HUAWEI Mate9に正式版Android 8.0 Oreo配信開始?

ここしばらく体調を崩しパソコンを開く気力もありませんでした。
そんななか私の手持ち端末の一台 HUAWEI Mate9 にアップデートが来ていました。

アップデート通知

私の Mate9 はアップデートテスター向け Android 8.0 となっています。
今回のアップデートがテスター向け専用の再アップデートなのか、一般ユーザー向けアップデートなのかちょっと Twitter で検索してみました。

すると以下のようなツイートがあり、アップデート後のバージョンも同じですので、今回のアップデートでアップデートテスターと一般ユーザーのバージョンは統一されたものと思います。

https://twitter.com/alfatact/status/954548557519847425

しかし、 HUAWEI の公式リリースノートには 2018年1月23日現在 まだ Mate9 のアップデート情報は載っていません。

http://consumer.huawei.com/jp/press/news/

このあたりは早めに公式リリースを発表すべきと思います。

Mate9のアップデート通知
Mate9のアップデート通知

アップデート内容

変更ログ
本アップデートでは、 Google セキュリティパッチによりシステムのセキュリティが向上します。

[最適化]
システムの安定性を向上。
一部の画面上の UI の文字列表示を最適化。
Google セキュリティパッチを統合して、システムのセキュリティを向上。

アップデート前

端末情報

Android バージョン 8.0.0
Android セキュリティパッチレベル 2017年12月1日
ビルド番号 MHA-L29 8.0.0.360(C635)

Mate9アップデート前の端末情報
Mate9アップデート前の端末情報

アップデートファイルのダウンロードに要した時間

今回のアップデート用ファイルのサイズは 342 MB です。

上のほうにある、 Twitter に貼られた画像では 2.49 GB です。
2.49 GB は Android 7.0 から Android 8.0 へのアップデートも含まれたサイズでしょうから、サイズが大きくなるのも仕方ないですね。
ちなみにアップデートテスター向けに Android 7.0 から Android 8.0 へのアップデート用ファイルが配布された時には 2.48 GB でした。

https://yuzakasota.com/20171120-huawei-mate-9-android-8-0-oreo-review/#i-2

今回のアップデート用ファイル 342 MB のダウンロードにかかった時間は我が家の通信環境で 約5分 でした。

アップデート後

端末情報

Android バージョン 8.0.0
Android セキュリティパッチレベル 2018年1月1日
ビルド番号 MHA-L29 8.0.0.361(C635)

Mate9アップデート後の端末情報
Mate9アップデート後の端末情報

Android 7.0 以降の端末の Android バージョンとセキュリティパッチレベル、最終アップデート確認日

今回のアップデートで Mate9 のセキュリティパッチレベルは Nexus5X に次いで2番目に新しいものになりました。

しかし、 Spectre 、 Meltdown といった最新の脆弱性対策は盛り込まれていません。
これらの対策が盛り込まれるのはまた1ヵ月後になるのでしょうか。

Androidバージョン セキュリティパッチレベル 最終アップデート確認日
Nexus 5X 8.1.0 2018年1月5日 2018年1月9日
HUAWEI Mate 9 8.0.0 2018年1月1日 2018年1月23日
HUAWEI P9 7.0 2017年12月1日 2018年1月23日
OnePlus 3T 8.0.0 2017年12月1日 2018年1月12日
ZenFone 3 7.0 2017年12月1日 2018年1月9日
Moto G4 Plus 7.0 2017年12月1日 2017年12月29日
HUAWEI Mate 10 Pro 8.0.0 2017年12月1日 2017年12月22日
Galaxy S7 7.0 2017年10月1日 2017年11月24日
Galaxy S8+ 7.0 2017年10月1日 2017年11月24日
Xperia XZ 7.1.1 2017年10月1日 2017年10月26日
Xperia Z5 Compact 7.1.1 2017年9月1日 2017年10月18日

上記の表で「セキュリティパッチレベル」が赤文字のものは BlueBorne 対策済み
KRACK 対策はセキュリティパッチレベルが「2017年11月6日以降」であることが必要
Spectre 、 Meltdown 対策はセキュリティパッチレベルが「2018年1月5日」以降であることが必要

「HUAWEI Mate9に正式版Android 8.0 Oreo配信開始?」への6件のフィードバック

  1. こんにちは。
    以前MATE9について質問させて頂いたマカロンと申します。
    使い続けて14か月、満足しています。
    現在、docomoのガラケー(通話)と楽天モバイルの通信Simとの二台持ち。そろそろdocomoメールも整理してDSDSでFOMAシムの運用を考えています。
    そこで教えて頂きたいことが…
    まず、docomoでimode契約を解除→シムサイズをナノシムに変更→MATE9のシムスロット2に設定で正しいでしょうか?
    初歩的な質問ですみません

    1. マカロンさん、お久しぶりです。

      ついに1台持ちに移行されるんですね。
      移行順序はマカロンさんが書かれたとおりで大丈夫です。

      ただ、 Mate9 でドコモの FOMA SIM が万が一使えなかった時や通話をガラケーに戻したい時の為に、 SIM サイズを変換するアダプターを入手しておいた方がいいと思います。

      そうすればいつでもガラケーに SIM を戻して使うことができます。

      設定方法については以前に書いた記事の内容が今でも使えると思います。

      https://yuzakasota.com/20161217-how-to-use-foma-sim-with-huawei-mate9/

      私は FOMA 契約を無くしてしまいましたが、何かまた疑問な点がありましたらコメントください。

  2. お返事ありがとうございます。

    記事参考にさせて頂きます。
    FOMAシムを挿した後にスマホ側でする設定はありますか?
    現状SIM1に通信のみの楽天モバイル。SIM2にFOMAシムを入れる予定です。

    1. それであれば下記の画像と同じ設定にすればいいと思います。

      SIM1に通信用SIM、SIM2にFOMA音声契約SIMを入れる場合の設定方法

      具体的には

      設定アプリ>無線とネットワーク>デュアル SIM 設定

      SIM 2 のスイッチが「 ON 」になっていることを確認
      デフォルトのデータ通信「 SIM 1 」
      デフォルトの通話用 SIM 「カード2」
      2枚の SIM 間の通話転送を有効にする「無効」

      以上です。
      発着信がきちんとできるかはドコモの場合、「111」にダイヤルすると発着信の確認ができます。
      これは今のガラケーでもできる電話番号なので試しにかけてみてください。
      オペレーターではなく機械応答ですし通話料もかかりませんので遠慮せずに確認することができます。

      では、 SIM サイズ変更からの DSDS 運用。
      ご武運をお祈りいたします。

  3. ご丁寧にご指導ありがとうございますm(_ _)m
    3月末をメドにDSDS始めたいと思います。
    また、運用出来ましたらコメント送ります。

    1. どういたしまして。

      今までスマホは通信専用端末としてしか使っていなかったのかもしれませんが、通話もスマホでするようになるとスピーカーホンを使うようになったり、ウェアラブルデバイスを使って着信や応答が出来たりもします。

      一方、通信端末と通話端末が一緒になることでバッテリーの持ちや通話中に通信が出来ないことが気になったりということもあると思います。

      そんなときはいつでも元のガラケーに戻すことができるのが DSDS 運用の良いところです。

      無事に運用が開始できますよう応援させていただきます。

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