今回はBlack Shark2、Mate 20 Proに引き続き、iPhone 11 Proを購入した経緯について書いてみたいと思います。
目次
なぜiPhone 11 Proを買ったのか
iPhone 11シリーズが発売開始されたのは2019年9月20日のことです。
あれから2か月以上が経ち、Apple Storeでは既にどのモデルも即日入手が可能になっています。
そんななか私は海外版のiPhone 11 Proを今頃になって購入しました。
理由としては、それほど大きなものはありません。
今使っているiPhone XSでも特に不便なことはありません。
あえて理由をつけるなら、何か新しいものが欲しくなっていたということでしょう。
購入先はEtoren
私が今まで使っていたiPhone XSも今年の2月にEtorenから購入したものです。
私はこれまでにも海外製のスマートフォンを何度も購入していますが、実は故障したのはこのiPhone XSが初めてです。
その時のやりとりは下記の記事に書いてあります。
正直なところ、修理に出す際にiPhoneのロックコードやApple IDを他人に教えなけれなならないのは問題があると思います。
しかし、それでもあのシャッター音の大きい国内販売モデルのiPhoneを使い続けるのは私にとっては苦痛でした。
それで今回も懲りずにEtorenに注文しました。
Etorenへの注文から発送まで
私がEtorenに注文したのは2019年11月26日(火曜日)の午前9時頃です。
普通であれば注文手続き後すぐに注文を受け付けた旨のメールが届くのですが、今回はなぜか届きませんでした。
Etorenからの在庫切れのメール
Etorenは過去にも何度か利用していますが、注文した翌日頃までには大抵発送した旨のメールが来ていました。
ところが今回注文後、初めて届いたメールは「品切れのため、別の色に変更できないか」という旨のものでした。(2019年11月27日(水曜日)19時過ぎ)
私が注文したのはiPhone 11 Pro 256GBのシルバーでした。
注文した時点では「在庫あり」と表示されていた商品です。
サイトの管理上、担当者が不在の間に多数の注文があった場合、サイトの表記と実際の在庫が異なることはあるかもしれません。
しかし、Etorenの運営元はシンガポールにあります。
在庫がなくなったのであれば、シンガポールのApple StoreでiPhoneを購入してくればいいだけの気がします。
それを「他の色に変更させてもらえないか」というのはちょっと虫が良すぎます。
そのため、同日20時過ぎに私は「注文どおりの商品の手配を遅くても金曜日(11月29日)までにはお願いしたい」旨の返事をメールしました。
発送の連絡メール
Etorenから商品発送のメールが届いたのは2019年11月29日(金曜日)17時過ぎのことでした。
一応、私が要望した金曜日までには発送処理がされたようです。
Etorenからの発送担当業者はDHL
前回、iPhone XSを購入した時には2月21日(木曜日)の朝8時過ぎに注文して、同日の16時過ぎに発送のお知らせメール。そして2月23日(土曜日)の15時過ぎには手元に届きました。
ですから今回も土曜日までには届くものと思って注文したのでした。
ところが今回は11月29日(金曜日)の夕方17時過ぎに発送のお知らせメール。
そして、私の手元に届いたのは本日2019年12月3日(火曜日)の9時過ぎでした。
最終的な配送業者は佐川でした。
DHLは土日に作業をしていない感じですね。
特に日本国内において「国内配送業者」へ荷物引き渡しが行われた後は荷物の追跡ができないため、最終配達業者が誰なのか、いつ配送されるのかはわかりません。
発送時に届いたメールからリンクされたDHLの追跡情報では12月4日が配達予定日になっていました。
開封
前回iPhone XSを注文した時には一度開封したもの(包装のビニールが正規版とは異なります)が送られてきましたが、今回のものは国内のApple Storeで購入した時と同じフィルムで覆われていました。
商品の中身について国内販売モデルと異なるのは「18W USB-C電源アダプタ」の電源プラグの形状です。
日本国内のコンセントに挿すためには変換プラグが必要になります。
購入したモデルはA2215 eSIM仕様
海外版のiPhoneを購入する人の多くは2枚のSIMを挿せるように香港版(モデルA2217)を購入する人が多いと思います。
https://www.apple.com/jp/iphone/LTE/
私が購入したのはDual SIM版ではなく、日本国内で販売されているものと同じeSIM版です。
iPhone XSではeSIM版と言っても日本国内で販売されているモデルとはモデル番号が異なり、使用できる通信BANDも異なりました。
今回のiPhone 11シリーズでは日本国内で販売されているiPhoneとシンガポール版のiPhoneは同じ型番(モデルA2215)であり、使える通信BANDも同じです。
一方、Dual SIMが使える香港版(モデルA2217)はBAND 21(1,500 MHz)、28(700 APT MHz)が使えません。
法律に基づく情報および認証
いわゆる「技適」というものです。
シンガポール版は日本版と同じモデルなので下記のように技適表示もあります。
Apple Care+への加入もできます
海外版のiPhoneが日本でApple Care+に入れることは以前iPhone XSを購入した時にも書きました。
今回も同様にネットのみでの手続きはできませんでしたが、Appleのサポートに電話をすることによって加入することができました。
ただし、国内において修理交換サービスを利用する場合には日本版(シャッター音強制)になる覚悟が必要です。
私が今回、iPhone 11 Proを購入した理由(番外編)
この記事の最初の方では理由は「何か新しいものが欲しくなっていた」と書きましたが、実はこのシンガポール版と日本版が同じモデルであることも理由の一つでした。
今年のiPhone 11シリーズでは海外版(シンガポール版)と日本版の型番は同じでしたが、来年のシリーズではどうなるかわかりません。
来年のiPhoneでは5G対応になったり、Lightning端子ではなくUSB Type-C端子になるかもしれません。
それはそれで嬉しいことなのですが、また日本国内モデルと海外モデルで使えるBANDが異なることにならないかと危惧しています。
ちなみに我が家で使用されている通信BANDを調べてみたらBAND 28(700MHz)を掴んでいました。
これが香港モデル(Dual SIM版)を購入していた場合はBAND 28は使えませんので、BAND 1(2,100MHz)かBAND 19(800MHz)を使うことになると思います。
日本で発売されるiPhoneもシャッター音が小さくなればいいのに
私が海外版のiPhoneを購入する理由は国内版のシャッター音の大きさが理由です。
いくら毎年iPhoneのカメラの画質が良くなっていっても、あの大きな音を鳴らしてiPhoneで写真を撮りたいとは思いません。(iPhone XSを修理に出している間、国内版のiPhone Xを使っていましたが、あらためて音が大きいと思いました)
シャッター音のためだけに日本国内で販売されるSIMフリーiPhoneの価格にさらに数万円余計に払う人は少ないと思います。
Appleは影響力のある企業だと思います。
日本でも海外版と同じようなシャッターの音量に変更してくれる日を夢見ています。