2022年9月9日(金曜日)。
今日は夜9時からiPhoneの予約開始。
例年だと水曜日の午前2時から発表会、金曜日に予約開始ということが多かったと思いますが、今年は木曜日の午前2時発表。金曜日に予約開始と非常に慌ただしい日程になっています。
私の想像では今年のiPhoneはあまり見どころが無いため、購入検討者が冷静になる時間を与えないよう、わざとタイトなスケジュールにしたんじゃ無いかと思っています。
iPhone 14発表会と同じ9月8日、日本では「Galaxy Z Fold4」、「Galaxy Z Flip4」の国内モデルが発表されました。
今作からはようやくキャリア向けGalaxyシリーズにおいて初めて、キャリアバンド縛りが無くなり、物理SIMとeSIMにも対応になりました。
私的には折り畳みスマホに興味はありませんので次期Sシリーズの発売、できればSIMフリーモデルの国内発売を待ちたいと思います。
それはさておき、香港版のGalaxy S10にセキュリティパッチが配信されていたようでしたので引っ張り出してきました。
目次
アップデート通知
アップデート用ファイルのサイズは 317.02 MB 。
アップデート内容
・ Overall stability of your device has been improved.
・ The latest Android security patch has been applied.
– Device security has been further enhanced.
内容は前回と全く同じ定型文。
Google翻訳で翻訳すると以下のようになります。
・端末全体の安定性が向上しました。
・最新のAndroidセキュリティパッチが適用されています。
– デバイスのセキュリティがさらに強化されました。
なお、今回のアップデートは下記サイトを見ると2022年9月6日から配信が開始されていたようです。
https://doc.samsungmobile.com/sm-g9730/tgy/doc.html
アップデート前
ソフトウェア情報
Androidバージョン 12
ビルド番号 SP1A.210812.016.G9730ZHU6HVF2
Androidセキュリティパッチレベル 2022年6月1日
アップデートファイルのダウンロードに要した時間
アップデート用ファイル 317.02 MBのダウンロードに要した時間は我が家の通信環境で約1分でした。
アップデート後
ソフトウェア情報
Androidバージョン 12
ビルド番号 SP1A.210812.016.G9730ZHU6HVH2
Androidセキュリティパッチレベル 2022年8月1日
Google Playシステムアップデート更新有り
上記ソフトウェア情報の「Google Playシステムアップデート」部分をタップしたところ 729 KB のアップデート通知が表示されました。
これを「ダウンロードしてインストール」、「今すぐ再起動」後に再度ソフトウェア情報を確認したところ、「Google Play システムアップデート」の日付が「2022年6月1日」から「2022年7月1日」に更新されました。
ストレージに占めるシステムの容量
18.27 GB
この値はアップデートの前後で変わりはありませんでした。
「目の保護モード」は仕様変更?
Android 12にOSアップデートして以来、時間指定や「日の入り〜日の出」といった「常にON」以外の「スケジュールを設定」にしていると、クイックメニューや設定メニューから「目の保護モード」をオンオフしても画面の色味が変わらない問題について、これまでアップデートのたびに確認してきましたが、今回も修正されていませんでした。
Pixel 4aやPixel 6 Proではクイックメニューからタップ一つで「夜間モード」のオンオフができます。
これはSamsungではバグとは捉えておらず、クイックメニューや設定の「目の保護モード」のオンオフよりも「スケジュールの設定」を優先していると考えるしかないと思います。
楽天版Galaxyの注意点
今回、「Galaxy Z Flip4」はドコモとauの他、楽天モバイルからも発売が決定しました。
https://www.galaxymobile.jp/galaxy-z-flip4/
しかし注意したいのは楽天モバイルのセキュリティパッチの配信頻度。
私が持っている楽天モバイル版のGalaxy S10は2019年12月13日発売開始からアップデートの配信回数は8回。
https://network.mobile.rakuten.co.jp/information/software/galaxy-s10/
一方、ドコモ版のGalaxy S10は2019年6月1日発売開始。
アップデートの回数は14回。
https://www.docomo.ne.jp/support/product_update/sc03l/index.html
香港版は2019年3月8日発売開始。
アップデートの回数は39回。
https://doc.samsungmobile.com/sm-g9730/tgy/doc.html
SamsungはGalaxyシリーズの一部に4世代のOSアップデート、5年間のセキュリティアップデートを提供するとしています。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000341.000030942.html
しかし、日本でのアップデートはキャリアの判断次第です。
私的にはGalaxyシリーズの画面指紋認証と私の指の相性が良くないため、画面に保護シートは付けないで使用しています。
ただそれだといつ画面に傷がついてもおかしくないので、ドコモ版のGalaxy S21 Ultraはキャリアの補償サービスに入っていますが、海外版は保証などあって無いようなものです。
楽天モバイルが心を入れ替えてGalaxyシリーズのアップデートを頻繁にしてくれるのならいいのですが、私が「Galaxy Z Flip4」を購入するのであれば多少本体価格が高くてもドコモモデルを買いたいと思います。
Android 7.0 以降の端末の Android バージョンとセキュリティパッチレベル、最終アップデート確認日
Androidバージョン | セキュリティパッチレベル | 最終アップデート確認日 | |
---|---|---|---|
Pixel 6 Pro | 13 | 2022年9月5日 | 2022年9月7日 |
Pixel 4a | 13 | 2022年9月5日 | 2022年9月7日 |
Galaxy S10(香港版) | 12 | 2022年8月1日 | 2022年9月9日 |
Redmi Note 10 Pro | 12 | 2022年8月1日 | 2022年8月19日 |
Mi 11 Lite 5G | 12 | 2022年7月1日 | 2022年7月21日 |
Galaxy S21 Ultra(ドコモ版) | 12 | 2022年6月1日 | 2022年7月12日 |
Galaxy S10(楽天版) | 12 | 2022年5月1日 | 2022年7月20日 |
Pixel 3 | 12 | 2021年10月5日 | 2021年10月20日 |
Galaxy S8+ | 9 | 2020年12月1日 | 2021年5月8日 |
Pixel 2 | 11 | 2020年10月5日 | 2020年10月6日 |
HUAWEI Mate 20 Pro | 10 | 2020年9月1日 | 2020年11月9日 |
Galaxy S7 | 8.0.0 | 2020年9月1日 | 2020年12月31日 |
HUAWEI Mate 10 Pro | 10 | 2020年7月1日 | 2020年12月1日 |
Black Shark 2 | 10 | 2020年6月5日 | 2020年9月11日 |
HUAWEI Mate 9 | 9 | 2020年5月1日 | 2021年4月26日 |
OnePlus 3T | 9 | 2019年10月1日 | 2019年11月29日 |
Nexus 5X | 8.1.0 | 2018年12月5日 | 2018年12月4日 |
Moto G4 Plus | 8.1.0 | 2018年12月1日 | 2019年4月5日 |
Xperia XZ | 8.0.0 | 2018年10月1日 | 2019年1月4日 |
ZenFone 3 | 8.0.0 | 2018年7月1日 | 2018年9月20日 |
HUAWEI P9 | 7.0 | 2018年7月1日 | 2018年7月27日 |
Xperia Z5 Compact | 7.1.1 | 2017年9月1日 | 2017年10月18日 |
上記の表で
BlueFrag対策はセキュリティパッチレベルが2020年2月1日以降であることが必要
「セキュリティパッチレベル」が赤文字のものは BlueBorne 対策済み
KRACK 対策はセキュリティパッチレベルが「2017年11月6日以降」であることが必要
Spectre 、 Meltdown 対策はセキュリティパッチレベルが「2018年1月5日」以降であることが必要