少年の君-字幕版-チョウ・ドンユイ(周冬雨)

舞台は2011年中国の高校。
主人公は大学入試のため必死に勉強をする。
その中で同級生がいじめに遭い自殺。
いじめの矛先が自分に向けられる。

主人公はふとしたきっかけで知り合った不良少年にボディガードになってもらうことを頼むが・・・。

中国人にとって「高考」が人生を決める

中国には「高考」という大学の統一入試制度があることをご存知でしょうか?

中国ではこの大学入試で人生が決まると言っていいと考えられています。

私は以前ゲームで知り合った中国人の高校生とチャットのやり取りをしていたことがあります。
彼女も受験勉強が忙しく、家族からのプレッシャーも強いと言っていました。

中国では一人っ子政策が続いていたこともあり、親は子供に良い大学に入ることを望むのです。

私が知り合った彼女も土日も塾に通っているという話をしていました。

「中国 受験勉強 点滴」というキーワードで検索してみてください。
そのニュースに載っている画像が一般的なのか彼女に聞いたことがあります。
さすがに彼女もこのような授業は受けていないと言っていました。

ただ、今回の映画を見ていて机にうず高く積まれた参考書や教科書などは似ていると思います。

中国にもあるいじめ

映画の中ではいじめの具体的な描写があります。
これは自分がやられたらと思うと胸が苦しくなります。

いじめは日本でも相当ありますが、中国でもあるのでしょうか?
これも彼女に聞いたことがあります。

学校にもよると思うのですが、彼女は学内での成績が1、2位という人だったせいかクラスも成績優秀者が多く、クラス内でのいじめは聞いたことがないと言っていました。

ただ映画を見てみると中国にもいじめは存在し政府が法整備を行ったことがわかります。

2時間超の作品ですが退屈することなく見終えました。
鑑賞後、タイトルの意味を考えてみてください。

少年の君-字幕版-チョウ・ドンユイ(周冬雨)

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