ドコモ版Galaxy S21 UltraがAndroid 14にOSバージョンアップ

2024年3月5日(火曜日)。
Pixel 6 Proのセキュリティアップデートを終えた後、「そういえばドコモ版のGalaxy S21 UltraにAndroidのOSバージョンアップが2月末までに出るようなことが書いてあったよなあ」と思って、ドコモのアップデート情報を見てみましたら昨日付でOSアップデートが来ていたので早速アップデートしてみました。

アップデート通知

ファイルサイズは 2,708.61 MB。

ドコモ版Galaxy S21 Ultraのアップデート通知
ドコモ版Galaxy S21 Ultraのアップデート通知

アップデート内容

通知画面ではOSアップデートである旨の記載は

「Android 14 OSバージョンアップにおける操作変更点はコチラ(https://www.docomo.ne.jp/support/manual/sc52b/)をご確認ください。」

とされております。
そこで、上記リンク先を見てみました。

リンク先は「Galaxy S21 Ultra 5G SC-52B 取扱説明書」のダウンロードサイトになっています。
この中から「Android™ 14 向け」の「取扱説明書」をダウンロードすると、約14ページにわたって、「Android14 による変更点」の記載があります。

またドコモのアップデート情報を見てみました。

https://www.docomo.ne.jp/support/product_update/sc52b/index.html

こちらを見るとセキュリティパッチレベルが「2023年12月」になること、その他の内容はドコモとGoogle、Samsungのサイトを確認するように記載されています。

https://www.docomo.ne.jp/support/android_os_update/android_14.html

https://japan.googleblog.com/2023/10/Android14.html

https://www.samsung.com/jp/one-ui/features/

Android 14については既にPixel 6 Proで体験していますが、目立った変化は感じていません。
One UIに関してGalaxyはPixelと違ってより使いやすく感じるUIとなっています。

なお、今回のアップデートは2024年3月4日から配信が開始されていましたが私の端末にはアップデートのお知らせは来ず、手動で「設定」アプリ>「ソフトウェア更新」>「ダウンロードおよびインストール」から行いました。

アップデート前

ソフトウェア情報

Androidバージョン 13
ビルド番号 TP1A.220624.014.SC52BOMU1CWH3
Androidセキュリティパッチレベル 2023年8月1日

アップデート前のソフトウェア情報
アップデート前のソフトウェア情報

アップデートファイルのダウンロードに要した時間

アップデート用ファイル 2,708.61 MBのダウンロードにかかった時間は我が家の通信環境で約4分でした。

アップデート後

ソフトウェア情報

Androidバージョン 14
ビルド番号 UP1A.231005.007.SC52BOMU1DXB4
Androidセキュリティパッチレベル 2023年12月1日

アップデート後のソフトウェア情報
アップデート後のソフトウェア情報

Google Playシステムアップデート有りだが日付は変わらず

OSバージョンアップ前後ともにGoogle Playシステムアップデートの日付は「2024年1月1日」でした。

この日付は前回セキュリティアップデートをした時点(2023年9月17日)では「2023年6月1日」でした。
いつの間にか「2024年1月1日」にアップデートされていました。

今回、OSアップデート直後に「ソフトウェア情報」画面の「Google Playシステムアップデート」部分をタップした時には「お使いのデバイスは最新の状態です」と表示されましたが、この記事を書くに当たって再度タップしてみたところ、「再起動して更新」、再起動後もう一度確認したところ3.6 MBのアップデートが来ていました。

Google Playシステムアップデート通知
Google Playシステムアップデート通知

しかし、このファイルを「ダウンロードしてインストール」、「今すぐ再起動」をしてもGoogle Playシステムアップデートの日付は「2024年1月1日」のままでした。

ストレージに占めるシステムの容量

15.41 GB

アップデート直後のストレージに占めるシステムの容量
アップデート直後のストレージに占めるシステムの容量

前回セキュリティアップデート後は36.99 GB、今回OSアップデート前は37.31 GBでしたから、大幅に容量が削減されています。
なお、OSアップデート前のストレージ使用量が79.34 GB、アップデート後は65.59 GBと約14 GB削減されているので、多少差はありますがシステムの容量も実際に減っているのではないかと思います。

実行中のサービスに占めるシステムの容量

2.8 GB

実行中のサービスに占めるシステムの容量
実行中のサービスに占めるシステムの容量

この容量は常に変化するものですが、偶然にもOSアップデート前後で変わりませんでした。

パッと見て変わったと感じた点

OSアップデート後、再起動されたホーム画面を見て感じたのはアイコンが心なしか大きく、のっぺりとした印象を受けました。
ロック画面の時計のフォントも変わった気がします。

こういったものは慣れてしまうとなんとも思わなくなってしまいますので、これからOSアップデートをする方は以前の様子をスクショを撮っておくなど記憶に留めておいてください。

Android 7.0 以降の端末の Android バージョンとセキュリティパッチレベル、最終アップデート確認日

ドコモ版のGalaxy S21 Ultraは2021年発売開始当時、Android 11でした。
そこから2022年 Android 12、Android 13、そして2024年Android 14にアップデートされました。

2022年のリリースでは4世代OSアップデート、5年間のセキュリティアップデートに対応とされています。

https://www.samsung.com/jp/explore/news/os-version-up-202209/

セキュリティアップデートはもう一年あるかもしれませんが、そろそろ次のGalaxyに買い替え時だと思います。

Androidバージョン セキュリティパッチレベル 最終アップデート確認日
Pixel 6 Pro 14 2024年3月5日 2024年3月5日
Galaxy S21 Ultra(ドコモ版) 14 2023年12月1日 2024年3月5日
Redmi Note 10 Pro 13 2023年10月1日 2023年11月10日
Pixel 4a 13 2023年8月5日 2023年8月8日
Mi 11 Lite 5G 13 2023年7月1日 2023年8月8日
Galaxy S10(香港版) 12 2023年2月1日 2023年3月31日
Galaxy S10(楽天版) 12 2023年2月1日 2023年3月22日
Pixel 3 12 2021年10月5日 2021年10月20日
Galaxy S8+ 9 2020年12月1日 2021年5月8日
Pixel 2 11 2020年10月5日 2020年10月6日
HUAWEI Mate 20 Pro 10 2020年9月1日 2020年11月9日
Galaxy S7 8.0.0 2020年9月1日 2020年12月31日
HUAWEI Mate 10 Pro 10 2020年7月1日 2020年12月1日
Black Shark 2 10 2020年6月5日 2020年9月11日
HUAWEI Mate 9 9 2020年5月1日 2021年4月26日
OnePlus 3T 9 2019年10月1日 2019年11月29日
Nexus 5X 8.1.0 2018年12月5日 2018年12月4日
Moto G4 Plus 8.1.0 2018年12月1日 2019年4月5日
Xperia XZ 8.0.0 2018年10月1日 2019年1月4日
ZenFone 3 8.0.0 2018年7月1日 2018年9月20日
HUAWEI P9 7.0 2018年7月1日 2018年7月27日
Xperia Z5 Compact 7.1.1 2017年9月1日 2017年10月18日

上記の表で
BlueFrag対策はセキュリティパッチレベルが2020年2月1日以降であることが必要
「セキュリティパッチレベル」が赤文字のものは BlueBorne 対策済み
KRACK 対策はセキュリティパッチレベルが「2017年11月6日以降」であることが必要
Spectre 、 Meltdown 対策はセキュリティパッチレベルが「2018年1月5日」以降であることが必要

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