今朝、香港版のGalaxy S10にセキュリティアップデートの通知が来ていて、その記事を書き始めたのですが、その後、楽天版Galaxy S10にもアップデートが来ているのを知り引っ張り出してきました。
目次
アップデート通知
香港版のGalaxy S10のアップデート用ファイルのサイズは 1,043.66 MBと大きなものでしたが、楽天版は 338.74 MBでした。
アップデート内容
-端末安定性の改善およびバグのフィックス
-新機能または改善型機能の追加
-パフォーマンスの向上
これはSamsung端末での定型文ですね。
セキュリティパッチ以外の機能向上には期待できません。
なお、今回のアップデートは下記サイトを見ると2020年10月7日から配信が開始されていたようです。
https://network.mobile.rakuten.co.jp/information/software/galaxy-s10/
アップデート前
ソフトウェア情報
Androidバージョン 10
ビルド番号 QP1A.190711.020.G973CONU1BTF4
Androidセキュリティパッチレベル 2020年6月1日
アップデートファイルのダウンロードに要した時間
今回のアップデート用ファイル 338.74 MBのダウンロードにかかった時間は我が家の通信環境では1分以内に終わりました。
アップデート後
ソフトウェア情報
Androidバージョン 10
ビルド番号 QP1A.190711.020.G973CONU1BTH3
Androidセキュリティパッチレベル 2020年9月1日
ストレージに占めるシステムの容量
19.2 GB
この値はアップデートの前後で変化はありませんでした。
ちなみに香港版のGalaxy S10は18.3 GBです。
この差、約1 GBが日本版(楽天版)独自のカスタマイズ分なのかなと想像しています。
Android 7.0 以降の端末の Android バージョンとセキュリティパッチレベル、最終アップデート確認日
楽天版Galaxy S10の前回のアップデートは2020年6月27日に行いました。
あれから約4か月です。
その間に香港版は2回のセキュリティアップデートが来ています。
日本で正式にSIMフリーのGalaxy Sシリーズが販売されたことは喜ばしいことですが、今後は楽天モバイルのような通信会社からの販売ではなく、日本のSamsung社から直接購入できるように、そしてセキュリティパッチの配信をより頻繁に行っていただきたいものです。
Androidバージョン | セキュリティパッチレベル | 最終アップデート確認日 | |
---|---|---|---|
Pixel 3 | 11 | 2020年10月5日 | 2020年10月6日 |
Pixel 2 | 11 | 2020年10月5日 | 2020年10月6日 |
Galaxy S10(香港版) | 10 | 2020年9月1日 | 2020年10月22日 |
Galaxy S10(楽天版) | 10 | 2020年9月1日 | 2020年10月22日 |
HUAWEI Mate 20 Pro | 10 | 2020年8月1日 | 2020年10月6日 |
Galaxy S8+ | 9 | 2020年7月1日 | 2020年10月22日 |
Black Shark 2 | 10 | 2020年6月5日 | 2020年9月11日 |
HUAWEI Mate 10 Pro | 10 | 2020年4月1日 | 2020年6月6日 |
HUAWEI Mate 9 | 9 | 2020年3月1日 | 2020年6月3日 |
Galaxy S7 | 8.0.0 | 2020年2月1日 | 2020年4月3日 |
OnePlus 3T | 9 | 2019年10月1日 | 2019年11月29日 |
Nexus 5X | 8.1.0 | 2018年12月5日 | 2018年12月4日 |
Moto G4 Plus | 8.1.0 | 2018年12月1日 | 2019年4月5日 |
Xperia XZ | 8.0.0 | 2018年10月1日 | 2019年1月4日 |
ZenFone 3 | 8.0.0 | 2018年7月1日 | 2018年9月20日 |
HUAWEI P9 | 7.0 | 2018年7月1日 | 2018年7月27日 |
Xperia Z5 Compact | 7.1.1 | 2017年9月1日 | 2017年10月18日 |
上記の表で
BlueFrag対策はセキュリティパッチレベルが2020年2月1日以降であることが必要
「セキュリティパッチレベル」が赤文字のものは BlueBorne 対策済み
KRACK 対策はセキュリティパッチレベルが「2017年11月6日以降」であることが必要
Spectre 、 Meltdown 対策はセキュリティパッチレベルが「2018年1月5日」以降であることが必要