私がワイモバイルからドコモへ MNP してからというもの、めっきり触ることの無くなった OnePlus3T 。
それでも日課として、下記のサイトでアップデートの確認をしていました。
そして前回のアップデートから約1か月半の今日、アップデートが来ていることを知りました。
目次
アップデート通知
今回のアップデート用ファイルのサイズは 145 MB です。
アップデート内容
Added support for aptX HD
Added Wi-Fi hotspot device manager
Added “Soft” screen calibration
Updated Android security patch to December
General bug fixes and stability improvements
これを Google 翻訳にかけた結果は以下のようになります。
aptX HDのサポートが追加されました
Wi-Fiホットスポットデバイスマネージャを追加
“ソフト”スクリーンキャリブレーションを追加
Androidセキュリティパッチが12月に更新されました
一般的なバグ修正と安定性の向上
このアップデートの内容は下記の OnePlus のダウンロードページと Community サイト上にも掲載されています。
http://downloads.oneplus.net/oneplus-3t/oneplus_3t_oxygenos_5.0.1/
https://forums.oneplus.net/threads/oxygenos-5-0-1-ota-update-for-oneplus-3-and-3t.733145/
これらをみるとダウンロードページにアップデート用ファイルが掲載されたのは 2018年1月11日 ですが、 OTA によるアップデートは 2017年12月29日 から開始されたことがわかります。
アップデート前
端末の状態
OxygenOS バージョン 5.0
Android バージョン 8.0.0
Android セキュリティパッチレベル 2017年9月1日
ビルド番号 ONEPLUS A3010_28_171116
アップデートファイルのダウンロードに要した時間
アップデート用ファイルのサイズは 145 MB です。
我が家の通信環境ではこのファイルのダウンロードにかかった時間は 約 1 分 でした。
OnePlus のサーバーは帯域に余裕があるんでしょうね。早いです。
ちなみに Moto G4 Plus のアップデートファイルのダウンロードは 36.2 MB のダウンロードに 約 5 分 かかりました。
アップデート後
端末の状態
OxygenOS バージョン 5.0.1
Android バージョン 8.0.0
Android セキュリティパッチレベル 2017年12月1日
ビルド番号 ONEPLUS A3010_28_171227
アップデートによる変更点で気がついたもの
aptX HDのサポートが追加
次のスクリーンショットは開発者向けオプションの中の設定です。
アップデート前は「 SBC 」、「 AAC 」、「 LDAC 」のみでしたが、アップデート後は「 aptX 」、「 aptX HD 」が追加されました。
私は Bluetooth のイヤホンは AirPods くらいしか持っていないので、音質についてのコメントは省略します。
“ソフト”スクリーンキャリブレーションを追加
これは設定アプリの中にある「ディスプレイ」>「画面のキャリブレーション」の項目です。
以下のスクリーンショットはアップデート後のものです。
アップデート前は「既定」、「 sRGB 」、「カスタムカラー」の3項目でしたが、そこに「ソフト」が追加されました。
スクリーンショットには反映されませんが、「既定」から「ソフト」に変更すると子供の顔色から「赤み」が少し薄れます。
人の顔色としては「既定」の方が健康そうで良いように思います。
このあたりは画面に映るものと使用者によって好みが分かれる部分です。
「カスタムカラー」で自分好みの設定にできるように思うのですが、あえて「ソフト」という項目を追加してきたあたり、どのような意図があるのか不明です。
Android 7.0 以降の端末の Android バージョンとセキュリティパッチレベル、最終アップデート確認日
OnePlus3T の前回のアップデートは 2017年11月28日でした。
https://yuzakasota.com/20171128-oneplus-3t-updated-to-android-8-0-oreo/
当時のセキュリティパッチレベルは 2017年9月1日 。
配布当時のセキュリティパッチレベルとしては少し古いと思います。
今回のセキュリティパッチレベルは 2017年12月1日 。
OTA での配信開始が 2017年12月29日 だとしたら、まずまずだと思います。
ただ、現在は Spectre や Meltdown といった新たな脆弱性がみつかっているので、次回のアップデートは2月末までには来てほしいところです。
Androidバージョン | セキュリティパッチレベル | 最終アップデート確認日 | |
Nexus 5X | 8.1.0 | 2018年1月5日 | 2018年1月9日 |
OnePlus 3T | 8.0.0 | 2017年12月1日 | 2018年1月12日 |
ZenFone 3 | 7.0 | 2017年12月1日 | 2018年1月9日 |
Moto G4 Plus | 7.0 | 2017年12月1日 | 2017年12月29日 |
HUAWEI Mate 9 | 8.0.0 | 2017年12月1日 | 2017年12月28日 |
HUAWEI Mate 10 Pro | 8.0.0 | 2017年12月1日 | 2017年12月22日 |
HUAWEI P9 | 7.0 | 2017年11月6日 | 2017年12月14日 |
Galaxy S7 | 7.0 | 2017年10月1日 | 2017年11月24日 |
Galaxy S8+ | 7.0 | 2017年10月1日 | 2017年11月24日 |
Xperia XZ | 7.1.1 | 2017年10月1日 | 2017年10月26日 |
Xperia Z5 Compact | 7.1.1 | 2017年9月1日 | 2017年10月18日 |
上記の表で「セキュリティパッチレベル」が赤文字のものは BlueBorne 対策済み
KRACK 対策はセキュリティパッチレベルが「2017年11月6日以降」であることが必要
Spectre 、 Meltdown 対策はセキュリティパッチレベルが「2018年1月5日」以降であることが必要