GalaxyNote8、iPhoneX、Mate10 Pro、Pixel2撮り比べ&ボケの違い

私がスマホを選ぶ基準の一つはカメラの機能、性能、色の好みです。

現在手元に出しているスマホは GalaxyNote8 、 iPhoneX 、 Mate10 Pro 、 Pixel2 の4台。
いずれもそのカメラの性能には一定の評価を得ている端末です。

性能の評価は下記のサイトを参考にしています。

https://www.dxomark.com/category/mobile-reviews

先日までは Pixel2 が最高の評価を得ていましたが、その後 GalaxyS9+ 、 HUAWEI P20 Pro の発売によって最高評価の端末を持つという私の自己満足は満たされなくなりました。

とりあえず GalaxyS9+ 、 P20 Pro に関しては今後国内での正式発売を待って購入を考えたいと思います。

そんなわけで今は手持ち端末の中でどれを優先的の持ち歩くのか、散歩の最中にみつけたものをどの端末で撮るのがいいのか試行錯誤しています。

そんな中、今日はあるものを GalaxyNote8 、 iPhoneX 、 Mate10 Pro 、 Pixel2 で撮り比べてみたのでそれをまとめてみたいと思います。

今日の主役はこちらの白い綿毛。

今回のメイン被写体
今回のメイン被写体

これをいかに綺麗に撮れるのか4台のスマホで撮り比べてみました。
また、 GalaxyNote8 のライブフォーカス、 iPhoneX のポートレートモード、 Mate10 Pro のワイドアパーチャ 、 Pixel2 のポートレート機能を使ってどれが一番綺麗にボケるのかも試してみました。

撮影の際は HDR オフ、画面上の白い綿毛の部分をタップしてからシャッターボタンを押しています。

撮影した画像は全て Google フォトにアップロード、それをパソコンで見ながら比較をしています。
また、この記事に載せた画像は Google フォトからダウンロードしたものをパソコン用画像編集ソフト XnView にてリサイズのみ行っています。
画像はクリックまたはタップしていただくと別ウィンドウに 1024 x 768 pix で表示されますので、少しでも拡大して見てみたいという方はご利用ください。

GalaxyNote8

自動モード

標準

f/1.7 1/220 4.3 mm ISO 50

まず見ていただいてすぐわかるのは、ピントが綿毛に合っていないことだと思います。
これはスマホのディスプレイに写る綿毛部分を何度もタップしたのですが同じでした。

f/1.7 1/220 4.3 mm ISO 50
f/1.7 1/220 4.3 mm ISO 50

2倍

f/1.7 1/262 4.3 mm ISO 50

GalaxyNote8 のダブルレンズの一つ、望遠に切り替えて撮ったつもりのものです。
結局、拡大表示されたものをタップしてもピントが綿毛に合いませんでした。

f/1.7 1/262 4.3 mm ISO 50
f/1.7 1/262 4.3 mm ISO 50

そして、画像の「 f値 」をみていただくとわかりますが、これは望遠レンズは使われておりませんでした。
f値 1.7 というのは、 GalaxyNote8 の標準レンズが使われたということです。
iPhone7Plus が発売された時にも話題になりましたが、画面上「x2」をタップしたからといって、必ずしも望遠レンズが使われないということです。

ライブフォーカス

f/2.4 1/60 6 mm ISO 25

続いてはいわゆる「ボケ」を狙った機能、 GalaxyNote8 では「ライブフォーカス」という機能を使って撮った写真です。

f/2.4 1/60 6 mm ISO 25
f/2.4 1/60 6 mm ISO 25

こちらは f値 を見てもらうとわかりますが、 f値 2.4 ですから望遠レンズが使われていることがわかります。
しかし写っている画像はどうでしょう。
相変わらず綿毛にはピントが合っていません。
また、ライブフォーカスモードで背景をぼかすためには被写体との距離を取らなければなりません。
この写真での距離がライブフォーカスが使える最短距離でした。

プロモード

続いては「プロ」モードにしてみました。
プロモードでは、 ISO 感度、シャッタースピード、エフェクト、フォーカス、ホワイトバランス、露出を自分で選ぶことができます。

設定変更せず

f/1.7 1/227 4.3 mm ISO 50

こちらはプロモードにしただけで設定値はいじらないで撮ったものです。
できるだけ綿毛に近づけて、綿毛部分をタップしましたが相変わらずピントが合いませんでした。

f/1.7 1/227 4.3 mm ISO 50
f/1.7 1/227 4.3 mm ISO 50

フォーカスのみ手動で設定

f/1.7 1/185 4.3 mm ISO 50

どうしても綿毛にピントを合わせたいと思い、最終手段に出て撮ったのがこの一枚です。
これはプロモードでフォーカス、つまりピントを自分で合わせて撮りました。

f/1.7 1/185 4.3 mm ISO 50
f/1.7 1/185 4.3 mm ISO 50

GalaxyNote8 のマニュアルフォーカスモードはピントの位置がわかりやすいです。
このスライドバーを上下に動かしていくと、現在ピントが合っている部分が「緑色」に光ります。

GalaxyNote8のマニュアルフォーカスのユーザーインターフェース
GalaxyNote8のマニュアルフォーカスのユーザーインターフェース

スマホのカメラ機能のユーザーインターフェースは HUAWEI も優秀だと思いますが、このマニュアルフォーカスに関しては Galaxy が上です。
HUAWEI のマニュアルフォーカスは画面上の被写体を直接みて自分でピントがどこに合っているのか判断しなくてはいけません。
しかし、こういった草花を撮ろうとする時にはスマホの画面をよく見ることができなかったりするのです。
その点、 Galaxy のマニュアルフォーカスはどこが緑色に光っているのかさえわかれば、多少斜めから画面を見ていてもピントの位置が判断できます。

今、パソコンでこの写真をみるとこれまでの写真より、ピントの位置は綿毛に近づいていますが、それでもまだピントが甘いですし、白飛びしているのが気になります。
しかし、この後の写真をみていくとこれでもまずまずなのかなと思うようになると思います。

iPhoneX

標準

f/1.8 1/120 4 mm ISO 32

iPhoneX でも白い綿毛をタップしてますがピント合わせは難しいです。
隣や手前にあるツクシの穂先にピントは来ていませんが、綿毛というよりもその根本から若干手前にあるスギナにピントが合っているようです。

f/1.8 1/120 4 mm ISO 32
f/1.8 1/120 4 mm ISO 32

2倍

f/1.8 1/120 4 mm ISO 32

画面に写る綿毛が大きければピントを合わせるタッチも正確にできるだろうと思いました。
結果はご覧のとおり。
先程の GalaxyNote8 の2倍と同じで望遠レンズは使われておりません。

f/1.8 1/120 4 mm ISO 32
f/1.8 1/120 4 mm ISO 32

ポートレートモード

f/2.4 1/60 6 mm ISO 16

f値が2.4に変化してますから、この写真では望遠レンズが使われています。

f/2.4 1/60 6 mm ISO 16
f/2.4 1/60 6 mm ISO 16

GalaxyNote8 のライブフォーカスモードも同じですが背景ボケを目的にポートレートモードを使おうとすると、被写体との距離を長く取らなければなりません。
この距離は GalaxyNote8 のライブフォーカスの時よりもさらに長い距離を取る必要がありました。
その結果、撮りたかった綿毛がこんなに小さくしか写せない距離になってしまいました。

iPhoneX の標準カメラアプリではマニュアルフォーカスを使うようなことはできないので、これ以上綿毛を綺麗に撮ることはできませんでした。

Mate10 Pro

標準

f/1.6 1/278 3.95 mm ISO 50

Mate10 Pro で綿毛をタップして撮った写真です。
これまでの中では一番、綿毛が綺麗に写っているのではないでしょうか?
ただ、画面全体がちょっと暗い感じに見えます。綿毛に露出を合わせた結果、他の部分が暗くなったのかもしれません。

f/1.6 1/278 3.95 mm ISO 50
f/1.6 1/278 3.95 mm ISO 50

ワイドアパーチャ(ワイドアパチャー)

f/4 1/289 3.95 mm ISO 50

背景ボケを狙ったワイドアパーチャモードで撮った写真です。
f値は仮想上の値となっています。
正直言って、この写真でのワイドアパーチャは失敗だと思います。
先程まで綿毛に合っていたピントがずれてしまっています。

f/4 1/289 3.95 mm ISO 50
f/4 1/289 3.95 mm ISO 50

ただし、 HUAWEI のワイドアパーチャは撮影後にピントの位置を再調整することができます。

これが撮影時のピントの位置。

撮影時のピントの位置
撮影時のピントの位置

これを次のように少しピントの位置を手前に設定してみました。

ピントを少し手前に合わせてみた
ピントを少し手前に合わせてみた

そして保存された結果がこちらです。
f値は4のままいじっていません。

f/4 1/289 3.95 mm ISO 50

確かにピントの位置が少し手前に来ましたが、綿毛の部分は相変わらずボヤッとしてますね。

ピントを少し手前に持ってきた後の画像
ピントを少し手前に持ってきた後の画像

では、逆に少しピントの位置を後ろに持っていってみましょう。

ピントの位置を少し後ろにしてみた
ピントの位置を少し後ろにしてみた

f/4 1/289 3.95 mm ISO 50

どうもイマイチですね。

ピントの位置を少し後ろにして保存した画像
ピントの位置を少し後ろにして保存した画像

結局、 Mate10 Pro ではワイドアパーチャを使わずに普通に撮ったものが一番良かったと思います。

Pixel2

HDR+ OFF

f/1.8 1/187 4.441 mm ISO 50

まずは普段の設定である、 HDR をオフにして撮ったものです。
ピントの位置は綿毛付近に来ていると思います。
ただ、 Mate10 Pro と比べると綿毛部分が白飛びしているのが拡大するとわかります。

f/1.8 1/187 4.441 mm ISO 50
f/1.8 1/187 4.441 mm ISO 50

ポートレート

f/1.8 1/377 4.442 mm ISO 50

Pixel2 は他の3台と違ってレンズは1つしかありません。
それでもポートレートというモードに変更して撮ると、背景をぼかして撮ることができます。
GalaxyNote8 や iPhoneX だと望遠レンズを使った時と同じくズームされますが、 Pixel2 のポートレートモードではその度合はそこまで大きくありません。
HUAWEI Mate10 Pro のワイドアパーチャはまったくズームされずに背景ボケが作れますが、 Pixel2 では少しだけ画角が狭く(被写体が大きく)なります。
これがその結果。

画面全体が若干暗くなっていますが、背景ボケとピントの位置、綿毛の白飛びも少なくなっています。

Pixel2のポートレートモードで撮影
Pixel2のポートレートモードで撮影

f/1.8 1/377 4.442 mm ISO 50

Pixel2 のポートレートでは画像が2枚作成され、 Google フォト上ではその2枚を切り替えて表示させることができます。
こちらは背景ボケを除いた写真です。
背景が不自然にボケるよりはこちらのほうがいいかもしれません。

ポートレートモード撮影時に作られるボケなしの画像ファイル
ポートレートモード撮影時に作られるボケなしの画像ファイル

HDR+ ON

Pixel2 だけは HDR オフだけではなくオンの写真も撮ってきました。
というのも、 Pixel2 の標準カメラアプリの設定では HDR+ ON というのがデフォルトとなっていたからです。

f/1.8 1/334 4.442 mm ISO 50

HDR+ OFF で撮ったものと比べると、画像全体は暗くなりますが、綿毛についた水滴が見えるように白飛びがなくなっていることがわかります。

Pixel2のHDR+ ONで撮った画像
Pixel2のHDR+ ONで撮った画像

HDR+ 拡張

HDR+ ON とどこが違うのかわかりませんが、このモードで撮ると撮影時に0.何秒間か時間がかかります。
他の端末で HDR をオンにすると露出を変えた数枚の写真を合成すると思うのですが、それと同じことをしているように思います。

f/1.8 1/470 4.442 mm ISO 53

撮影された画像は HDR+ ON のものと大きな違いは無いように思えました。

Pixel2のHDR+拡張で撮った画像
Pixel2のHDR+拡張で撮った画像

総括

さて、いかがだったでしょう。
皆さんはどの端末で撮った画像が一番綺麗に見えましたか?
また、 iPhone のポートレートモードを筆頭に各社背景ボケを謳ったモードを搭載していますが、どれが自然なボケに感じたでしょう?

私は HUAWEI のワイドアパーチャ(ワイドアパチャー)機能や iPhone のポートレートモードで撮ったと思われる Twitter の画像をモーメントにまとめています。

この記事を読んで、次に買い換えるスマホは背景ボケが出来るのがいいなと思う方がいらっしゃいましたら、どんな写真が撮れるのか参考にしてみてください。

HUAWEIのワイドアパーチャ、ワイドアパチャー

https://twitter.com/i/moments/820545369125703681

iPhone のポートレートモード

https://twitter.com/i/moments/791102541689819136

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA