今日はファミレスに行ってきました。
目的は、今日のタイトル。
ZenFone 3、Huawei P9、Galaxy S7で写真を撮り比べ、どれが一番美味しそうに撮れるメシウマカメラかを確認するためです。
撮影時の設定は全てHDRオフ、自動(オート)モード、Huawei P9のフィルムモードは「標準」です。
画像は一度、Googleフォトにアップロードしたものを再度、パソコンにダウンロードし、それをViXというWindows用画像ユーティリティアプリでリサイズしています。
リサイズ時の設定は横幅指定1024pix、方法「3次補間」、「シャープネス」にチェックを入れています。
保存時の設定は「最適化」のみにチェックを入れています。
順番はZenFone 3、Huawei P9、Galaxy S7の順になっています。
記事中の画像はタップやクリックをしていただくと、別ウィンドウに1024 x 786 pixのサイズで開くようにしてあります。
まずは写真をずらーと並べてみたので、どの端末で撮った写真が一番美味しそうに見えるか確認してみてください。
いかがだったでしょう?
もう、パスタは十分、お腹いっぱいって感じですかね。
目次
ZenFone 3の感想
私の感想はといえば、ZenFone 3での写真はこれだけで見れば、まぁ、必要十分かなって思いました。
ただ、他の端末と見比べてしまうと、その画像の暗さが気になります。
これ、ZenFone Maxの時にも感じたことです。
撮影時の画面は明るくなるので、綺麗に見えるのですが、撮影後の画像をみるとなんかちょっと暗い感じがします。
ZenFone 3のレンズスペック的にはF値2.0という値で、Huawei P9のF2.2と比べると明るいレンズなんですけどね。
こういうのはレンズやセンサーだけのスペックだけではなく、カメラアプリの作り込みやセッティングの違いなんでしょうね。
あと、これはパソコンで縮小する過程で「シャープネス」をかけているせいで目立たないかもしれませんが、Googleフォトの画像をタブレットで流し見してみると、ZenFone 3で撮った画像はいまいち画像がシャキッとしていない気がしました。
Huawei P9の感想
Huawei P9の写真は今回の画像比較の中では一番色味が濃く感じました。
これは良い方に向く時と、悪く向くときがあると思います。
パスタの例ですと、ほとんどのパスタは黄色味が強く出ています。
これが美味しそうに見えるか、不自然に見えるか、その食べ物によっては感じ方が変わってくると思います。
Huawei P9はこの記事ではフィルムモード「標準」のみの写真を上げました。
実際には「鮮明な色」と「ソフトな色」モードでも撮影しています。
これがフィルムモード「標準」の画像です。
こちらはフィルムモード「鮮明な色」の画像。
これがフィルムモード「ソフトな色」の画像です。
私の感想は、食べ物にはこのフィルムモード「鮮明な色」と「ソフトな色」は向かないと思いました。
色が不自然になりすぎる気がします。
おそらく、風景を撮る場合にはいいんでしょうけどね。
Galaxy S7の感想
最後、Galaxy S7の画像についてです。
私が家に帰ってきて、タブレットでGoogleフォトの写真を流し見していた時に、どれが一番綺麗かなって思った写真をみると決まってこのGalaxy S7で撮った写真でした。
色合い的にはすっきりしたものが多いと思います。
レンズの明るさF値1.7という数字は伊達ではないと思いました。
他の2台と比べても、明らかに明るく写っています。そして、画像もくっきりしていると思います。
Galaxy S7も「自動」モードと「食事」モードの両方で写真を撮ってありますので、参考までに載せておきます。
まず、こちらが「自動」モードです。
そして、こちらが「食事」モードで撮った写真です。
正直なところ、このパスタの例では「食事」モードは不要だと思います。
これまでも何度か書いていますが、その色合いが不自然に感じてしまうからです。
しかし、食べ物によってはこの「食事」モードで撮ったほうが、より美味しそうに見える時もあります。
まず、こちらが「自動」モード。
そしてこちらが「食事」モードで撮った写真です。
いかがでしょう?
「自動」モードと「食事」モード、どちらが美味しそうに見えましたか?
まとめ
今回、3台の端末でそれぞれモードを変えながら何枚も写真を撮ってきました。
正直言って、料理が出てきたのに、それを食べずに写真を何枚も撮っている姿と言うのは傍目から見るとおかしく感じるかもしれません。
自分一人なら、出てきた料理を冷めても構わず写真を撮っているのもいいでしょう。
でも、同席者がいて、その人に料理を取り分けもせず、写真を撮るのに時間をかけるのは申し訳ないと思います。
私の結論。
メシウマカメラとしては、Galaxy S7の「自動」モード。
時間があれば「食事」モードでももう一枚撮っておくというのがいいと思いました。
Instagramとか、料理の写真で「いいね!」を貰いたいのであれば、あとからいくらでも加工できます。
ピンぼけと手ブレにだけ注意して撮っておけば、いいと思います。
私の場合、食事の時のカメラの使いみちとしては、いつどこで何を食べたのかという「記録」がメインなので、後からの加工とか撮影時のモード切り替えとかそういうことは考えたくありません。
なるべく、設定を気にせず、スムーズに写真を撮り、温かいものは温かいうちに、冷たいものは冷たいうちに食べたいというのが本音です。
そのうえで、撮れた写真がより綺麗であったり、美味しそうであればなお良いという感じです。
今日の撮り比べの結果、この目的にあったカメラはGalaxy S7だと感じました。
皆さんはいかがでしょう?
スマホのカメラにはどんなことを望んでいますか?
しょせんはスマホ。
写りで言ったら、本格的なデジカメには到底かないません。
スマホはいつでも持ってるという手軽さが最大の武器だと思います。
綺麗な空、美味しそうな料理、その時、目にしたもの、感じたことを手軽に残せるというのがスマホのカメラの魅力だと私は思います。
空の表情は刻一刻と変わっていきます。
美味しそうと思った料理も、時間が経てば風味が落ちてきます。
そんな時、パッと取り出して、自動モードのまま、感じたままに撮れるスマホのカメラが、私にとっては一番です。