昨日から使い始めた香港版 Galaxy S8+ SM-G9550 について、初期状態を忘れないうちに記事として残しておきたいと思います。
今後発売されるドコモ版 Galaxy S8 SC-02J / Galaxy S8+ SC-03J 、 au 版 Galaxy S8 SCV36 / Galaxy S8+ SCV35 の購入を検討されている方や他のスマホと比較してみたい方の参考になれば幸いです。
目次
同梱物
まず、本体以外の同梱物ですが、下記のとおりとなっています。
画面左上から、カナル型イヤホンの替え用イヤーピース(開けてませんがおそらく大と小)、 AKG のカナル型イヤホン、 USB-A to USB Type-C ケーブル、 microUSB から USB Type-C 変換コネクタ、 USB connecter ( USB Type-C ) 、 AC アダプタ となっております。
(写真に写っていないものとして、 SIM ピンや簡単な取扱説明書(中国語と英語バージョン)もあります)
USB connecter は端末を2台繋げてデータ移動に使えるようです。
この手のものは売るつもりは無いんですが、使わずに付属しているのを確認してまた箱にしまってしまうんですけどね。
国内キャリア版ではイヤホンは付くようですがそれ以外のものは付属しません。
これまで microUSB 端子の端末を使っていた方は、充電器を買い換えるか、 microUSB から USB Type-C への変換コネクタを使って充電するようになります。
端末を買い替える際には合わせて購入することを忘れないでください。
https://www.au.com/mobile/product/smartphone/scv35/spec/
開封直後の起動時の画面
私が expansys で購入した端末は、なぜか初期セットアップが完了していました。
製品の箱には expansys の封印シールが貼ってありましたが、動作確認をした後に封印をしたのかもしれません。
プリインストールアプリ
プリインストールアプリは次のとおりです。
削除できそうなアプリ
Samsung フォルダ
ボイスレコーダー、ブラウザ、 Samsung Health 、 Samsung Gear
Google フォルダ
Duo
Microsoft フォルダ
全て無効化はできそうですが、アンインストールは不可
ストレージ容量内訳
本体アップデートファイルのダウンロードが始まっていましたが、 128 GB モデルだとシステム容量が 14.91 GB 、空き容量は 約 111 GB でした。
このシステム容量 14.91 GB はこの後のアップデートを行なっても増減はありませんでした。
実行中のサービス
RAM 6 GB のモデルですが、システムに 1.7 GB 、アプリに 703 MB 、空きが 2.9 GB となっています。
OnePlus 3T との比較
下のスクリーンショットはほぼ同じアプリをインストールした後の実行中のサービスにおけるメモリの使用状況です。
OnePlus 3T
システム 1.7 GB
アプリ 798 MB
空き 3.1 GB
Galaxy S8+
システム 1.8 GB
アプリ 1.1 GB
空き 2.3 GB
やはり、素に近い OnePlus 3T の方がプリインストールアプリが少ないこともあり、 RAM の使用量は少ないですね。
ソフトウェア情報
開封直後
Android バージョン 7.0
Android セキュリティパッチレベル 2017年4月1日
ビルド番号 NRD90M.G9550ZHU1AQE3
アップデート通知
Wi-Fiに繋いでいたら、最初のソフトウェア更新が来ました。
ファイルサイズは 285.02 MB
アップデート内容は次のようになっていました。
http://doc.samsungmobile.com/sm-g9550/tgy/doc.html
・ Stabilization of new functions such as DeX and Bixby.
・ Stabilization of face recognition algorithm.
Google 翻訳をとおすと次のようになります。
・DeXやBixbyなどの新しい機能の安定化。
・顔認識アルゴリズムの安定化。
私の Galaxy S7 SM-G930FD はシンガポール版だったせいか、あまりアップデートが頻繁には来ませんでしたが、香港版の Galaxy S7 edge SM-G9350 は比較的多くアップデートが来ていたようです。
https://www.sammobile.com/firmwares/galaxy-s7/SM-G930FD/
https://www.sammobile.com/firmwares/galaxy-s7-edge/SM-G9350/
今回購入した香港版の Galaxy S8+ SM-G9550 もアップデートに期待です。
アップデート中
こんな画面です。
アップデート後
ソフトウェア情報
Android バージョン 7.0
Android セキュリティパッチレベル 2017年5月1日
ビルド番号 NRD90M.G9550ZHU1AQE9
残念ながら Android バージョンは上がらなかったです。
発売開始が5月25日からだったので当たり前かもしれませんが、手持ちの端末の中では Nexus 5X に次いで新しいセキュリティパッチレベルとなりました。
Android 7.0 以降の端末の Android バージョンとセキュリティパッチレベル
Androidバージョン | セキュリティパッチレベル | |
Nexus 5X | 7.1.2 | 2017年5月5日 |
Galaxy S8+ | 7.0 | 2017年5月1日 |
HUAWEI P9 | 7.0 | 2017年4月5日 |
ZenFone 3 | 7.0 | 2017年3月5日 |
OnePlus 3T | 7.1.1 | 2017年3月1日 |
Xperia Z5 Compact | 7.0 | 2017年3月1日 |
Moto G4 Plus | 7.0 | 2017年3月1日 |
HUAWEI Mate 9 | 7.0 | 2017年2月1日 |
Galaxy S7 | 7.0 | 2017年2月1日 |
Xperia XZ | 7.0 | 2017年2月1日 |
追加可能言語
この香港版 Galaxy S8+ SM-G9550 には追加可能言語として日本語はもちろんのこと、下記のような言語を追加することができます。
このあたりはさすがグローバル展開している会社の端末だと思います。
当初、「 Microsoft 」関連のフォルダ名が「 Microsoft 應用程式」と表示されていましたが、いつのまにか、「 Microsoft アプリ」と直っていました。
香港版 Galaxy S8+ を日本語表記に変更する方法
もし、初めて香港版の Galaxy S8+ を購入した場合、どこから言語設定を変更するのか漢字だらけの中でわかりにくいと思いますので、スクリーンショットで説明を加えておきます。
設定アプリをタップします。
歯車みたいな形のアイコンです。
「一般管理」をタップ
「語言和輸入」をタップ
「語言」をタップ
「加入語言」をタップ
「日本語(日本)」をタップ
「設定為預設」をタップすると「日本語」が標準に設定されます
私は「保持目前状態」をタップしてしまったので、次の画面になりました。
言語名の右側にある上下の矢印部分をドラッグして「日本語」が一番上になるようにします。
画面上の「套用」をタップします。
すると日本語のメニューに変更になります。
日本語表示になれば安心して設定を変更することができます。
英語や漢字の国のメニュー画面であればなんとなく意味もわかりますし、意味を調べることもできますが、先程の追加言語一覧の下の方にあった言語は何語かも私にはわかりません。
ただ、私がこれまで expansys や Etoren で購入した端末は、英語や中国語以外の言語設定になっていたものはなかったです。
端末を輸入する場合には、仕向地を選べないのが expansys や Etoren です。
今回はセットアップされた状態で届いたので、このような方法をとりましたが、大抵は初期セットアップ設定画面の状態で届くと思います。
その際は最初に日本語を選べば、それ以降のセットアップを日本語で進めることができます。
ま、今回はこんな場合もあるということで、参考にしていただけたらと思います。