2016年3月に発売が開始されたGalaxy S7(私の端末はシンガポール版です)にセキュリティアップデートが来ていましたので、アップデート前後の記録を残します。
目次
アップデート通知
ファイルサイズは133.52MBとなっております。
アップデート内容
-端末安定性の改善およびバグのフィックス
-新機能または改善型機能の追加
-パフォーマンスの向上
上記の内容はGalaxy S7のアップデートでは定型文と言っていいと思います。
今年、1月にセキュリティアップデートが来た時も同じ内容でした。
なお、今回のアップデートは下記サイトによると2020年3月31日に配信が開始されていたようです。
https://www.sammobile.com/samsung/galaxy-s7/firmware/#SM-G930FD
アップデート前
ソフトウェア情報
Android バージョン 8.0.0
Android セキュリティパッチレベル 2019年12月1日
ビルド番号 R16NW.G930FXXS7ESL4
アップデートファイルのダウンロードに要した時間
アップデート用ファイル133.52MBのダウンロードにかかった時間は我が家の通信環境で約4分でした。
アップデート後
ソフトウェア情報
Android バージョン 8.0.0
Android セキュリティパッチレベル 2020年2月1日
ビルド番号 R16NW.G930FXXS8ETC7
ストレージに占めるシステムの容量
7.3GB
この値はアップデートの前後で変化はありませんでした。
Android 7.0 以降の端末の Android バージョンとセキュリティパッチレベル、最終アップデート確認日
以下の一覧を見てもわかるように、セキュリティパッチの配信を定期的に長期間行ってくれている端末はPixelシリーズとGalaxy Sシリーズのみです。
最近のハイエンドモデルは10万円近い金額になっておりますので、一つの端末を長く使い続ける場合でセキュリティを気にする方は、Pixelシリーズや海外版のGalaxy Sシリーズを購入するのがいいと私は思います。
Androidバージョン | セキュリティパッチレベル | 最終アップデート確認日 | |
---|---|---|---|
Pixel 3 | 10 | 2020年3月5日 | 2020年3月3日 |
Pixel 2 | 10 | 2020年3月5日 | 2020年3月3日 |
Galaxy S10 | 10 | 2020年3月1日 | 2020年3月19日 |
Galaxy S7 | 8.0.0 | 2020年2月1日 | 2020年4月3日 |
Galaxy S8+ | 9 | 2020年2月1日 | 2020年3月13日 |
HUAWEI Mate 20 Pro | 10 | 2019年12月1日 | 2020年3月19日 |
HUAWEI Mate 10 Pro | 9 | 2019年10月6日 | 2019年12月4日 |
Black Shark 2 | 9 | 2019年10月5日 | 2019年11月13日 |
OnePlus 3T | 9 | 2019年10月1日 | 2019年11月29日 |
HUAWEI Mate 9 | 9 | 2019年7月5日 | 2019年8月14日 |
Nexus 5X | 8.1.0 | 2018年12月5日 | 2018年12月4日 |
Moto G4 Plus | 8.1.0 | 2018年12月1日 | 2019年4月5日 |
Xperia XZ | 8.0.0 | 2018年10月1日 | 2019年1月4日 |
ZenFone 3 | 8.0.0 | 2018年7月1日 | 2018年9月20日 |
HUAWEI P9 | 7.0 | 2018年7月1日 | 2018年7月27日 |
Xperia Z5 Compact | 7.1.1 | 2017年9月1日 | 2017年10月18日 |
上記の表で
BlueFrag対策はセキュリティパッチレベルが2020年2月1日以降であることが必要
「セキュリティパッチレベル」が赤文字のものは BlueBorne 対策済み
KRACK 対策はセキュリティパッチレベルが「2017年11月6日以降」であることが必要
Spectre 、 Meltdown 対策はセキュリティパッチレベルが「2018年1月5日」以降であることが必要