私はドコモ契約のSIMをiPhoneで使っています。
自宅の固定回線は解約し、パソコンなどはドコモ home 5G(いわゆるモバイル回線)を使っています。
楽天回線、KDDI回線(povo2.0)もそれぞれ別の端末にSIMを挿して使っておりドコモで障害が起きた時に備えています。
今回、povo2.0を追加で契約(物理SIM)し、それを即日eSIMに変更したのでその変更手続き方法について書き残したいと思います。
povo2.0の申し込み方法などについては下記記事をご覧ください。
前回、契約した時の違いは今回は「povo」のステッカーが入っていないことでした。
2021年11月29日追記
「povo」のステッカーはパッケージの中に入っていました。
訂正してお詫びいたします。
追記終了
目次
物理SIM申し込みから開通まで
申し込みの流れを日時順に列記します。
2021年11月26日(木曜日)
10:24
povoにメールアドレス(アカウント)登録完了
10:40
本人確認書類受付完了
10:55
本人確認完了
12:00
SIMカードお届け準備中
(宅配業者(ヤマト)の追跡番号の連絡)
2021年11月27日(金曜日)
9:31
宅配業者から物理SIM受領
9:55
povoのご利用開始のお知らせ
(SIM有効化完了)
契約書面発行のご案内
ここまでが物理SIMでの申し込みから開通までの時間です。
次からが今日の課題である物理SIMからeSIM発行までの流れになります。
物理SIMからeSIMへの変更、登録まで
まずはpovo2.0アプリの画面左上にある人型のマークをタップします。
「プロフィール」項目の中に「契約管理」という部分がありますのでそこをタップします。
画面下の方の「その他」の項目に「SIMの再発行・交換」という部分がありますのでそこをタップ。
すると「SIMの再発行」は「povoカスタマーサポート」にお問い合わせくださいと表示されますので、「お問い合わせ」をタップ。
「お問い合わせ」フォームの中身を埋めていきます。
「お問い合わせ内容」に関しては初めに「SIMの変更・再発行」を選択し、その後「SIMカードからeSIMに変更したい」という項目がありますのでそれを選択します。
「送信」をタップすると即座にメールアドレスに自動返信メールが届きます。
「お問い合わせを受け付けました」メール(10:24)
「お問い合わせいただいた件の回答を更新しました」メール(10:41)
このメールで以下の内容を記載のうえ、本メールに返信するように言われます。
該当の電話番号:
契約者氏名:
生年月日:
ご契約住所:
povoアカウント(メールアドレス):
povo2.0ご利用の機種名:
私が返信を送信したのは10:47です。
送信すると同時にまた自動返信メールが届きます。(10:47)
しばらく待つと「本人確認が取れました」という内容のメールが担当者名で届きます。(10:53)
ここからしばらく時間がかかります。
次に届くメールは下記のものでした。
「SIM交換リクエストを受け付けました」(12:11)
しかしまだeSIMは登録できるようになりません。
「SIM再発行のご案内」メール(12:12)
ここでもまだ待ちます。
「eSIM有効化のお願い」メール(12:24)
このメールが来てからようやくpovo2.0アプリ側での作業ができるようになります。
もう一度、povo2.0アプリを開き、トップ画面で画面を下にスワイプして更新します。
画面左上の「人型マーク」をタップ、「契約管理」をタップ。
すると「お申し込み内容の確認」の項目の上に「SIM有効化」というボタンが現れています。
これをタップ。
画面上に「SIMの有効化を受け付けました」と表示されましたら、画面下の「次へ」をタップ。
「eSIM設定方法のご案内」メール(12:24)
上記のメールには以下のような内容が記載されています。
いつもpovoをご利用頂きありがとうございます。
ご利用開始の為の設定方法をご案内いたします。
povo2.0アプリから契約管理画面へアクセスし、eSIM設定用のQRコードを読み取ってください。
また、うまく開通しない場合はAPN設定が必要な場合がございます。
下記リンクをご確認ください。
povo2.0アプリの「次へ」をタップすると「お申し込み内容の確認」の上が「eSIMの設定」という表示に変わっていますので「eSIMの設定」をタップします。
するとeSIM登録の際におなじみのQRコードが表示されています。
私は端末が1台しかない人用のために、アクティベーションコードをコピペする方法でiPhoneに登録しました。
iPhoneでeSIMを登録する方法
「設定アプリ」から「モバイル通信」をタップ。
「モバイル通信プランを追加」をタップ。
「モバイル通信プランを選択」の画面、最下部にある「スキャンまたはコードを入力」をタップ。
画面最下部の「詳細情報を手動で入力」をタップ。
povo2.0アプリから「SM-DP+アドレス」、「アクティベーションコード」をそれぞれコピーしてペーストします。
画面右上の「次へ」をタップ。
画面下の「モバイル通信プランを追加」をタップ。
「モバイル通信プランの名称」で画面中央の2段あるうち下の段が今回追加したpovo2.0のプランです。
この名称を好きなように変更、登録することができます。
私の場合は初めてのeSIM登録でしたが、「新規KDDIプランの名称」のところが「旅行」となっていました。
この「旅行」と書いてある部分をタップ。
カスタム名称のところに自分がわかりやすいように回線の種類を記載します。
私は「povo2.0」と入力し、画面左上の「完了」をタップしました。
すると「主回線」と今自分が入力した「povo2.0」と2段で表示されるようになります。
画面下の「続ける」をタップ。
「デフォルト回線」(電話をかける際に標準で使う回線)をどちらにするかタップして選択します。
私は今回契約したpovo2.0の回線は予備回線なので、今までiPhoneに入れていたドコモ回線(主回線)をタップしました。
画面下の「続ける」をタップ。
「iMessageとFaceTime」
これはiMessageとFaceTimeを使う際にどちらの回線を使うか選択するものだと思います。
私はここでも主回線であるドコモ回線を使うように「主回線」をタップしました。
画面下の「続ける」をタップ。
「モバイルデータ通信」
これはデータ通信をする場合に今までの回線か今回追加したpovo2.0の回線を使うかの選択です。
私は普段はドコモ回線である主回線を使い、ドコモが通信障害を起こした時や1日使い放題をしたい時にpovo2.0のデータをトッピングして使うようにしたいので「主回線」をタップして選択しました。
「完了」をタップして終了です。
おつかれさまでした。
povo2.0側の電話番号をiPhoneで表示する方法
povo2.0のSIMは電話番号を端末で表示することができません(Android端末の場合)。
しかし、iPhoneであれば「設定」アプリから「メッセージ」をタップ。「送受信」をタップ。
すると「電話番号」やメールアドレスの一覧の中に先ほど「モバイル通信プランの名称」でつけた「povo2.0」という表示が見えると思います。
その「povo2.0」というところをタップすると、ぐるぐるマークが出てアクティベーション(電話番号の認証)が行われます。
アクティベーション後はpovo2.0で契約した電話番号が表示されるようになります。
今回追加したpovo2.0の電話番号宛のiMessageやFaceTimeに使うのであれば、チェックマークを入れておけばいいのですが、私は主回線の電話番号でしかiMessageやFaceTimeを使わないのでチェックマークは外しておきました。
povo2.0をeSIMで使うのは面倒
今回のpovo2.0では物理SIMからeSIMへの変更に約2時間かかっております。
povo2.0が開始した当初はeSIMから物理SIMへの変更、eSIMの再発行等はチャットに並ばなくてはならず1日で終わらなかった頃から比べると、「お問い合わせ」フォームでの手続きになり時間は短縮されたと思います。
ただ、楽天モバイルでのeSIM再発行等の手続きはYouTubeでみる限り、マイページから数分でできるようです。
それと比べるとpovo2.0の物理SIMからeSIMへの変更、機種変更の際のeSIMの再発行にはまだ時間がかかっていると思います。
おそらく新型iPhone発売の時期になれば今よりも時間がかかることでしょう。
国内で正規に販売されているiPhoneでSIMを2つ使おうとすれば片方はeSIMになりますし、Pixel 6等も物理SIMを2枚挿して使うことはできません。
もし、この記事をみてpovo2.0をデュアルSIMのうちの一枚として使いたいのであれば、物理SIMが2枚入る端末を使うか、eSIM側は再発行が容易で手数料がかからない楽天モバイルやLINEMOをお勧めします。