この記事のタイトル日付、間違いではないです。
昨日、香港版Galaxy S10のアップデート記事を書いた後、久しぶりにHuawei端末のアップデート状況を確認していたところ、Mate9の最終ソフトウェアバージョンが私のMate9の最終記事と異なっていることに気づきました。
そこで久しぶりにMate9を引っ張り出してきました。
目次
アップデート通知
前回このMate9のアップデート状況を確認したのは2020年6月5日のことでした。
あれから10か月以上も経っています。
Mate9の発売開始日は2016年12月16日でしたから、もう前回のアップデートが最後だと思っていてチェックしていなかったのです。
しかし、その後一度来ていたようです。
なお、今回のアップデートもSIMを入れないとアップデート通知が来ませんでした。
SIMは解約済みのものでも結構です。
ファイルサイズは 3.60 GB。
かなりの容量です。
アップデート内容
変更ログ
この更新によって、スマート充電モードとスマートバッテリー容量機能が追加されます。
【バッテリー】
バッテリーをAIが学習したユーザーの充電習慣に適合させたり、完全充電時に継続して充電されないようにしたりすることによってパッテリー の劣化を緩和する、スマート充電モードが導入されました。 (この機能 はデフォルトで有効化されています。)
スマートバッテリー容量機能が追加され、 バッテリーの状態に合わせてバッテリー容星をインテリジェントに調整することでバッテリーの経年劣化を遅らせます。 使用するには、[設定] > [バッテリー] > [その他の電池設定]の順に移動して[スマートパッテリー]を有効にします。【HUAWEI Assistant】
ホーム画面にHUAWEI Assistariが追加され、 スマートリマインダー、パ ーソナライズされたニュース、 およびユーザーに関連するその他のコンテンツが提供されます。
【セキュリティ】
2020年5月リリースのAndroidセキュリティパッチを統合して、 システムのセキュリティを強化。
HuaweiEMUIシステム更新のセキュリティに関する詳細はHuawei公式ウェブサイトをご確認ください
なお、このアップデート。
私が気づいたのは昨日ですが、端末名やビルド番号でネットを検索してみると2020年7月10日ごろに配信されていたものであったことがわかりました。
アップデート前
端末情報
Android バージョン 9
Android セキュリティパッチレベル 2020年3月1日
ビルド番号 9.1.0.270(C635E6R1P7)
アップデートファイルのダウンロードに要した時間
アップデート用ファイル3.60GBのダウンロードには、我が家の通信環境で約11分でした。
昨日行った香港版Galaxy S10のアップデートがファイルサイズ 162.18 MBで約3分だったことを考えるとHuaweiのアップデート用サーバーの帯域は空いているのかと思います。
アップデート後
端末情報
Android バージョン 9
Android セキュリティパッチレベル 2020年5月1日
ビルド番号 9.1.0.275(C635E6R1P7)
Android 7.0 以降の端末の Android バージョンとセキュリティパッチレベル、最終アップデート確認日
Huawei Mate9の国内発売開始日は2016年12月16日。
今回のアップデートが配信開始されたのが2020年7月10日だったとすると、約3年半もの間セキュリティアップデートを行ったことになります。
私的にはアップデートの際にSIMを入れないといけないという仕様はキャリア製端末ならいざ知らず、SIMフリー端末としてはあり得ないと思っています。
Huaweiの端末はカメラアプリの使い勝手やLeicaらしい色合いを表現するフィルムモードなどカメラとしては楽しい端末だったんですけどね。
Androidバージョン | セキュリティパッチレベル | 最終アップデート確認日 | |
---|---|---|---|
Pixel 4a | 11 | 2021年4月5日 | 2021年4月6日 |
Pixel 3 | 11 | 2021年4月5日 | 2021年4月6日 |
Galaxy S10(香港版) | 11 | 2021年3月1日 | 2021年4月26日 |
Galaxy S8+ | 9 | 2020年12月1日 | 2021年1月31日 |
Galaxy S10(楽天版) | 10 | 2020年11月1日 | 2020年12月3日 |
Pixel 2 | 11 | 2020年10月5日 | 2020年10月6日 |
HUAWEI Mate 20 Pro | 10 | 2020年9月1日 | 2020年11月9日 |
Galaxy S7 | 8.0.0 | 2020年9月1日 | 2020年12月31日 |
HUAWEI Mate 10 Pro | 10 | 2020年7月1日 | 2020年12月1日 |
Black Shark 2 | 10 | 2020年6月5日 | 2020年9月11日 |
HUAWEI Mate 9 | 9 | 2020年5月1日 | 2021年4月26日 |
OnePlus 3T | 9 | 2019年10月1日 | 2019年11月29日 |
Nexus 5X | 8.1.0 | 2018年12月5日 | 2018年12月4日 |
Moto G4 Plus | 8.1.0 | 2018年12月1日 | 2019年4月5日 |
Xperia XZ | 8.0.0 | 2018年10月1日 | 2019年1月4日 |
ZenFone 3 | 8.0.0 | 2018年7月1日 | 2018年9月20日 |
HUAWEI P9 | 7.0 | 2018年7月1日 | 2018年7月27日 |
Xperia Z5 Compact | 7.1.1 | 2017年9月1日 | 2017年10月18日 |
上記の表で
BlueFrag対策はセキュリティパッチレベルが2020年2月1日以降であることが必要
「セキュリティパッチレベル」が赤文字のものは BlueBorne 対策済み
KRACK 対策はセキュリティパッチレベルが「2017年11月6日以降」であることが必要
Spectre 、 Meltdown 対策はセキュリティパッチレベルが「2018年1月5日」以降であることが必要