると「ウォレット」タブの中に「ポイントクラブ」というものがあります。
このポイントクラブの中では各種公式アカウントと友達になったり、短い動画や漫画を見ることでLINEポイントがもらえます。
以前はこのLINEポイントを1ポイント1円で交換しLINE Payにチャージすることができたのですが、今はできなくなりました。
私はもうLINE Payカードを使うことはないと思って、残高を払い出ししたのですが、LINEポイントは暇つぶしに広告動画などを見ると数ポイントですが必ずもらえます。
このLINEポイントを有効に活用できるのがLINEモバイルです。
LINEモバイルは格安SIMの中で唯一ID検索ができる(ワイモバイルを除く)
私はドコモ契約時に年齢認証を済ましていたので、その後、格安SIMに乗り換えてもID検索ができています。
しかし、これがいつリセットされるのかはわかりません。
身近な人と友達登録するならQRコードでやりとりすればいいですし、遠くの人とやり取りする場合メールアドレスや電話番号がわかっていれば専用URLを送ることで可能です。
しかし、ゲーム内で知り合った人とLINEでやりとりをするような場合、メールアドレスや電話番号まで教えるのはちょっとと思うシーンもあります。
私はPUBGモバイルというスマホのゲームをしているのですが、そこで知り合った人とLINEでもやりとりしたいと思ったことがあります。
ところがPUBGのチャットシステムには規制ワードがあってURLを教えて友達登録をしてもらおうにもURLを正しく表示できなかったり、メッセージをコピーすることもできないため、教えてもらった方は手入力する必要があります。
その点、LINE IDでのやりとりなら、短いIDであれば間違いは少ないです。
LINEアプリを使った通話なら無料
LINEの日本国内利用率は82.3%です。
(総務省 「平成30年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」)
https://www.soumu.go.jp/iicp/research/results/media_usage-time.html
格安SIMにすると通信費は安くなりますが、通話料はキャリアのような完全かけ放題オプションが用意されておらず高額になる事が多いです。
最近はそれほど長時間の通話をする人はいないと思いますが、LINEで友達登録している相手とであればLINEアプリで無料で話しをする事ができます。
もちろん、音質が通常の電話アプリを使うより悪くなったり、通信量がかかるというデメリットもありますが、LINEモバイルであれば通信量に関してはデータフリーとなっているので心配不要です。
https://mobile.line.me/support/datafree/
今回MNPした私の契約内容
ドコモ回線
ベーシックプラン 3GB/音声通話SIM
LINEデータフリー
なぜドコモ回線なのか
LINEモバイルではドコモ回線、ソフトバンク回線、au回線を選択する事ができます。
通信速度の点ではLINEモバイルがソフトバンクと資本提携や業務提携をしていることから、ソフトバンク回線が有利だと思います。
それでも私は今回、ドコモ回線で契約をしました。
それはやはりドコモ回線の安心感です。
私は以前、山奥で自動車事故にあった事があります。
その時は携帯電話を持っていなかったのですが、後々、携帯電話を持つようになり電波状況を確認するとドコモなら電波が入るのにauだと入らないとかソフトバンクは建物の奥に行くと圏外になるなんて事がありました。
もちろん、当時と今では各キャリアの基地局の設置具合、プラチナバンドという対応周波数の違いはあると思います。
それでも、他のキャリアの回線を使っていて圏外だった場合、「これがドコモなら繋がったかもしれないな」という思いをしたくありませんでした。
それで通信速度はさておきドコモ回線を選択しました。
月3GB必要か
私の5月31日時点でのiPhoneにおけるモバイルデータ通信量です。
358MB
正直なところ、LINEモバイルに月1GBのプランがあればそれが私にとっては十分な量です。
しかし、LINEモバイルのプランは500MB、3GB、6GB、12GBのみです。
この点は今まで契約していたOCNモバイルONEの方が1GBのコースがありちょうどよかったです。
https://www.ntt.com/personal/services/mobile/one/charge.html
今回は月額基本料最大2か月0円キャンペーンやLINEポイントプレゼントキャンペーンの対象が3GB以上の契約が条件でしたので、3GBで申し込みをしました。
ポイントをもらうまでの間に月に使う量を再度確認して、その後のプラン変更の材料にしたいと思います。
通信速度比較
OCNモバイルONEからLINEモバイルへMNPしたため、同じ時間に計測できなかったのですが、参考までにあげておきます。
計測日は2020年6月3日(水曜日)です。
OCNモバイルONE 19:39現在
下り 69.8Mbps
上り 18.9Mbps
LINEモバイル(ドコモ回線) 20:04現在
下り 1.60Mbps
上り 10.2Mbps
圧倒的な速度差ですね。
正直なところ、OCNモバイルONEは低速と高速の切り替えができたり、Wi-Fiスポットを追加料金無しで使えるなど、通信速度やサービスの質は高いと思います。
LINEモバイルの唯一の利点はID検索ができる点くらいでしょう。SNSデータフリーという点も見逃せませんが、それはどのくらいそのSNSを利用するかによって基本データ量で間に合う人もいると思います。
最低契約期間の縛りがなくなったとはいえ、一回MNPをすると転出と転入手数料で6,000円から7,000円近くかかります。
私はLINEポイントを使いたくてLINEモバイルにMNPしましたが、元を取るには数か月から数年かかると思います。
本当であればUQ mobileからOCNモバイルONEにMNPせずに、LINEモバイルにすればよかったんですけどね。
今後の方針
とりあえず、通信、通話の連絡手段としてはiPhoneに入れたLINEモバイルを使い、ネット閲覧や娯楽、写真撮影はGalaxy S10に入れた楽天モバイルを使っていこうと思います。
楽天モバイルは現在、通話が無料になるRakuten LinkアプリがiPhoneに対応しておりません。
現在は1年間無料なので契約していますが、その間にiPhoneへの対応ができ、LINEのID検索ができるようになったらLINEモバイルからのMNPも検討したいと思っています。
ただし、楽天モバイルの通信エリアはauのネットワークで補完されているので、ドコモは使えて、auは圏外の場所に行く事があれば不安が残ります。
MVNOの楽天モバイルがドコモ回線を提供していた時期であれば、楽天経済圏への移行ということでメイン電話番号を楽天モバイルにすることも考えられました。
ただ、現在はMVNOとしての楽天モバイルは新規受付を終了しております。
また、MNOとしては使用する周波数帯が1.7GHzという高周波のため、建物の奥や地下など遮蔽物の多い場所では電波の入りが悪くなることは容易に想像できます。
自分の住む地域や生活圏内で電波に不自由しなければいいのですが、この1年間は楽天モバイルの基地局の整備状況やiPhone対応の状況を見守りたいと思います。