2021年12月24日(金曜日)。
世間では絶好のクリスマスイブ日和(?)でしたが、私はRedmi Note 10 Proのセキュリティアップデートをしていました。
私が持っている端末の中で比較的新しいもの、そして間隔的にそろそろセキュリティパッチが来ても良さそうな端末がRedmi Note 10 Pro。
そんなわけで久しぶりに5ちゃんねるでRedmi Note 10 Proのスレを眺めてみましたらアップデートが来ているようでしたので、私も引っ張り出してきました。
目次
アップデート通知
ファイル容量は 733 MBとなっております。
実はこのアップデート通知、Mi 11 Lite 5Gがアップデート後にWi-Fi環境下での非通知問題が解消された(と思う)ので、Redmi Note 10 Proでも改善されたかもと一度電源を落とし、SIMを入れました。
そして電源を入れ直したらアップデート通知が無くなりました。
その後何度か電源を入れ直したり、「設定」アプリ>「追加設定」>「地域」を変更してみたりしたのですが、再度通知表示がされることはなく放置しておりました。
そしたら、クリスマスイブの夜に通知が来たのでした。
もしかしてこれがサンタさんから私へのプレゼントだったのでしょうか。
アップデート内容
その他
・システムパフォーマンスの最適化
・システムのセキュリティと安定性の向上
この通知からはセキュリティパッチだけの更新だけのように思えましたが、他にも変更された部分がありました。
なお、このアップデートは5ちゃんねるのスレを見ると早い人で2021年12月14日頃から通知を受け取っていたようです。
また、下記のサイトを見ると2021年12月24日付けで「V12.5.9.0.RKFMIXM」が掲載されています。
https://mifirm.net/model/sweet.ttt
アップデート前
デバイス情報
Android バージョン 11 RKQ1.200826.002
Android セキュリティ アップデート 2021年9月1日
MIUIバージョン 12.5.8.0(RKFMIXM)
アップデートファイルのダウンロードに要した時間
「アップデートをダウンロード」から「今すぐ再起動」の画面になるまで、我が家の通信環境では約3分でした。
アップデート後
デバイス情報
Android バージョン 11 RKQ1.200826.002
Android セキュリティ アップデート 2021年11月1日
MIUIバージョン 12.5.9.0(RKFMIXM)
ストレージに占めるシステムの容量
13.04GB
これはアップデート前後で変化はありませんでした。
以下は先月行ったMi 11 Lite 5Gのアップデート後の状況と比較しつつ行います。
「セキュアエレメントの位置」の「自動選択」は無し
Mi 11 Lite 5GはMIUI 12.5.6にアップデートした際にこの項目に「自動選択」という設定ができるようになったのですが、Redmi Note 10 Proでは
FeliCa / おサイフケータイには対応していない為かアップデート前後で変化はありませんでした。
「メモリ増設」機能が追加
「設定」アプリ>「追加設定」>「メモリ増設」機能が追加されていました。
この機能はストレージのメモリを利用してRAMを擬似的に2GB追加する機能のようです。
アップデート後はデフォルトでオンになっていました。
しかし、アップデート後にタスク一覧画面を出して画面上のメモリ容量を見てみましたが「6GB中○GB利用可能」と表示されており、物理的なメモリ容量(6GB)にプラス2GBが追加されているような表示(8GB)にはなっておりませんでした。
バッテリーセーバー機能に「パワー」、「バランス」、「パフォーマンス」が選択可能に
アップデート前は「バッテリーセーバー」と「ウルトラバッテリーセーバー」スイッチのが2つがありそれぞれのオンオフでした。
アップデート直後は上記のまま変わりはなかったのですが、6時間くらい放置しておいて今朝確認してみたら、下記のように「ウルトラバッテリーセーバー」オンオフのスイッチ一つのみ。そしてその上に「パワー」、「バランス」、「パフォーマンス」の4択になっていました。
残り時間の増減数を見てみるとより強力な方から「ウルトラバッテリーセーバー」スイッチオン>「パワー」>「バランス」>「パフォーマンス」となるようです。
Wi-Fi環境下ではRakuten Linkアプリでの発着信は電話番号の通知はされず
これはアップデート後も「非通知設定」のまま改善されませんでした。
Mi 11 Lite 5Gではアップデート後に発着信ともにWi-Fi環境下でも電話番号が通知された(と思う)ので、Redmi Note 10 Proでも改善されたかと思ったのですが残念です。
Google Play システムアップデート有り
他のAndroid端末だとシステム情報や端末情報にGoogle Play システムアップデートの日付が記載されており、そこをタップすることでアップデートが可能でした。
ところがMIUIでは「デバイス情報」にGoogle Play システムアップデートの日付がなかったため、いつの時点のものになっているのかわかりませんでした。
今回、設定メニューをよく見てみたところ、「設定」アプリ>「セキュリティ状況」からGoogle Play システムアップデートの日付を確認でき、当初は「2021年8月1日」でしたが、日付部分をタップすると 32 MBのアップデートが来ており、アップデート後は「2021年11月1日」にアップデートされました。
Android 7.0 以降の端末の Android バージョンとセキュリティパッチレベル、最終アップデート確認日
Androidバージョン | セキュリティパッチレベル | 最終アップデート確認日 | |
---|---|---|---|
Pixel 4a | 12 | 2021年12月5日 | 2021年12月7日 |
Pixel 6 Pro | 12 | 2021年11月5日 | 2021年10月28日 |
Redmi Note 10 Pro | 11 | 2021年11月1日 | 2021年12月24日 |
Galaxy S10(香港版) | 11 | 2021年11月1日 | 2021年12月7日 |
Pixel 3 | 12 | 2021年10月5日 | 2021年10月20日 |
Mi 11 Lite 5G | 11 | 2021年10月1日 | 2021年11月28日 |
Galaxy S21 Ultra(ドコモ版) | 11 | 2021年10月1日 | 2021年11月2日 |
Galaxy S10(楽天版) | 11 | 2021年9月1日 | 2021年10月6日 |
Galaxy S8+ | 9 | 2020年12月1日 | 2021年5月8日 |
Pixel 2 | 11 | 2020年10月5日 | 2020年10月6日 |
HUAWEI Mate 20 Pro | 10 | 2020年9月1日 | 2020年11月9日 |
Galaxy S7 | 8.0.0 | 2020年9月1日 | 2020年12月31日 |
HUAWEI Mate 10 Pro | 10 | 2020年7月1日 | 2020年12月1日 |
Black Shark 2 | 10 | 2020年6月5日 | 2020年9月11日 |
HUAWEI Mate 9 | 9 | 2020年5月1日 | 2021年4月26日 |
OnePlus 3T | 9 | 2019年10月1日 | 2019年11月29日 |
Nexus 5X | 8.1.0 | 2018年12月5日 | 2018年12月4日 |
Moto G4 Plus | 8.1.0 | 2018年12月1日 | 2019年4月5日 |
Xperia XZ | 8.0.0 | 2018年10月1日 | 2019年1月4日 |
ZenFone 3 | 8.0.0 | 2018年7月1日 | 2018年9月20日 |
HUAWEI P9 | 7.0 | 2018年7月1日 | 2018年7月27日 |
Xperia Z5 Compact | 7.1.1 | 2017年9月1日 | 2017年10月18日 |
上記の表で
BlueFrag対策はセキュリティパッチレベルが2020年2月1日以降であることが必要
「セキュリティパッチレベル」が赤文字のものは BlueBorne 対策済み
KRACK 対策はセキュリティパッチレベルが「2017年11月6日以降」であることが必要
Spectre 、 Meltdown 対策はセキュリティパッチレベルが「2018年1月5日」以降であることが必要