昨日、Pixel 3とPixel 2のアップデートの記事を書き上げた後、手持ち端末のアップデート情報を確認しましたら、香港版のGalaxy S8+にセキュリティアップデートが来ていることを知りました。
これはそのアップデート前後の記録です。
目次
アップデート通知
今回のファイルサイズは54.01MBとなっております。
アップデート内容
– 端末安定性の改善及びバグのフィックス
– 新機能または改善型機能の追加
– パフォーマンスの向上
これはSAUSUNGのアップデートでは定型文です。
メインはセキュリティアップデートのみだと思います。
なお、下記サイトを見ると、今回のアップデートは2020年4月2日から配信が開始されていることがわかります。
https://doc.samsungmobile.com/sm-g9550/tgy/doc.html
そして上記サイトでは以下のような記載があります。
– The latest Android security patch has been applied.
・Device security has been further enhanced.
上記をGoogle翻訳では翻訳すると以下のようになります。
-最新のAndroidセキュリティパッチが適用されています。
・デバイスのセキュリティをさらに強化しました。
アップデート前
ソフトウェア情報
Android バージョン 9
Android セキュリティパッチレベル 2020年2月1日
ビルド番号 PPR1.180610.011.G9550ZHU5DTB1
アップデートファイルのダウンロードに要した時間
アップデート用ファイル54.01MBのダウンロードには我が家の通信環境で約4分かかりました。
アップデート後
ソフトウェア情報
Android バージョン 9
Android セキュリティパッチレベル 2020年3月1日
ビルド番号 PPR1.180610.011.G9550ZHS5DTC1
ストレージに占めるシステムの容量
14.9GB
この値はアップデートの前後で変化はありませんでした。
Android 7.0 以降の端末の Android バージョンとセキュリティパッチレベル、最終アップデート確認日
ドコモ版のGalaxy S8+ SC-03Jのセキュリティパッチが2019年12月で止まっていますが、香港版ではVoLTEが使えず、通話が3Gになります。
保証の面を考えると日本国内で香港版の端末を使うことにデメリットがありますが、セキュリティアップデートの頻度と長期間のセキュリティアップデート配信。カメラのシャッター音の静音化等を考えると、海外版のGalaxyを使うなら、音声メインではなく通信メインで使用するのがベストだと思います。
https://www.nttdocomo.co.jp/support/product_update/sc03j/index.html
Androidバージョン | セキュリティパッチレベル | 最終アップデート確認日 | |
---|---|---|---|
Pixel 3 | 10 | 2020年4月5日 | 2020年4月7日 |
Pixel 2 | 10 | 2020年4月5日 | 2020年4月7日 |
Galaxy S8+ | 9 | 2020年3月1日 | 2020年4月7日 |
Galaxy S10 | 10 | 2020年3月1日 | 2020年3月19日 |
Galaxy S7 | 8.0.0 | 2020年2月1日 | 2020年4月3日 |
HUAWEI Mate 20 Pro | 10 | 2019年12月1日 | 2020年3月19日 |
HUAWEI Mate 10 Pro | 9 | 2019年10月6日 | 2019年12月4日 |
Black Shark 2 | 9 | 2019年10月5日 | 2019年11月13日 |
OnePlus 3T | 9 | 2019年10月1日 | 2019年11月29日 |
HUAWEI Mate 9 | 9 | 2019年7月5日 | 2019年8月14日 |
Nexus 5X | 8.1.0 | 2018年12月5日 | 2018年12月4日 |
Moto G4 Plus | 8.1.0 | 2018年12月1日 | 2019年4月5日 |
Xperia XZ | 8.0.0 | 2018年10月1日 | 2019年1月4日 |
ZenFone 3 | 8.0.0 | 2018年7月1日 | 2018年9月20日 |
HUAWEI P9 | 7.0 | 2018年7月1日 | 2018年7月27日 |
Xperia Z5 Compact | 7.1.1 | 2017年9月1日 | 2017年10月18日 |
上記の表で
BlueFrag対策はセキュリティパッチレベルが2020年2月1日以降であることが必要
「セキュリティパッチレベル」が赤文字のものは BlueBorne 対策済み
KRACK 対策はセキュリティパッチレベルが「2017年11月6日以降」であることが必要
Spectre 、 Meltdown 対策はセキュリティパッチレベルが「2018年1月5日」以降であることが必要