私はスマホとSIMの組み合わせを考えるのが好きです。
今回は維持費が格安で済むpovo2.0が始まりましたので、早速申し込みをしました。
目次
povo2.0とは
ネットを「povo」のキーワードで検索すると下記のURLがトップに出てくると思います。
しかし、上記は既に申し込み受付を終了したpovo1.0のサイトです。
今回私が契約したpovo2.0のサイトは以下のリンク先になります。
申し込み方法
上記サイトからPCで行うこともできそうですが、途中から身分証明書の撮影や自分の顔写真をその場で撮って送る必要があります。
ですから、初めから下記アプリをスマホにインストールし行ってください。
iOS版
https://apps.apple.com/jp/app/povo2-0%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA/id1554037102
Android版
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.kddi.kdla.jp
自分でApp StoreやPlayストアアプリから検索する際は「povo」のキーワードでは旧povo1.0のアプリしか出てこないので「povo2」で検索してみてください。
追加ボーナスキャンペーン
申し込みを始める前に下記リンク先から追加ボーナスキャンペーンにエントリー後、申し込むことをお勧めします。
https://povo.k-digitallife.com/debut_cpn/
注意点としては、エントリー時に登録するメールアドレスとpovo2.0を申し込みする時に登録するメールアドレスが同じものでないと追加ボーナスを受けることはできません。
申し込み日の状況
私はpovo2.0の受付が開始した2021年9月29日(水曜日)午前9時にiPhoneのpovo2.0アプリから新規で物理SIMを申し込みしました。
サービス開始初日とあって、この日はかなりサーバーが混雑していたようですが、私のところに届いたメールの履歴は以下のようになっております。
9:02 アカウント登録完了のお知らせ
9:04 お申し込みを受付ました
9:11 本人確認書類を受付ました
10:05 本人確認完了のお知らせ
11:00 SIMカードのお届け準備中です
新規の電話番号がわかったのはいつ?
10:05 本人確認完了のお知らせを受けた後、処理状況をpovo2.0アプリで確認していましたら、10:50頃に「お申し込み内容の確認」という表示の中に今回新規で申し込みをした電話番号が表示されました。
私の場合は080で始まる電話番号でした。
キャリアだと店舗で新規に契約する際には下4桁を選ぶサービスがあったりしますが、povo2.0にはそういったものはありません。
これもトッピングという形で、新規申し込み時にあったらいいかもしれませんね。
ヤマトの宅配配送状況に登録があったのはいつ?
追跡番号は11:00の「SIMカードのお届け準備中です」のメールに記載されていましたが、ヤマトの配送状況に反映されたのはそれから10時間後の21:00頃でした。
そこから受け取り日時の変更ができるようになるまで約30分。
私が受け取り日時を指定したのは21:30頃でした。
受け取り日の状況
私がヤマトの宅配業者からSIMの入った宅急便コンパクトを受け取ったのは9時過ぎ。
povo2.0をネットで申し込みから約24時間後でした。
このあたりはとてもスピーディーでいいですね。
パッケージの中身
詳しくは下記画像をご覧ください。
右下の見える「povo」というのはステッカーです。
地味に嬉しいのはSIMピンですね。
私はこれまで何社もMVNOを契約してきましたが、SIMピンが入っていたのはこのpovo2.0が初めてです。
開通作業
開通作業はpovo2.0アプリから行います。
povo2.0アプリはログインするのに、メールアドレスを入力しそのメールアドレスに届いた6桁の数字を入力する必要があります。
タイムリミットは2分間。
子供に預けて、勝手にトッピングをされないためとはいえ、毎回ログイン時にこの作業を行うのは面倒です。
私は9:30頃から開通作業を行いましたが、サービス開始2日目でもサーバーが混雑しているのか、Network Errorが出てなかなか開通作業に入れません。
9:40頃にようやく開通作業に入れました。
開通作業ではSIMカードの台紙、裏面にあるバーコードをスマホのカメラで読み取って行います。
SIMの有効化ができるのは9時から21時までとなっておりますのでご注意ください。
その後、開通待ちとなりますが、これもまた混雑しているのか時間がかかりました。
他社だと、この切り替えは通常数分以内に終わります。
povo2.0では10:20に「povoのご利用開始のお知らせ」メールが来て、端末を見たら通信ができる状態になっていました。
有効化の作業後、約30分といったところでしょうか。
スピードテスト結果
トッピング無し(最大128kbps)
香港版のGalaxy S10にSIMを挿しましたが、通話、通信が可能でした。
Googleスピードテストの結果は下り0.04Mbps。上り0.03Mbpsです。
通話と通信に使えても、この通信スピードで何かしようとは思えない遅さです。
データトッピングに使えるスピードか
その後、iPhone 13 Pro Maxに挿し替え、スピードテストを行おうとしましたが、Safariで「スピードテスト」と入力し、Googleのスピードテストリンクが出てくるまでに数十秒かかりました。
しかし、povo2.0アプリを開くとすんなり表示され、データの追加は本当に2タップで完了しました。
これは事前にWi-Fi環境下でpovo2.0アプリを開いて開通作業を行っていたため、アプリがタスクに残っていたからかもしれません。
追加の容量を購入するのにパスワードや顔認証がいらないのはすごく楽ですが、確認は1度のみですので、間違って大容量をトッピングしないように気をつける必要があります。
スピード比較
povo2.0トッピング前
2021年9月30日(木曜日)お昼前11:25
4Gエリア
計測サイト Googleスピードテスト
なお、上りの速度は私の環境では計測が終わらない不具合があるので参考値とします。
楽天モバイル(パートナー回線エリア)(iPhone 11)
下り 5.23 Mbps
上り 13.0 Mbps(参考値)
povo2.0(iPhone 13 Pro Max)
下り 0.08 Mbps
上り 0.04 Mbps(参考値)
ahamo(iPhone 11 Pro)
下り 136.9 Mbps
上り 26.3 Mbps(参考値)
povo2.0トッピング後
2021年9月30日(木曜日)お昼12:02と12:30
全て4Gエリアです。
計測アプリ Ookla Speedtest 4.3.10
楽天モバイル(パートナー回線エリア)(iPhone 11)
12:02
下り 4.75 Mbps
上り 8.73 Mbps
Ping 81 ms
12:30
下り 2.77 Mbps
上り 7.46 Mbps
Ping 144 ms
povo2.0(iPhone 13 Pro Max)
12:02
下り 19.8 Mbps
上り 4.15 Mbps
Ping 174 ms
12:30
下り 20.05 Mbps
上り 2.94 Mbps
Ping 140 ms
ahamo(iPhone 11 Pro)
12:02
下り 143 Mbps
上り 20.9 Mbps
Ping 53 ms
12:30
下り 18.2 Mbps
上り 9.9 Mbps
Ping 51 ms
本日のまとめ
povo2.0は申し込み、開通作業にスマホが必須というのは改善の余地があると思います。
povo2.0を使おうとする人はそれなりにスマホ操作や格安SIMに慣れている方だとは思いますが、作業効率からいうとスマホでやるよりもパソコンでやったほうが早かったり、やりやすいところがあります。
通信速度に関しては我が家の環境ですと、維持費の安いものは速度もそれなりに遅いということがわかりました。
ただし、ドコモの速度に関しては12:02と12:30で差がありすぎる気がします。それだけ、近所にドコモを使うユーザーが多いということでしょうか。
逆にpovo2.0は良くも悪くも下りの速度に変化はありません。ただし、Pingの値が大きいので昼休みにPUBG MOBILEを遊ぶ場合にはラグが大きく感じるかもしれません。
通信速度はアプリや動画などの大容量ファイルをダウンロードしない場合、ある程度の速度が出ていればLINEやTwitterなどのSNSではそれほど速度差を感じることはないと思います。
現状、povo2.0は初期費用0円ですし、普通にトッピングをして通信容量や通話料を支払えば勝手に解約されることもありません。
格安SIMの昼の速度に我慢できない、自分でSIMやトッピングを組み合わせて最適なプランを目指したいという方は一度試してみて、これでいけると思った場合にはメイン回線をMNPするなどしてみてはいかがでしょうか。