本日2本目のアップデート記事は ZenFone3 台湾版 ZE520KL についてです。
ZenFone3 に関しては今月 2017年12月18日 にもアップデートを行なっています。
あれからまだ 10日間 しか経っていませんがどんなアップデートだったのでしょう。
目次
アップデート通知
今回のアップデート用ファイルのサイズは 50.08 MB です。
先程おこなった Moto G4 Plus のアップデート用ファイルのサイズが 36.2 MB でしたから、こちらもセキュリティパッチのみの配信かと思いました。
アップデート内容
スマホの画面上でみる更新内容は以下のようになっています。
FR E-label change
これを Google 翻訳にかけますと以下のようになります。
FR Eラベルの変更
なんのことかさっぱりわかりません。
こんな時は ASUS のリリースノートのページや日本の ZenFone3 のサポートページを見てみます。
https://www.asus.com/jp/Phone/ZenFone-3-ZE520KL/HelpDesk_Download/
上記に記載されている内容は端末上の内容と異なりますね。
Improvement Items:
1.Improved the performance and stability of camera
2.Improved the performance of system.
上記を Google 翻訳にかけた結果は以下のとおりです。
改善項目:
1.カメラの性能と安定性を向上
2.システムの性能を向上させました。
前回のアップデートから一か月も経たずに再アップデートが来たということは、それだけ緊急度が高いのではないかと思います。
なお、このアップデートは昨日 2017年12月28日 から配信が開始されています。
アップデート前
端末情報
Android バージョン 7.0
Android セキュリティパッチレベル 2017年11月6日
ビルド番号 NRD90M.WW_Phone-14.2020.1711.80-20171212
アップデートファイルのダウンロードに要した時間
ファイルサイズ 50.08 MB のダウンロードに我が家の通信環境では 約1分 でした。
ちなみに先程おこなった Moto G4 Plus のアップデート用ファイルは 36.2 MB のダウンロードに 約5分 かかっています。
端末メーカーのサーバーによってダウンロードにかかる時間が違うのがわかると思います。
アップデート後
端末情報
Android バージョン 7.0
Android セキュリティパッチレベル 2017年11月6日
ビルド番号 NRD90M.WW_Phone-14.2020.1711.81-20171216
Android 7.0 以降の端末の Android バージョンとセキュリティパッチレベル、最終アップデート確認日
今回のアップデートは上記をみてもらうとわかるようにアップデートの前後でセキュリティパッチレベルに違いはありません。
ただ、ビルド番号をみてみると前回は12月12日、そして今回は12月16日という日にちが読み取れます。
このたった5日の間に何か問題が発見され、その問題解決のためのアップデートが今回のものだと思われます。
Androidバージョン | セキュリティパッチレベル | 最終アップデート確認日 | |
Nexus 5X | 8.1.0 | 2017年12月5日 | 2017年12月14日 |
Moto G4 Plus | 7.0 | 2017年12月1日 | 2017年12月29日 |
HUAWEI Mate 9 | 8.0.0 | 2017年12月1日 | 2017年12月28日 |
HUAWEI Mate 10 Pro | 8.0.0 | 2017年12月1日 | 2017年12月22日 |
ZenFone 3 | 7.0 | 2017年11月6日 | 2017年12月29日 |
HUAWEI P9 | 7.0 | 2017年11月6日 | 2017年12月14日 |
Galaxy S7 | 7.0 | 2017年10月1日 | 2017年11月24日 |
Galaxy S8+ | 7.0 | 2017年10月1日 | 2017年11月24日 |
Xperia XZ | 7.1.1 | 2017年10月1日 | 2017年10月26日 |
OnePlus 3T | 8.0.0 | 2017年9月1日 | 2017年11月28日 |
Xperia Z5 Compact | 7.1.1 | 2017年9月1日 | 2017年10月18日 |
上記の表で「セキュリティパッチレベル」が赤文字のものは BlueBorne 対策済み
KRACK 対策はセキュリティパッチレベルが「2017年11月6日以降」であることが必要