ZenFone2 Laserバージョンアップから12時間以上経過後の状態

昨日、ZenFone 2 LaserをAndroid5.0.2からAndroid6.0.1 Marshmallowへアップデート完了したわけですが、アップデート直後はいろんなアプリがバックグラウンドで最適化処理を行ったりキャッシュを再取得したりするのでバッテリーの消費が激しくなったりします。

アップデート後12時間以上がたったので、現在の状態を記しておこうと思います。

まずはアップデート後のバッテリーの消費状況を確認してみましょう。
アップデート後にバッテリーが減っていたので充電をし、その後はほぼWi-Fi環境下にて放置してありました。

充電満タンからの減り具合
充電満タンからの減り具合

アップデート前もほとんどWi-Fi環境下でしか使っていませんでしたが、このZenFone 2 Laser。待ち受け時のバッテリー消費が優秀です。
昨日の夜、充電してから今までの平均バッテリー消費率がなんと0.6%。
アップデートしたので、なにか裏で動くかなって思いましたが、そんな影響は出ていないですね。

本体設定の電池の項目からみたスクリーンショットがこちら。

ZenFone 2 Laserの設定からみたバッテリー消費予測
ZenFone 2 Laserの設定からみたバッテリー消費予測

ほぼ待ち受けのみとはいえ、残り約5日の表示です。

本体の省電力設定はこんな感じです。

ZenFone 2 Laserの省電力設定
ZenFone 2 Laserの省電力設定

「スマート」モードにしてありました。

電池の最適化の項目はこんな感じ。

最適化していないアプリ
最適化していないアプリ

この電池の最適化がAndroid6.0の特徴の一つだと思います。
これまでは各端末メーカーでバッテリーの省電力化にあたっていましたが、このAndroid6.0からはOSの方で普段使っていないアプリのバックグラウンドでの動作を制限します。

ちなみに昨夜からこのスクリーンショットを撮るまでに画面が点灯していた時間(つまり、操作していた時間)はわずか17分2秒です。

画面の点灯時間と消費電力
画面の点灯時間と消費電力

これしか使っていないのですから、バッテリーが減らないのも無理はないと思うかもしれませんが、今までの他の端末の例ですと、ユーザー自らが使わないアプリを積極的にタスクキルしたり、アプリを無効化など創意工夫をしてバッテリー消費の節減に取り組んでいたことと思います。
しかし、この端末ではそういった煩わしいことをする必要もなくこれだけの待機電力で済んでいます。

これは平均メモリ使用量。

平均メモリ使用量
平均メモリ使用量

本体設定のメモリからみた画面です。
過去3時間、6時間、12時間、1日の平均メモリ使用量をみることができます。
これをみるとメモリの使用量は上下しますが、過去3時間の使用中平均で1.2GBはメモリを消費していることがわかります。
開発者向けオプションから見る「実行中のサービス」のメモリ使用量はその時々によって変動しますから普段はこっちを見た方がいいということでしょうね。

これが実行中のサービスから見た方のメモリ使用量です。

実行中のサービス
実行中のサービス

こちらでも使用済みのメモリ容量は1.1GBですから、先ほどの平均メモリ使用量1.2GBというのは妥当なところでしょうね。

最後はストレージ使用量の画面です。

ストレージの空き容量
ストレージの空き容量

昨日のアップデート及びその後の更新後の空きストレージ容量は3.17GBだったのに、今日は2.57GBまで減っています。
何がそんなに使用しているのでしょう。

「内部ストレージ」のところをタップしますとその内訳が出ます。

ストレージ使用量の明細
ストレージ使用量の明細

これは昨日のアップデート後は確認していなかった部分です。

アップデート前の画像があったので見比べてみましょう。

アップデート直前のストレージ容量
アップデート直前のストレージ容量

見比べてみると、アプリ部分が0.88GB増えていますね。

やはり、Android6.0からプリインストールされたFacebook、Instagram、Messengerが原因でしょうか。
2つ上のスクリーンショット画面からアプリをタップするとその内訳が表示されます。

アプリの容量の大きいもの
アプリの容量の大きいもの

結果、Facebook281MB、Messenger159MB、Instagram49.02MB
トータル489.02MBでした。

これらがAndroid6.0にアップデートしてストレージを消費している原因の一つとして間違いなさそうですね。
この3つのアプリはアンインストールすることはできませんが、無効化することはできます。

Facebookのアプリ容量
Facebookのアプリ容量

この画面からFacebookの右端にある丸に「i」の部分をタップするとアンインストールできるものについてはアンインストール。できないものについては「無効にする」といったことができます。

Facebookアプリを無効にする
Facebookアプリを無効にする

この作業をFacebook、Messenger、Instagramについて行うと、アプリ一覧の一番下に無効にしたアプリ(ストレージの使用量が0のもの)が並びます。

ストレージの使用量が0Byteのアプリ達
ストレージの使用量が0Byteのアプリ達

結果、アプリをいくつか無効にした後のストレージ空き容量は3.04GBと無効化前と比べて0.47GB増えました。

3つのアプリを無効した後のストレージ空き容量
3つのアプリを無効した後のストレージ空き容量

ただ、私はこのプリインストールアプリを無効化するのはあまりしていません。
アンインストールできるものはしています。
それはなぜかというと、端末によってはプリインストールアプリを無効化することによって動作に不具合が出ることがあるからです。

使わないからといって、無効化しまくるとあとから不具合が出た時にその原因を特定するのに時間がかかります。

ASUSの端末にはプリインストールアプリが多いんですよね。
おそらく自分でアプリを探すことができない人向けに一通り入れてくれてるんだと思いますが、アンインストールができないのは残念です。
私はこの記事を書いた後、アンインストールができるものはしますが、無効化したものは元に戻すつもりです。

それでストレージの容量が足りなくなるようであれば、自分がインストールしているアプリの中から不要なものをアンインストールしたり、そもそも16GBのストレージ容量しかない端末を選ぶのが間違っていたのだと思います。

私のメイン端末にはストレージは32GB、RAMも3GB以上のものでないと厳しく感じてきています。

このZenFone 2 Laserは一通りの整理が終わった後、また予備端末として保管する予定です。
ただ、人によってはまだまだこの端末をメインに活用していく方もいらっしゃると思います。

まだ、このZenFone 2 Laserのアップデートをしていない方にとって、この記事が少しでも役に立てたらと思います。

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