iPhone 13 Pro Max、ドコモ版Galaxy S21 Ultraに続き、今回、Google Pixel 6 Proを購入しましたので初期状態を書き残しておきます。
目次
どうしてPixel 6 Proを購入したのか
最初にも書いたとおり、今年は既にiPhone 13 Pro Max、ドコモ版のGalaxy S21 Ultraを購入しています。
私はこれまでにも何度か書いていますが、Android端末での使いやすさに関してはGalaxyシリーズがUIや暗闇での画面の見やすさも含めて一番だと思っています。
今回、Pixel 6を購入したのは、私がiOS、Android端末の2台持ちをしたい。さらには、最新のAndroid OS端末を使ってみたいという気持ちからです。
最新のAndroid OSという点では既にAndroid 12にアップデートされたPixel 4aを持っており、それでも目的は達せられるのですが、今年のPixelは数年ぶりに他社Android端末と並ぶハイスペック端末となっており、GoogleによるPixel 6シリーズの発表会を見て「これは買わねば」と思ってしまいました。
Pixel 6ではなくPixel 6 Proを購入した理由
私は既に大型端末であるiPhone 13 Pro MaxとGalaxy S21 Ultraを持っています。
それらとカメラの写りを比較したいと思い、望遠レンズのあるPixel 6 Proを購入しました。
購入はGoogle Store
今回のPixel 6 Proはソフトバンクからも購入できますが、同じ端末をキャリアで高い金額を払って買うメリットもないのでGoogle Storeから購入しました。
注文から到着まで
私はGoogleがYouTubeでPixel 6シリーズの発表会を行った2021年10月20日(水曜日)の朝5時頃に目を覚まし、そこでPixel 6シリーズの情報を確認、それから起き出して注文しました。
私が本当に欲しかったのはPixel 6 ProのCloudy White 256 GBモデルでしたが、国内では販売されないことを知り、Stormy Blackを購入しました。
Googleから発送のメールが届いたのは10月26日(火曜日)の21:30頃。
そこで日本郵便の追跡番号を取得し、配達時間の指定をし受け取りをしたのが本日(10月27日(水曜日))のお昼頃です。
開封から初期セットアップまで
Pixel 4aでは電源アダプタが入っていましたが、今回のPixel 6からは電源アダプタの付属は無くなり、両端がUSB Type-CのケーブルとUSB AからUSB Type-Cへの変換コネクタ、SIMピンなどとなりました。
面白かったのは、ダンボール箱の中のクッション材の代わりにポテトチップスが入っていたことです。
通常のクッション材だと開封後は捨てるのみですが、ポテトチップスであれば食べる楽しみもあって面白い試みだと思います。
Pixel 6 ProのBAND仕様
Pixel 6 Pro(GF5KQ)の対応ネットワーク(バンド)は以下のようになっています。
WCDMA: 1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19
LTE: 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 14 / 17 / 18 / 19 / 20 / 25 / 26 / 28 / 29 / 30 / 32 / 38 / 39 /40 /41 /42 / 46 /48 / 66 / 71
5G Sub-6: n1 / 2 / 3 / 5 / 7 / 8 / 12 / 14 / 20 /25 / 28 / 30 / 38 / 40 / 41 / 48 / 66 / 71 / 77 / 78
5G ミリ波: n257 / n258 / n260 / n261
ドコモ
ドコモが使用する周波数帯(バンド)のうちPixel 6 Proが対応していないのはLTEのバンド21、5G Sub-6のn79の二つです。
au
auに関してはLTEのバンド11のみ非対応。
ソフトバンク
ソフトバンクに関してもLTEのバンド11のみ非対応。
楽天モバイル
楽天モバイルに関しては非対応のバンドはありません。
ただし、ドコモと楽天モバイルに関しては5GのSub-6及びミリ波は本日(2021年10月27日)現在、近日提供予定となっており、対応していないことになっています。
https://g.co/pixel/networkinfo
セットアップ直後
プリインストールアプリ
Wi-Fiに繋げずに初期設定を終えた直後のものです。
プリインストールアプリは22個となっています。
この数は去年購入したPixel 4aと同じとなっています。
ドコモ版のGalaxy S21 Ultraにはプリインストールアプリが70個も入っていました。
それと比べるといかにPixelシリーズのプリインストールアプリの数が少ないかわかると思います。
ただし、Pixelに入っているこれらのアプリのうち、削除できるものは一つもありません。
端末情報
Android バージョン 12
Android セキュリティパッチレベル 2021年10月5日
ビルド番号 SD1A.210817.015.A4
ストレージに占めるシステムの容量
256 GBのストレージ中、システムの容量は 13 GBです。
これもドコモ版のGalaxy S21 Ultraでは 31.94 GBもありました。
このGalaxy S21 Ultraのシステムの容量はドコモ版だから多いのかと思っていましたが、YouTubeで海外版のシステム容量も30 GBを超えていましたので、Galaxy専用にカスタマイズされた分の容量が多いものと思われます。
実行中のサービス
こちらの値は刻一刻と変わるものなので参考値となりますが、 4.1 GBでした。
ちなみにまたドコモ版のGalaxy S21 Ultraとの比較になりますが、そちらは逆にドコモ版の方が少なく3.0 GBでした。
ただし、ドコモ版Galaxy S21 Ultraの3.0 GBというのは初期セットアップ直後の値でその後色々なアプリをインストールし、使い始めた現在は3.9 GBとなっています。
到着後数時間で感じた良かった点と悪かった点
良かった点
指紋認証
先日購入したドコモ版のGalaxy S21 Ultraも指紋認証搭載機種ですが、Pixel 6 Proの方が認識しやすいです。
Galaxy S21 Ultraは超音波式、Pixel 6シリーズは光学式ということで、認証精度や速度を心配していましたが、私の指の場合、Galaxy S21 Ultraの方が失敗することが多いです。
Pixel 6 Proは指を当てていれば認証しますが、Galaxy S21 Ultraの場合は押し込まないとダメなことがあります。
悪かった点
スクリーンショットを撮る時の音が大きいです。
この音量はPixel 2やPixel 3の時も大きく感じ、Pixel 4aで少し静かになったと思いましたが、今回のPixel 6 Proも大きな音でした。
一時期、iPhoneのシャッター音がすごく大きく感じていましたが、iPhoneは消音スイッチをオンにすればスクリーンショット時の音は消えます。また、ドコモ版のGalaxy S21 Ultraではそもそもスクリーンショットを撮る時に音はしません。
Android端末はPixel一本に絞ろうかという考えもありましたが、まだ一台にはまとめられそうにありません。
Android 7.0 以降の端末の Android バージョンとセキュリティパッチレベル、最終アップデート確認日
Androidバージョン | セキュリティパッチレベル | 最終アップデート確認日 | |
---|---|---|---|
Pixel 6 Pro | 12 | 2021年10月5日 | 2021年10月27日 |
Pixel 4a | 12 | 2021年10月5日 | 2021年10月20日 |
Pixel 3 | 12 | 2021年10月5日 | 2021年10月20日 |
Redmi Note 10 Pro | 11 | 2021年9月1日 | 2021年10月11日 |
Galaxy S10(楽天版) | 11 | 2021年9月1日 | 2021年10月6日 |
Galaxy S10(香港版) | 11 | 2021年9月1日 | 2021年9月17日 |
Galaxy S21 Ultra | 11 | 2021年8月1日 | 2021年10月15日 |
Mi 11 Lite 5G | 11 | 2021年8月1日 | 2021年9月16日 |
Galaxy S8+ | 9 | 2020年12月1日 | 2021年5月8日 |
Pixel 2 | 11 | 2020年10月5日 | 2020年10月6日 |
HUAWEI Mate 20 Pro | 10 | 2020年9月1日 | 2020年11月9日 |
Galaxy S7 | 8.0.0 | 2020年9月1日 | 2020年12月31日 |
HUAWEI Mate 10 Pro | 10 | 2020年7月1日 | 2020年12月1日 |
Black Shark 2 | 10 | 2020年6月5日 | 2020年9月11日 |
HUAWEI Mate 9 | 9 | 2020年5月1日 | 2021年4月26日 |
OnePlus 3T | 9 | 2019年10月1日 | 2019年11月29日 |
Nexus 5X | 8.1.0 | 2018年12月5日 | 2018年12月4日 |
Moto G4 Plus | 8.1.0 | 2018年12月1日 | 2019年4月5日 |
Xperia XZ | 8.0.0 | 2018年10月1日 | 2019年1月4日 |
ZenFone 3 | 8.0.0 | 2018年7月1日 | 2018年9月20日 |
HUAWEI P9 | 7.0 | 2018年7月1日 | 2018年7月27日 |
Xperia Z5 Compact | 7.1.1 | 2017年9月1日 | 2017年10月18日 |
上記の表で
BlueFrag対策はセキュリティパッチレベルが2020年2月1日以降であることが必要
「セキュリティパッチレベル」が赤文字のものは BlueBorne 対策済み
KRACK 対策はセキュリティパッチレベルが「2017年11月6日以降」であることが必要
Spectre 、 Meltdown 対策はセキュリティパッチレベルが「2018年1月5日」以降であることが必要