HUAWEI Mate 9、 P9 、 ZenFone 3 、 Galaxy S7 画像比較(「ボケ」効果の違い)

By: jProgr - CC BY 2.0

今日は HUAWEI Mate 9 、 HUAWEI P9 、 ASUS ZenFone 3 、 SAMSUNG Galaxy S7 を持って出かけていました。

ポケストップがある神社でアイテムをゲットしていると、ふと目についたのが参道に落ちていた(置いてあった?)柿。

幸い、人もあまり寄ってこなさそうな場所だったので、しゃがみこんでスマホを何台も入れ替えながら写真を撮ってきました。

今日、撮った写真は全て「ボケ」を意識したモードで撮影しました。

HUAWEI Mate 9 と HUAWEI P9 は「ワイドアパーチャ」モード。
ZenFone 3 は「単焦点」モード。
Galaxy S7 は「選択フォーカス」モード。

という機能を使って撮影したものです。

HUAWEI Mate 9 と HUAWEI P9 は「フィルムモード」と言って、画像の色合いを変化させるモードが付いています。
「標準」、「鮮明な色」、「ソフトな色」と3種類ありますので、合わせてご覧ください。

撮影方法は全て手持ちです。
露出は変更していません。
それぞれの端末で撮影モードを変え、柿の部分をタップしてピントを合わせた後、シャッターボタンをタップしています。

画像はタップやクリックしていただければ、別ウィンドウに 1024 x 768 pix サイズで開けるようにしてあります。

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HUAWEI Mate 9

まずは、 HUAWEI Mate 9 のワイドアパーチャ。

フィルムモード「標準」

これから続く画像を見ていただくとわかりますが、柿の上の部分、「ヘタ」から伸びている「枝の部分」が背景と同じように処理されて「ボケ」てしまっていますね。

「ワイドアパーチャ」モードだと撮影時や撮影後にピントを合わせたい部分をタップして、仮想上の「 F値 」を変え、ボケの効果をやピントの位置を変更することができます。
しかし、この枝の部分の不自然なボケは、絞りを一番絞った F値 16 とそこから一段階開いた F値 13 まで絞らないと消えませんでした。

このあたりが、いわゆるソフトウェアで「ボケ加工」をしているための弱点です。

今回、 HUAWEI の端末で撮影したものは全て「 F値 4.0 」と標準の設定値のものを掲載しています。

Mate9ワイドアパーチャ、フィルムモード「標準」

Mate9ワイドアパーチャ、フィルムモード「標準」

フィルムモード「鮮明な色」

「柿」の色よりも地面の色が変わっているのがわかりやすいですね。

Mate9ワイドアパーチャ、フィルムモード「鮮明な色」

Mate9ワイドアパーチャ、フィルムモード「鮮明な色」

フィルムモード「ソフトな色」

「標準」と「鮮明な色」の中間といった感じでしょうか。
この画像だとわかりにくいのですが、画面の四隅が少し影を落とした感じになるのがこのモードの特徴だと思います。

私は HUAWEI P9 で風景を撮影する時は、この「ソフトな色」モードで撮るのが好みです。
画面左下のウォーターマークと相まって、独特の写真になると思います。

Mate9ワイドアパーチャ、フィルムモード「ソフトな色」

Mate9ワイドアパーチャ、フィルムモード「ソフトな色」

HUAWEI P9

次は HUAWEI P9 のワイドアパーチャです。

フィルムモード「標準」

この画像単体でみるとわからないのですが、 HUAWEI Mate 9 の「標準」の画像と見比べてみると、全体の明るさが違うのがわかります。( Mate 9 のほうが明るい)
また色合いも全体的に黄色っぽく感じます。( P9 の方が黄色っぽい)

カタログスペック上は、 P9 と Mate 9 のカメラは解像度(1200万画素)やF値(2.2)は同じなんですが、ソフトウェア処理の向上かモノクロセンサーが P9 の 1200万画素から Mate 9 は2400万画素に向上しているのが理由の一つなのでしょうか。

ちなみに私の P9 は先日のアップデートテスターにより、 Android 7.0 と Mate 9 と同じバージョンになっています。

P9ワイドアパーチャ、フィルムモード「標準」

P9ワイドアパーチャ、フィルムモード「標準」

フィルムモード「鮮明な色」

だいぶ黄色味が増して夕方っぽい感じの写りになっていますね。
ちなみに撮影したのは11時頃です。

P9ワイドアパーチャ、フィルムモード「鮮明な色」

P9ワイドアパーチャ、フィルムモード「鮮明な色」

フィルムモード「ソフトな色」

やっぱり、同じ HUAWEI P9 のフィルムモードの違いからいう私の好みはこの「ソフトな色」になります。

皆さんはいかがでしょうか?
どのフィルムモードの色合いが好みですか?

P9ワイドアパーチャ、フィルムモード「ソフトな色」

P9ワイドアパーチャ、フィルムモード「ソフトな色」

ZenFone 3

次の端末は ZenFone 3 ( ZE520KL ) です。

この端末には積極的に「ボケ」を売りにするモードは無いのですが、「単焦点」モードというものがあります。
モードの解説には

柔らかい背景でクローズアップ写真を撮影します。

となっています。

このモードで撮影した写真がこちらです。

Huawei の端末のように、「枝」の部分が背景と溶け込む感は少ないのですが、そのかわり「柿」の上部空間が一定のスペースをもって「ボケ」を強制的に消している感があります。

これはレンズを一つしか持っていない ZenFone 3 ですから、被写体にピントを合わせた画像とピントをわざとずらした画像を合成処理しているんでしょうね。
撮影後、画像を保存する際、この合成作業のためでしょうか数秒待たされますし、出来上がった画像もこんな感じですので、初めのうちはどんな機能かと試しに使うかもしれませんが、私としては実用性は低いと感じました。

ZenFone 3 「単焦点」モード

ZenFone 3 「単焦点」モード

Galaxy S7

最後の端末は Galaxy S7 です。
この端末には「食事モード」といって、色合いを暖色系にし、必要であればその周囲をぼかすことができるモードがあります。
これは食べ物には向くと思いますが、今回はそうではないので、「選択フォーカス」というモードを使ってみました。
「選択フォーカス」モードの説明には

写真を撮影した後、フォーカスを変更します。カメラから近くまたは遠くの被写体、あるいは全ての被写体にフォーカスを合わせることができます

とあります。
撮影時には「柿」の部分をタップして撮影したところ、次の画像が保存されていました。

Galaxy S7 「選択フォーカス」モード

Galaxy S7 「選択フォーカス」モード

そして、今、 Galaxy S7 のギャラリーアプリからこの画像をみると、画面下部に「短焦点」、「遠焦点」、「パンフォーカス」と選択項目があり、それをタップすることによって、撮影時とは異なった部分にピントがあった画像を再度作成することができます。

正確に言えば個別の場所というよりも「手前」か「奥」か「全体」かの三択です。

ギャラリーからみると再度「焦点距離」を三択から選べます

ギャラリーからみると再度「焦点距離」を三択から選べます

今回、この記事を書く際に改めて、「短焦点」をタップして、「新規保存」してみた画像を確認したのですが、この画像は最初に撮影した画像とは微妙に違う部分がありました。

「柿」の枝の部分がより不自然なボケ方をしています。
確かに普通の「自動」モードで撮影するより、背景のボケは大きくなっていますが、あえてモードを変えてまで使う必要があるかは微妙だと思います。
こちらも ZenFone 3 と同様に、撮影後に画像処理の為に数秒待たされます。

Galaxy S7のギャラリーから「短焦点」を選択して保存し直したもの

Galaxy S7のギャラリーから「短焦点」を選択して保存し直したもの

まとめ

以上、4端末を使って「ボケ」味の撮れる撮影モードを試してみました。

正直なところ、 Huawei の端末も含めて、「ボケ」というのはやはりソフトウェア上の処理でごまかしている感があります。
一眼レフカメラで撮影したような自然なボケ味というものとは、やはり違います。

それでも、スマホの小さな画面で見る分には、いつもと違った感じの写真が撮れます。

本当にわずかしかないシャッターチャンスでこのモードを使うのは時間的に無理があると思いますが、被写体が動かないものを SNS など小さな画像サイズで載せる分には目新しさもあっていいと思います。

私は Twitter のモーメントという機能を使って、 iPhone 7 Plus のポートレートモードで撮影されたツイートも集めています。
興味がございましたら、そちらも参考に今回の画像とあわせてご覧いただければ幸いです。

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コメント

  1. 通りすがり より:

    HUAWEI P9 、 Mate9 、 ZenFone3 、 Galaxy S7 撮り比べ(木と花)は、実にわかりやすいサンプルと解説でした。

    今日、Mate9を購入しようと、池袋某電気量販店に行ったところ、店舗の在庫だけでなく、メーカー在庫もないとのこと。売れているんですね。
    価格もスペックからしたら、他のハイエンド機に比べ格安です。
    展示品でワイドアパーチャー機能試してみましたが、店舗内ではボケの細かいことまではわかりませんでした。
    ただ、ネットのサンプル(Flickrなど)を見る限り、解像度云々ではなく、写真としてみた場合、Mate9やP9の写真が好ましいように思えます。

    • sota より:

      通りすがりさん、コメントを残してくださってありがとうございます。

      通りすがりさんは今はどんな端末をお使いですか?
      5.5インチ以上の大きさの端末をお使いであれば、 Mate9 の大きさも許容できると思います。
      手帳型ケースで文字入力を QWERTY 入力するなら、画面は大きい方が文字も打ちやすいと思います。

      私はアルファベットもフリック入力なので、5.5インチ以上の端末は重さと大きさから常用端末にするのはちょっと厳しく感じています。

      カメラ主体の使い方だと、画像の写りは Mate9 よりも少し暗くなりますが P9 の方が扱いやすく思います。

      Mate9 の在庫は今、 Amazon ならシルバーもゴールドも在庫ありです。

      ヨドバシも「お取り寄せ」となっていましたが、私が先日「お取り寄せ」状態の時に、2台目の Mate9 を注文したら、12月27日注文で12月30日には到着しました。

      既に気持ちは Mate9 に固まっているのであれば、ポチってみてください。
      ワイドアパーチャは iPhone 7 Plus のポートレートモードとは違って、制限が少ないですし、撮影後にボケ具合やピント位置を併せ直すことが可能です。

      画面左下のウォーターマークもあると、絵が引き締まって見えます。
      P9 や Mate9 にあるフィルムモードの違いもいろいろ楽しめます。

      世界で一番安く Mate9 を入手できるのが日本だと思います。

      ぜひ、入手してカメラ機能を楽しんでください。

      • 通りすがり より:

        ヨドバシ、amazonなどの有益な情報をありがとうございます。

        現在、iPhone7 Plusを使っていますが、ポートレートモードは、ほとんど使っていません。
        もっぱら焦点距離を切り替えるだけです。

        普段は趣味でフルサイズ一眼や645Dを使っていますが、日常を気楽に撮りたいとMate9に惹かれました。

        正月を田舎で過ごすので、明けたらamazonあたりで入手しようと思います。

        • sota より:

          通りすがりさん、またのお越しありがとうございます。

          通りすがりさんは、 iPhone 7 Plus をお使いでしたか。
          それでは、 Mate9 の大きさや重さは許容範囲だったんですね。失礼しました。

          一眼レフカメラをお使いなのであれば、 Mate9 のプロモードも難なく使いこなせることと思います。
          楽しいお正月をお過ごしください。