私が今、手元に出している端末の一つ、 Moto G4 Plus に Android 7.0 がやってきました。
Moto G4 Plus は素の Android に近い端末として、2016年7月13日の発売予約開始当初から Android 7.0 へのアップグレードが保証されていました。
私にとっては初の DSDS 端末。
メーカー製アプリが殆ど入っていないこと、これまでガラケーや性能の劣る 3G 専用スマホでしか使えなかった FOMA 音声契約 SIM が使えるのが気に入り、2016年8月6日に購入しました。
確かにメーカー製アプリは2つぐらいしか入っておらず、 ASUS の ZenFone シリーズのように多数の使わないアプリが入っている端末からだととても新鮮だった記憶があります。
難点といえば、素に近いだけあってスクリーンショットを撮る方法が、ボリューム下げと電源ボタンの長押ししかなく、スクリーンショットをたくさん撮る私にとってはそこが面倒でした。
( ZenFone シリーズでは、履歴キー長押しでスクリーンショットを撮ることができます。)
また、カメラアプリもシンプルで、グリッド線を表示させる機能が無かったのが残念でした。
私は写真を撮る時にグリッド線で水平をとったり構図を決めているので、他のカメラアプリを使えばいいと言っても、標準カメラアプリどうしで比較写真を撮りたい時、目印とするものがないので困りました。
それ以外については、 SIM カードを2枚入れることができ、かつ microSD カードも同時に使えるという点では、私の手持ちの端末では唯一の存在です。
そんな Moto G4 Plus に Android 7.0 が来ていることを、2ちゃんねるのスレで知りました。
私はそのスレを読む数日前に新しいおもちゃを手に入れ、 Wi-Fi 使用端末が10台を超え、 Wi-Fi の電波が不安定になっていたため、 Wi-Fi を使う端末を少しでも少なくするべく Moto G4 Plus を機内モードにしていたままでした。
おかげで、 Moto G4 Plus に Android 7.0 が来ていることに気づくのが遅くなりました。
それでは今回も、アップデートの前後の様子を記録として残しておきます。
アップデート前
まずはアップデート前の状態確認から。
Android バージョン 6.0.1
Android セキュリティパッチレベル 2016年5月1日
ビルド番号 MPJ24.139-48
素の Android に近いと知って、セキュリティパッチも Nexus シリーズのように頻繁に来るものと期待していたのですが、私が昨年8月に購入して以来、一度もセキュリティパッチの更新は来たことがありませんでした。

ストレージに占める Android OS の容量です。
32 GB のストレージ中、システムで使用しているのは 6.62 GB のみ。
これはさすが、素に近いだけあります。

ちなみに他の端末はこんな感じです。
Nexus 5X 4.24 GB
Galaxy S7 7.27 GB
Mate9 11.34 GB
Xperia XZ F8332 13.59 GB
こうしてみていくと、 Xperia がいかにシステムにストレージを使っているのかよくわかります。
アップデートの通知はこんな画面です。
国内正規販売品なのに通知が英文です。
(タイトルだけは日本語でした)

詳しくはリンクをタップして見てくださいとのこと。
タップした先はこちらでした。
https://motorola-global-portal-jp.custhelp.com/app/answers/detail/a_id//116563
本当はこのリンクにたどり着くまでに、言語を選択する画面がありました。
アップデート用のファイルは 814.7 MB 。
他の端末ですと 1 GB を超えるものもありますので、これも素の Android に近いからこその容量だと思います。
ところがこの 814.7 MB 。
ダウンロードを完了するのになんと、2時間20分くらいかかりました。
これは我が家のネット環境のせいもあるとは思いますが、接続先のサーバーから流れてくる速度が遅かったのではないかと思います。

17:59 にアップデートを開始し、アップデートが終わったのは 18:18 。
約20分かかりました。

アップデート中に再起動がかかるのですが、結構大きな音が鳴りますのでアップデートする場所はよく考えたほうがいいかもです。
(私が通知音が鳴るように設定していたからだけかもしれません。)

あと、前は出なかったと思うのですが今回のアップデート後からは起動時に Lenovo のロゴが出るようになっていました。
アップデート中のアプリの最適化は私の環境下では171個となっていました。
アップデート後
こちらがアップデート後のシステム情報です。
Android バージョン 7.0
Android セキュリティパッチレベル 2016年12月1日
ビルド番号 NPJ25.93-14

アップデート後のストレージ容量に占める Android OS の容量はアップデート前と変わらず 6.62 GB のままでした。
アップデートによりカメラ機能にグリッド線表示が追加されないかと願っていましたがそれは叶わずでした。
その他気がついた点としては、ステータスバーをおろしたところにある設定メニューに「色を反転」という項目が追加されていました。
タップすると、白黒が反転するんですが、これは Nexus 5X にはない項目です。
ただし、この設定を頻繁に必要とする人がどの程度いるのか、私には疑問です。

今後の Moto G4 Plus
アップデート後は次にセキュリティパッチ等の更新情報が入るまで、しばらく片付けておくことにしました。
今は Wi-Fi を使う端末を少し減らしたいのと、ちょっとテーブルが端末だらけになっているので整理したかったのです。
Moto G4 Plus に入れていた SIM を iPhone SE に入れて、 Moto G4 Plus はしばらくお休みです。
今後は、メイン端末として FOMA 契約 SIM と LINE モバイルの SIM を入れた Xperia XZ F8332 。
サブとして、 iPhone SE ( mineo ) 。
寝床用端末として、 Galaxy S7 ( 0 SIM )
カメラ用端末として、 Mate9 ( YAMADA SIM PLUS )で来月を迎えたいと思います。