前回、 Xperia Z5 Compact E5823 にアップデートが来たのが2017年3月2日のこと。
その時は Android 7.0 へのアップデートが来ました。
https://yuzakasota.com/20170302-android-7-0-came-to-xperia-z5-compact-e-5823/
しかし、 Android セキュリティパッチレベルは私が持つ Android 7.0 以降の端末では最も古い 2016年12月1日 でした。
他の端末と比べて最も古いので、セキュリティパッチが次に来るのはこの Xperia Z5 Compact かなと時々下記サイトで他の国向けのモデルにアップデートが来ている日を確認していました。
私が持っている Xperia Z5 Compact は CDA が「 1298-5497 」という、「 Customized UK 」版。
このアップデート開始が3日前から始まったと知り、物置から引っ張り出してきました。
https://xpericheck.com/device/E5823
目次
アップデート通知
アップデート用ファイルのサイズは 204.8 MB 。
Moto G4 Plus のセキュリティアップデートの時のファイルサイズは 40.7 MB 。
OnePlus 3T のセキュリティアップデートの時のファイルサイズは 30 MB 。
それらと比べると、今回のアップデートはちょっと容量が大きめです。
しかし、何が変わるのかはこの通知をみてもわからないですね。
アップデート前
携帯電話の状態
Android バージョン 7.0
Android セキュリティパッチレベル 2016年12月1日
ビルド番号 32.3.A.0.376
ストレージ内訳
この端末はストレージ 32 GB ですが、システム用領域として 9.42 GB が使用されています。
結果的に今回のアップデートでこの領域のサイズは変更無いのですが、私の使い方だとストレージ 16 GB のモデルは購入の対象になりません。
実行中のサービス
こちらも参考までの情報です。
この端末の RAM は 2 GB です。
この画面は
「開発者向けオプション」>「実行中のサービス」
から見ることができます。
「開発者向けオプション」が設定メニューに無い人は、「端末情報」>「ビルド番号を7回連続タップ」すると表示されます。
設定メニューの「メモリー」からみるとこんな感じです。
こちらからだと、過去数時間分の平均使用量を知ることができます。
「開発者向けオプション」から見る「実行中のサービス」はそこだけを見る分には構いませんが、他の設定を変更すると元に戻せなくなる恐れがありますので、ご注意ください。
Android 端末はメモリがあったらあっただけ使用すると言われていますが、こちらも一度メモリ容量 3 GB 以上の端末を使うと 2 GB メモリの端末を使うのは心もとなく感じてしまいます。
アップデート中
ソニーの端末では今となっては珍しい「ドロイド君」が表示されます。
アップデート後
アップデート用ファイルのダウンロードには我が家の環境で約5分。
そこからアップデートを開始して、終了までは約16分かかりました。
端末情報
Android バージョン 7.0
Android セキュリティパッチレベル 2017年3月1日
ビルド番号 32.3.A.2.33
Android 7.0 以降の端末の Android バージョンとセキュリティパッチレベル
Androidバージョン | セキュリティパッチレベル | |
Nexus 5X | 7.1.2 | 2017年4月5日 |
OnePlus 3T | 7.1.1 | 2017年3月1日 |
Xperia Z5 Compact | 7.0 | 2017年3月1日 |
Moto G4 Plus | 7.0 | 2017年3月1日 |
HUAWEI Mate 9 | 7.0 | 2017年2月1日 |
Galaxy S7 | 7.0 | 2017年2月1日 |
ZenFone 3 | 7.0 | 2017年1月1日 |
HUAWEI P9 | 7.0 | 2017年1月1日 |
Xperia XZ | 7.0 | 2016年12月1日 |
Android 端末でこの Xperia Z5 Compact のサイズは貴重です。
通話用端末として持ち歩くなら端末は小さいほうが取り回しがしやすいです。
試しにこの Xperia Z5 Compact にメインの SIM を入れてみようかと思いました。
ポケモンGO起動時間
しかし、散歩中に起動するポケモンGOを立ち上げてみると、
Xperia Z5 Compact | 約19秒 |
OnePlus 3T | 約13秒 |
iPhone SE | 約18秒 |
Galaxy S7 | 約19秒 |
と結構、起動にかかる時間が違います。
Ingress起動時間
同じような位置情報ゲームである Ingress に関しては
Xperia Z5 Compact | 約33秒 |
OnePlus 3T | 約26秒 |
iPhone SE | 約10秒 |
Galaxy S7 | 約28秒 |
Xperia Z5 Compact は SIM 無し。他の端末には SIM が入っています。
全て屋内、 Wi-Fi 環境下で電源オフ後、端末本体を起動し数分待ってからそれぞれのアプリを起動しました。
OnePlus 3T には SIM を入れた状態であることも関係するかもしれませんが、やはり処理速度の違いが大きいのだと思います。(それにしては iPhone での Ingress の起動速度はバカッパヤですね。 Ingress と ポケモンGO で時間がかなり違うのも気になるところ)
2ちゃんねるや Twitter のようなテキスト系のアプリの場合はそれほど問題になりませんが、ゲームでは処理速度の早い端末に慣れてしまうと遅いのは辛くなってしまいますね。
というわけで、私の Xperia Z5 Compact は SIM を入れることなく、また物置に片付けることになりました。
次にアップデートが来る端末の予想
次にアップデートが来るのは Xperia XZ だと思います。
下記のサイトをみると、早いものでは1か月ほど前からセキュリティアップデートが来ていることがわかります。
https://xpericheck.com/device/F8332
私のモデルは CDA 「 1305-2218 」、「 Customized HK 」なので、そろそろかなと思っていますがどうなることでしょうか。
ただ、ググってみても次のアップデートである「 39.2.A.0.442 」の更新内容は Xperia Z5 Compact と同じように、セキュリティパッチレベルが3月になるだけのようなので、楽しみは少ないですね。
アップデート好きな人にはオススメな OnePlus 3T
それと比べて OnePlus 3T のアップデートはベータ版のアップデートが正規版に反映されるんじゃないかと期待できるので、機能追加が楽しみです。
http://downloads.oneplus.net/oneplus-3t/oneplus_3t_oxygenos_openbeta_4/
ただ、 OnePlus 3T の正規バージョンのアップデートファイルがここしばらくサイトに置かれていないんですよね。
現在配布されているベータ版が OnePlus 3T や OnePlus 3 の為ではなく、6月頃に発売されるであろう次期 OnePlus 5 ? のものでないことを祈りつつ、 Community の様子を伺っています。
OnePlus 3T はアップデートが頻繁で、無駄なメーカー製アプリのインストールも無く、ダブルタップでスリープ解除やタッチキーにいろいろな機能を割り当てることができるところなど、カスタマイズ性に優れた端末です。
唯一、カメラの写りを Galaxy S7 と較べてしまうと、明るさや鮮明さが足りないのが不満です。
この記事のトップに貼ってある桜は OnePlus 3T で撮影したものです。
オートで撮ったら暗い画像になってしまったので、撮影時に少し露出補正をしています。
こんなサイズで使うなら十分なんですけどね。