Pixel4a購入、初期状態時の覚え書き

私は現在香港版のGalaxy S10を使っており、次にAndroid端末を購入するのはPixelシリーズに超広角カメラが付いた時かなと考えていました。
ということで、購入するならPixel 5のはずが今回Pixel 4aを購入してしまったので、その経緯と初期状態を記録しておきたいと思います。

なぜPixel 4aなのか

香港版Galasy S10の不満点

私がAndroid端末で使っているのは香港版のGalaxy S10です。
Galaxyシリーズの端末は空をより青く写してくれ私好みの空色になります。
また香港版であるため日本のSIMを入れてもシャッター音は設定のシステムの音量というところで調整可能ですし、マナーモード時にはシャッター音もなくなります。
そして楽天モバイルでGalaxy S10が発売されているおかげか、香港版であっても楽天モバイルのSIMを入れて音声通話や通信ができます。

ほとんど不満のない香港版Galaxy S10ですが唯一気に入らないところがあります。
それが指紋認証。
このご時世、顔認証は外出先では使えません。
また、ディスプレイ一体型の指紋認証は他のBlackShark2やMate 20 Proと比べて、超音波センサー方式が災いしてか、まともにロック解除できることが少ないです。

以前にiPhone SE(第2世代)を購入した時にも書きましたが、寝床でスマホをいじる時には暗闇なため顔認証が使えず、頼みの綱の指紋認証もまともにロック解除ができずにパスコードを入力するしかありませんでした。

コロナウィルスの影響によるマスク着用は少なくとも1年は続くと思います。
そこで指紋認証がまともに使えるAndroid端末を購入しようと考えました。

なぜPixelなのか

私は過去にPixel 3を使っていたことがあります。
Google製端末のため、毎月かかさずセキュリティアップデートが来て、最新のセキュリティ状態でAndroid OSが使えます。
今回、Pixelシリーズを購入しようと考えたのは、他のAndroid端末にはまともにセキュリティアップデートが来ないことを知っていたからです。

Pixel 3の不満な点はスクリーンショットを撮る際に電源ボタンとボリュームボタンの長押しで撮ることになること、超広角カメラが使えないことでした。
スクリーンショットは普通の人はそんなに撮ることもないのかもしれませんが、私は日々の記録やブログの記事を書く際にスクリーンショットを撮ることが多かったのです。

その点、Galaxy S10ではiOSでいうAssistive Touchの機能にスクリーンショットを撮る機能を持たせることができ、ワンタップで撮ることができました。
PixelシリーズはシンプルなAndroid端末であり、そう言った便利な機能とは無縁の存在です。
ここはセキュリティパッチや最新のAndroid OSが使えるということで割り切りました。

なぜPixel 5ではなくPixel 4aなのか

Pixel 3を使っていた時に不満に思ったのは、超広角レンズがついていなかったことです。
最近のスマホは望遠レンズや超広角レンズが付くのが一般的になっています。

望遠に関しては実際に望遠レンズ付きのスマホを買ってみても使う機会がほとんどなく、いざとなれば撮った画像からトリミングして望遠のような雰囲気を持たせることも可能です。
一方、超広角レンズというのはソフトウェアでなんとかなるようなものではありません。
そのため、Pixelシリーズにも超広角レンズが欲しいなぁと思っていたのでした。

そして今年ついに超広角レンズ付きのPixel 5やPixel 4a(5G)が発売されました。

Pixel 4a(5G)に関しては本体幅74mmというのがネックです。
私はこれまで何台もスペック重視で大きな端末を購入してきましたが、全て片手での操作がしにくく、そして重く長く使うことはありませんでした。

これまでの私でしたらスペックを優先して本体幅70.4mmのPixel 5を購入するのが普通でしたが、今年はそれをしませんでした。

理由としては以下の5つです。

  • 5Gはここ2年内に使える環境が来ないと考えられる
  • 今年発売のPixelシリーズの中ではハイスペックといえども、SoCがSnapdragon 765Gであり、ハイエンドのSnapdragon 865+ではなかった
  • スクリーンショット撮影時の音が大きいとネットで話題になっていた
  • 最近、スマホのカメラ機能を使うことが少なくなった
  • 単純にお金をかけたくなかった

せめて、今年発売のPixelシリーズがPixel 4a(5G)とPixel 5の2択だったらサイズだけをみてPixel 5を買っていたと思うんですけどね。

最近、iPhone SE(第2世代)を買ったばかりでお金に余裕がなかったっていうのも大きいです。
そして、iOSとAndroidのエントリーモデル同士を比較したいという気持ちもありました。

購入はGoogle Store

https://store.google.com/product/pixel_4a

Pixel 4aはSoftBankでも購入することができますが、49,680円とGoogle Store(42,900円)で買うよりも高いです。
またSoftBankのSIMは契約機種により細分化され、SIMフリー端末を購入した際に使える可能性が低いです。それに今さら、キャリアで契約するメリットが私にはありません。

注文から到着まで

Pixel 4aの発売開始日は2020年8月20日。
私がGoogle Storeに注文したのは2020年10月20日でした。
その時に表示された到着予定日は11月18日から19日。

クレジットカードに利用のお知らせがあったのが11月1日。
発送された旨のメールが来たのが11月4日の夜。
自宅に届いたのが11月5日でした。

Pixel 3の時は香港からの発送でしたが、今回は東京都内からの発送でした。

Pixel3購入、初期状態時の覚え書き

開封から初期セットアップまで

付属品は18WのUSB Type-Cの電源アダプタ、両端がUSB Type-Cのケーブル、USB AからUSB Type-Cへの変換コネクタ、SIMピンなどです。

https://store.google.com/product/pixel_4a_specs

Pixel 4aの付属品
Pixel 4aの付属品

Pixel 4aのBAND仕様

Pixel 4aの対応ネットワーク(BAND)は以下のようになっています。

WCDMA: 1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19
FDD-LTE: 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 17 / 18 / 19 / 20 / 25 / 26 / 28 / 29 / 30 / 66
TD-LTE: 38 / 39 / 40 / 41 / 42 /

ドコモ

今回のPixel 4aではドコモのLTEバンド 1 / 3 / 19 / 21 / 28 / 42、3G(W-CDMA)バンド 1 / 6 / 19のうち、唯一 バンド 21のみ対応していません。
Pixel 3では対応していたのに残念です。

ソフトバンク

ソフトバンクのLTEバンドは 1 / 3 / 8 / 11 / 28 / 41 / 42、3Gバンドはバンド1 / 8となっております。
これらの中でPixel 4aが対応していないのはLTEバンド11のみです。

au

auのLTEバンドは1 / 11 / 18 / 26 / 28 / 42
このうちPixel 4aが対応していないのはバンド11のみです。

楽天モバイル

楽天モバイルのLTEバンドはバンド 3です。バンド 18 / 26がauローミングエリアで使われています。
Pixel 4aはフル対応です。

以上のことから、Pixel 4aは日本国内どのキャリアでもバンド的には通常使用に問題ないと思います。

セットアップ直後

プリインストールアプリ

ネットにつなげて初期設定を終えた直後のものです。
プリインストールアプリは22個となっています。

このうち「おサイフケータイ」アプリ、「ファミリーリンク」アプリは削除可能です。

セットアップ完了後の初期プリインストールアプリ
セットアップ完了後の初期プリインストールアプリ

端末情報

Android バージョン 11
Android セキュリティパッチレベル 2020年9月5日
ビルド番号 PR1A.200720.011

セットアップ直後の端末情報
セットアップ直後の端末情報

ストレージ容量内訳

128 GB 中、14.25 GB が使用済み。
うち、システムの容量は12 GB 。
(ちなみに11月3日にアップデートを行ったPixel 3のシステム容量は 13 GB でした)

Pixel 4aセットアップ直後のストレージ内訳
Pixel 4aセットアップ直後のストレージ内訳

実行中のサービス

6 GB のメモリ中、システムに 2.0 GB、アプリが 584 MB、空きが 3.3 GBとなっております。

Pixel 4aセットアップ直後の実行中のサービス
Pixel 4aセットアップ直後の実行中のサービス

ちなみに11月3日にアップデートを行ったPixel 3のシステムは 1.8 GB、アプリ 619 MB、空きが 1.3 GB です。
Pixel 3はメモリ容量が 4 GB でアプリも普段使うものをインストールしてあるので参考値ですが、Pixel 4aはメモリがPixel 3の 4 GB から 6 GB に増えた分がそのまま空き容量となっている感じですね。

アップデート通知(1回目)

アップデート用ファイルのサイズは 10.32 MB。

1回目のアップデート通知
1回目のアップデート通知

アップデート後(1回目)

端末情報

Android バージョン 11
Android セキュリティパッチレベル 2020年10月5日
ビルド番号 PR1A.201005.006

1回目のアップデート後の端末情報
1回目のアップデート後の端末情報

ストレージに占めるシステムの容量

13 GB

この初回アップデートを行った結果、ストレージに占めるシステムの容量がアップデート前の 12 GBから 13 GBへと 1 GB増え、結果的にPixel 3と同じ容量になりました。

初回アップデート後、システムの容量が13GBに変更された
初回アップデート後、システムの容量が13GBに変更された

アップデート通知(2回目)

アップデート用ファイルのサイズは 14.85 MB。

2回目のアップデート通知
2回目のアップデート通知

アップデート後(2回目)

端末情報

Android バージョン 11
Android セキュリティパッチレベル 2020年11月5日
ビルド番号 PR1A.201105.002

2回目のアップデート後の端末情報
2回目のアップデート後の端末情報

Android 7.0 以降の端末の Android バージョンとセキュリティパッチレベル、最終アップデート確認日

アプリやデータの移行後は楽天モバイルのSIMを入れて、Web閲覧とカメラ用端末として利用する予定です。
さてこのPixel 4a、コロナウィルスの影響によるマスク着用が不要となるのが早いか、私が他の端末に手を出すのが早いかどちらになるでしょう。

Androidバージョン セキュリティパッチレベル 最終アップデート確認日
Pixel 4a 11 2020年11月5日 2020年11月5日
Pixel 3 11 2020年11月5日 2020年11月3日
Pixel 2 11 2020年10月5日 2020年10月6日
Galaxy S10(香港版) 10 2020年10月1日 2020年10月26日
Galaxy S10(楽天版) 10 2020年9月1日 2020年10月22日
HUAWEI Mate 20 Pro 10 2020年8月1日 2020年10月6日
Galaxy S8+ 9 2020年7月1日 2020年10月22日
Black Shark 2 10 2020年6月5日 2020年9月11日
HUAWEI Mate 10 Pro 10 2020年4月1日 2020年6月6日
HUAWEI Mate 9 9 2020年3月1日 2020年6月3日
Galaxy S7 8.0.0 2020年2月1日 2020年4月3日
OnePlus 3T 9 2019年10月1日 2019年11月29日
Nexus 5X 8.1.0 2018年12月5日 2018年12月4日
Moto G4 Plus 8.1.0 2018年12月1日 2019年4月5日
Xperia XZ 8.0.0 2018年10月1日 2019年1月4日
ZenFone 3 8.0.0 2018年7月1日 2018年9月20日
HUAWEI P9 7.0 2018年7月1日 2018年7月27日
Xperia Z5 Compact 7.1.1 2017年9月1日 2017年10月18日

上記の表で
BlueFrag対策はセキュリティパッチレベルが2020年2月1日以降であることが必要
「セキュリティパッチレベル」が赤文字のものは BlueBorne 対策済み
KRACK 対策はセキュリティパッチレベルが「2017年11月6日以降」であることが必要
Spectre 、 Meltdown 対策はセキュリティパッチレベルが「2018年1月5日」以降であることが必要

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