By: craftivist collective - CC BY 2.0

どれにしようかな

新年を迎えて、新しい端末と MVNO SIM の組み合わせがまだ決まらずにいます。

SIM の通信量の把握の観点からいうと、毎月初日。
データ通信を使い始めるまでには、 SIM と端末を入れ替えておきたかったところです。

私はこの年末年始、風邪をひいてしまい、どうもパソコンに向かう気力がおきませんでした。

とりあえず、2ちゃんねるを読んでいて、

Moto G4 Plus に OCN モバイル ONE 音声付き5 GB コースとY!mobile データ1 GB コースを入れて使うという使い方が目に止まりました。

これは OCN のプレフィックス番号を使った月額料金無料で 30秒10円 で話せる「 OCN でんわ」を使い、普段使いの電話料金を安く済ませられます。
また、もっと通話頻度が高い人であれば、月額料金850円で、5分までカケホーダイができる「 OCN でんわ 5分かけ放題オプション」を組み合わせることができます。

そして、それになぜ Y!mobile を組み合わせるのかというと、 OCN モバイル ONE は低速( 200 kbps )が安定して使い放題ができるのですが、そのせいか「ターボスイッチオン」(いわゆる高速状態)にしても、他の MVNO と比べると通信速度が遅めです。

ですから、お昼時など特に速度の低下が目立つ時には、 Y!mobile の回線に切り替えて高速で使おうという魂胆です。

これは DSDS 端末ならではの使い方だなと思いました。

私の場合

私の場合、 DSDS 端末である ZenFone 3 には通信契約のないドコモの FOMA 音声契約 SIM と 0 SIM を入れて使っているので、速度に応じて切り替えるということはできません。

音声契約を FOMA から MVNO に MNP してしまえば、 SIM の取り回しも楽になるんですけどね。
家族内無料通話というのがネックになっています。

あえて、私の手持ち回線の中で上記の OCN モバイル ONE と Y!mobile の組み合わせのようなものを考えるとすると、 mineo 音声付き5 GB コースとLINEモバイル 1GB 500 円は有りかなと思います。

mineo は今のところ、30分の通話定額を付けるのに月840円、60分の通話定額を付けるのに月1,680円がかかります。
それぞれ、30分、60分を超えると30秒20円の通話料になってしまうところが、 OCN モバイル ONE の OCN 電話に比べると弱点です。

LINEモバイルの1 GB 500円は SMS が付かないので、 SMS オプションを付けると 1 GB 月620円になってしまいます。
ですが、 LINEモバイル だと、 LINE アプリで ID 検索もできますし、他のサービスで SMS 認証を行う場合にはもう一枚の MVNO が音声回線であれば、必ずしも LINEモバイル 1 GB には SMS オプションが必須だとは言えないと思います。

ただし、 SMS オプションを付けていないと、バッテリーの減りが早くなるセルスタンバイ問題が端末によっては起こる可能性があるので、私なら保険の為に付けておきます。

ただ、それにしても音声回線をドコモの FOMA から MVNO に MNP するという問題が出てくるんですけどね。

私の通話量だと、家族内無料通話と月1,000円分の無料通話というのが1,000円程度で維持できるのが大きいのです。

たとえば、 OCN モバイル ONE に MNP すると、月 3 GB 音声付きで 1,800円(税抜き)です。
これが OCN モバイル ONE のデータ SMS 付き 月 3 GB だと 1,220円です。

その差、580 円。

ドコモの FOMA タイプ SS バリュー (家族内無料通話、無料通話1,000円分付き) だと 1,864円(ひとりでも割で半額の 934円)

その差、354 円。

MVNO に MNP すると、月354円安くなります。
しかし、家族内無料通話や無料通話分がなくなります。

月354円分以内しか家族内や無料通話をしないのであれば、 MVNO に MNP しても安く収まるというわけです。

月354円分ということは 30秒 20円ですから、354円/20円=17.7

17 x 30 秒 = 8 分 30 秒

30秒20円は最小単位ですので、帰るコールを10秒で済ませたとしても、20円はかかります。
8分30秒というのは、連続して通話した場合の最大時間です。

そう考えると、1日1回、帰るコールをしていた家庭では MVNO に MNP してしまうと、月に20日仕事に行っていたとしたら、やはり MVNO に MNP するのは得策とは言えなくなってしまいます。

家族内通話が多いのであれば、やはり音声通話のみはドコモに残しておいて、通信分だけを MVNO に移行したほうが安く通話が可能ということです。

それに必要なのは、通話用端末と通信用端末の2台ということになるわけですが、これは最近の DSDS 端末を使えば1台のみを持ち歩くことで可能です。

私が持っている DSDS な端末

ZenFone 3

端末の大きさからいうと、5.2インチの ZenFone 3 が通話用にはもっとも適していると思います。
これまでも何度か記事に書いていますが、通話の内容を録音する機能がこの3端末の中では唯一付いています。

Moto G4 Plus


Moto G4 Plus は、素の Android に最も近い端末です。
不要なアプリがほぼ入っておりません。
唯一入っている 「 Moto 」というアプリでは「2回振り下ろしてフラッシュライトを操作」、「下向きに置いて無音化」、「持ち上げて着信音停止」、「手首をひねって Quick Capture 」という操作に関するものと、「画面 OFF 時に現状を表示する通知がフェードイン/フェードアウトする」表示に関する機能を設定できます。
ディスプレイサイズは5.5インチ。
2枚の SIM の他にもう一枚 microSD も挿せるのが他にはない特徴です。

Moto G4 Plus の Moto アプリ その1(Actions)
Moto G4 Plus の Moto アプリ その1(Actions)
Moto G4 Plus の Moto アプリ その2(Display)
Moto G4 Plus の Moto アプリ その2(Display)

 

HUAWEI Mate 9

Mate 9 はカメラに特徴のある端末です。
モノクロ専用レンズが付いていて、人とちょっと違った写真が撮れます。
ワイドアパーチャという、背景をぼかして撮る機能も他の端末にはない良さです。
画面サイズは5.9インチと大きいのが、良くも悪くも特徴です。
手帳型のケースに入れて、女性ならハンドバッグに入れて持ち歩く分には困りませんが、男性が夏場にワイシャツ一枚で出歩く際にはちょっとポケットに入れるのに困る感じがします。

私の通話用端末は

私は上記の3台では、通話用には ZenFone 3 を使っていますが、他に通信用となる端末も持ち歩いているので、この選択となっています。
通話も通信も1台のみとなると、端末の大きさやカメラの写り、その人が重視する部分がどこかによって同じ DSDS 端末でも選択すべきものは違ってくると思います。

おサイフ機能にこだわりのない方は、 DSDS 端末な SIM フリー端末でスマホ1台持ちを始めてみませんか?

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