私がXiaomi Redmi Note 10 Proを購入した6つの理由

今回、久しぶりに新しくスマホを購入したのでその理由と初期状態などを記録として残します。

Redmi Note 10 Proを購入した理由

iPhoneとPixelの安定さに退屈した

現在、私はiPhone SE(第二世代)とPixel 4aにSIMを入れて使っております。
どちらも片手で操作でき、OSのアップデート、セキュリティパッチの配信頻度ともに満足しております。

ただ、人は安定が続くと退屈に感じてしまいます。

それで5ちゃんねるでスマホのスレを眺めていた時に勢いのあったのがMi 11 Lite 5G。
Mi 11 Lite 5GでXiaomiのことを知り、その情報を集める中でRedmi Note 10 Proも知りました。

これまで私は中国系メーカーの端末としてHuaweiの製品やOnePlus 3T、Black Shark2などを使ったことがあります。
OnePlus 3Tは独自のカスタマイズが多く、またOSのアップデートで新機能が追加されるなど楽しい端末でした。
Black Shark2はPUBG MOBILEをスマホでやろうかと思って買ったのですが、iPadでの操作に慣れてしまっていたため、スマホの小さい画面では操作がしにくくほとんど使うことはありませんでした。

中国系メーカーのスマホはタスクキルが強すぎて通知が来ないなど、iPhoneやPixelとは真逆の性格を持っていると思います。
一方、その性格をわかって使えばiPhoneやPixelとは違った独特の個性を楽しむことができます。

今回はそんな個性を楽しんでみようと思って購入しました。

スクリーンショット撮影時のシャッター音が消せる

これはiPhoneや国内キャリア版スマホの一部でもできることですが、Pixelではできません。
私は日常の記録やスマホの状態記録のためにスクショを撮ることが多いのですが、病院や乗り物の中など静かなところでは気になります。

また、Pixelシリーズでスクショを撮る場合、電源ボタンと音量マイナスボタンの同時押しで撮ることになり、両手操作が必要になります。
一応、タスクボタンを押してタスク一覧画面から撮ることもできますが、この方法で撮った場合にはステータスバーは除かれる仕様となっております。
私は撮影時間やバッテリー残量も含めての記録が欲しいのでタスク一覧画面からのスクショでは私の使い方には合いませんでした。

カメラ撮影時のシャッター音が消せる

私がスマホのカメラを使うときのほとんどは屋外で草花や空を撮る時がほとんどです。
また、ここ1年はコロナの影響もあり外食もほとんどすることはありません。

でも、周りに人がいるところでの撮影はどうしてもシャッター音が気になります。
自分も身の回りでスマホのシャッター音がしたら、無意識のうちにそちらに目がいっています。

今回私が何か新しいスマホでも買ってみようかなと考えた時に、比較対象としたものの中にはOPPO Reno5 Aもありました。
こちらは防水防塵、Wi-Fi環境下でRakuten Linkを使っての発着信の際に非通知表示になることもありません。
スクリーンショット撮影時の音も消す設定があります。

決め手となったとはこのカメラアプリでのシャッター音が消せるというものでした。
もちろん、Xiaomiの端末も普通にセットアップして使うとシャッター音が鳴ります。
ただ、地域設定を日本、韓国以外にすることでカメラアプリ設定の中にシャッター音オンオフの設定が現れ、それをオフにすることでシャッター音無しで撮影することもできます。

マクロ撮影が楽しそう

私は散歩の途中に見つけた花の雄しべや雌しべをアップで撮りたいと思うことがあります。
iPhoneは画面のタップでピントを合わせますが、あまり近くに寄れませんし、ピントが合っているかどうかを画面の表示で確認するのも難しいです。
PixelはiPhoneと比べると、タッチした場所にピントを合わせ続けてくれますが、これも標準広角カメラでは寄れる距離もあまり近くにできなく物足りなさを感じていました。

Redmi Note 10 Proではマクロ用のカメラ(500万画素)があり、OPPO Reno5 A(200万画素)よりも使い道が大きいと思って、こちらを選びました。

空の青さが映える

私は空や雲を撮ることが多いのですが、iPhone SEは紺色、Pixel 4aは白っぽく写るのが好きではありませんでした。
もちろん見た目に近いという意味ではこちらの方が正解なのだと思います。

ただ、私は青空はより青く写っていた方が好みです。
中国系メーカーのスマホはAI処理で派手目に写す傾向があります。
iPhoneやPixelも撮影後、画像編集をすれば自分好みの色にできるでしょう。また、iPhoneは純正カメラアプリにフィルター機能もあるので、それを使えば濃い目の色でも撮影できます。

私はスマホのカメラは特別な操作をせず、構えて撮るだけで自分好みの見栄えで撮れることが大事だと思っています。
ですから、今回は空の色が映える中華系スマホを選びました。

価格が安い

私はこれまでいわゆるハイエンドスマホを多く購入していました。
しかし、このRedmi Note 10 Proは3万円ちょっとで買えます。
万が一、買い物に失敗したかなと思っても許せる範囲だと思いました。

Xiaomiは2021年6月の販売シェアが世界第1位、2021年第2四半期の売上高でも世界第2位のメーカーとなりました。

https://www.counterpointresearch.com/xiaomi-becomes-1-smartphone-brand-globally-first-time-ever/

現在、日本ではミドルレンジクラス端末の販売が主流ですが、今後はハイエンド端末を国内でも販売してもらいたいところです。

新型iPhone、Pixel 6までの発売開始まで1か月以上ある

私は何か欲しくなると購入するまで色々と情報を調べている時が一番楽しいです。
新型iPhoneはまだ情報があまり出ておらず、発売開始まで1か月くらいありそれまで何か買いたい欲求を抑えることができませんでした。

Pixel 6に関しては情報が出ておりますが、こちらも発売開始日は未定。
安定さという面ではAndroid端末で選ぶならPixelが鉄板だと思いますが、また退屈しそうだと思いました。

以上6点、購入前に自分を納得させるために探したポイントを上げてみました。

スマホなんてLINEとSNSが使えれば十分という方にとっては、まだ使えるスマホがあるのに新しいスマホを買う理由が理解できないかと思いますが、私にとっては趣味の一部です。

購入先

Xiaomiは2021年8月19日、公式サイトmi.comストアをオープンしました。

https://event.mi.com/jp/NewOpen2021

キャンペーン期間中は数量限定でMiスマートバンド6が無料でもらえるというので、mi.comストアで購入しようかと思ったのですが、Mi 11 Lite 5Gも一緒に購入しようとしたところ、もらえるのは1アカウントにつき1個までだったので、Amazonで購入しました。

AmazonはXiaomi公式ショップが販売しているものとAmazonやその他のショップが販売しているものがありますので、購入される場合は値段をよく確認してお買い求めいただければと思います。

開封から初期セットアップ後まで

同梱品

同梱品はこんな感じです。

電源アダプタと接続ケーブル
電源アダプタと接続ケーブル
電源アダプタはType-A
電源アダプタはType-A
カバーも付いてるけど充電端子部分にキャップが付いており、開け閉めが面倒そう
カバーも付いてるけど充電端子部分にキャップが付いており、開け閉めが面倒そう

本体画面には初めからフィルムが貼られています(ただし、滑りは悪いです)し、カバー、充電器、ケーブルが付いていますのでこだわりが無ければ本体を買うお金だけですぐに使い始めることができます。

私から欲を言わせてもらえれば、同梱の充電器のケーブル差し込み口はUSB Type-AではなくUSB Type-Cに、ケーブルも両端がUSB Type-Cにして欲しかったです。

初期セットアップ直後

デバイス情報

Android バージョン 11 RKQ1.200826.002
Android セキュリティ アップデート 2021年3月1日
MIUIバージョン 12.0.10.0(RKFMIXM)

アップデート前のデバイス情報
アップデート前のデバイス情報

ストレージに占めるシステムの容量

13.04 GB

セットアップ直後のストレージ容量内訳
セットアップ直後のストレージ容量内訳

初期インストールアプリ

51個

プリインストールアプリ1面目
プリインストールアプリ1面目
プリインストールアプリ1面目(Googleフォルダ内)
プリインストールアプリ1面目(Googleフォルダ内)
プリインストールアプリ2面目
プリインストールアプリ2面目
プリインストールアプリ2面目(ツールフォルダ)
プリインストールアプリ2面目(ツールフォルダ)
プリインストールアプリ2面目(その他のアプリフォルダ)
プリインストールアプリ2面目(その他のアプリフォルダ)
プリインストールアプリ2面目(ゲームフォルダ)
プリインストールアプリ2面目(ゲームフォルダ)

このうち、アンインストールできるアプリは以下の18個。残りは33個。
Pixel 4aはプリインストールアプリは22個でした。

Pixel4a購入、初期状態時の覚え書き

Pixel 4aはGoogle製端末ということもあり、YT Music、Google Playムービー&TV、Podcastsはアンインストールできません。

Xiaomi製のアプリで自分が使うものがあればいいのですが、無ければその差11個というのは微妙な数ですね。

アンインストールできるアプリ

ドライブ
YT Music
Google Playムービー&TV
Duo
フォト
ニュース
Podcasts

Miリモート

Facebook
WPS Office

Block Puzzle Guardian
Dust Settle
PUBG MOBILE Gift Box
タイルブラスト
Bubble Shooter And Friends
Jewels Blast

Mi Community

Netflix

Redmi Note 10 Proの初期セットアップができない問題

Redmi Note 10 ProはSIMを入れずにWi-Fiのみでセットアップを進めていくと、セットアップが中断するという問題があります。

これは裏を返せば、SIMの情報を必要としているということだと思います。
Huawei端末でのアップデートでもありましたが、中国系スマホの場合、価格の安さと引き換えに自分の情報を提供する必要があると思っています。

この場合は以下の画面で左下の「スキップ」をタップし、セットアップを続けることができます。

SIMを入れずにWi-Fiでセットアップを進めるとここで中断してしまう
SIMを入れずにWi-Fiでセットアップを進めるとここで中断してしまう

ただし、この方法で初期セットアップが完了しても、今度はプリインストールアプリのアップデートでGoogleアカウントにログインできなくなります。

この画面でGoogleアカウントにログインができない
この画面でGoogleアカウントにログインができない

その時は先にOSのアップデートをすればその後はGoogleアカウントにログインできるようになります。

アップデート通知

私にとって、Redmi Note 10 Pro最初のアップデートはこちらでした。
ファイルサイズが1,017 MBとなっております。

Redmi Note 10 Proのアップデート通知とその内容
Redmi Note 10 Proのアップデート通知とその内容

アップデート内容

 

・今週のおすすめ
新機能:Dolbyエフェクト

・システム
新機能:デバイスモデルごとの調整により、アップグレード後はどの機種でも高速化が実現します。
新機能:ジェスチャー操作の反応性が向上しました。
新機能:レンダリング能力が20倍になったことで、画面に映し出されるものにはほとんど制限がなくなりました。
最適化:MIUIは、軽量化、高速化、省電力化を実現しました。
最適化:Androidのセキュリティパッチを2021年7月にアップデートしました。システムのセキュリティを強化しました。
Androidのセキュリティパッチを2021年4月にアップデートしました。システムのセキュリティを強化しました。

・カメラ
ビデオ撮影やタイムラプス撮影の新しいモードと新しいフィルター(BBP、ミステリー、ライム、タンゴ、ファンタジー、まどろみ、カルメン、夏)

このバージョンへのアップデートは下記サイトを見るとEU版だと2021年8月2日、Global版だと2021年8月12日から配信が開始されていたようです。

https://mifirm.net/model/sweet.ttt

上記のサイトを見るとMIUIバージョン名が地域毎に異なるのがわかります。
そして日本版はMIUIバージョンのところに「RKFMIXM」となっており、Global版、EU版と同じになっております。

以上から察するとPixelのように当月分のAndroidセキュリティパッチレベルが当月中に配信されることは無いにしても、1か月遅れか2か月遅れで毎月アップデートがなされるのではと予想しております。

これはPixelの定期的なアップデートに慣れていると嬉しいです。

実は今回、Mi 11 Lite 5Gも購入しておりますが、そちらはMIUIバージョン名が「RKIJPXM」となっており、グローバル版とは異なります。ですから、配信間隔がどの程度変わってくるのか不安です。

アップデートファイルのダウンロードに要した時間

アップデート用ファイル1,017 MBのダウンロードには我が家の通信環境で約5分でした。

アップデート後

デバイス情報

Android バージョン 11 RKQ1.200826.002
Android セキュリティ アップデート 2021年7月1日
MIUIバージョン 12.5.6.0(RKFMIXM)

アップデート後のデバイス情報
アップデート後のデバイス情報

ストレージに占めるシステムの容量

13.04GB

これはアップデート前後で変化はありませんでした。

アップデート後に気づいたこと

MIUIのアップデートの後にプリインストールアプリやGoogle Playシステムアップデートなどを行った結果、ホーム画面に以下のアプリが追加されていました。

Google Play
Amazonショッピング
アゴダ
Booking.com
Trip.com
Mi Store

いつの間にか追加されたアプリ
いつの間にか追加されたアプリ

追加されたアプリはいずれもアンインストール可能なものばかりですが、MIUIバージョン 12.5.6.0へのアップデート直後にはなかったアプリです。
おそらくGoogle Playシステムアップデートを行った後あたりで追加されたように思います。

OSのアップデート時にプリインストールアプリが増えるのはASUSのスマホでも経験したことがありますが、Google Playシステムアップデートでアプリが追加されたとしたら初めてです。

現在はAdGuardをインストールしておらず広告が表示されます。
XiaomiスマホにインストールされているXiaomi製アプリでは広告が表示されると聞いており、それを間違ってタップしアプリがインストールされた可能性もありますが今後の様子を見て広告が出ないように設定をしていきたいと思います。

Android 7.0 以降の端末の Android バージョンとセキュリティパッチレベル、最終アップデート確認日

Androidバージョン セキュリティパッチレベル 最終アップデート確認日
Pixel 4a 11 2021年8月5日 2021年8月3日
Pixel 3 11 2021年8月5日 2021年8月3日
Redmi Note 10 Pro 11 2021年7月1日 2021年8月20日
Galaxy S10(香港版) 11 2021年7月1日 2021年7月21日
Mi 11 Lite 5G 11 2021年6月1日 2021年8月20日
Galaxy S8+ 9 2020年12月1日 2021年5月8日
Galaxy S10(楽天版) 10 2020年11月1日 2020年12月3日
Pixel 2 11 2020年10月5日 2020年10月6日
HUAWEI Mate 20 Pro 10 2020年9月1日 2020年11月9日
Galaxy S7 8.0.0 2020年9月1日 2020年12月31日
HUAWEI Mate 10 Pro 10 2020年7月1日 2020年12月1日
Black Shark 2 10 2020年6月5日 2020年9月11日
HUAWEI Mate 9 9 2020年5月1日 2021年4月26日
OnePlus 3T 9 2019年10月1日 2019年11月29日
Nexus 5X 8.1.0 2018年12月5日 2018年12月4日
Moto G4 Plus 8.1.0 2018年12月1日 2019年4月5日
Xperia XZ 8.0.0 2018年10月1日 2019年1月4日
ZenFone 3 8.0.0 2018年7月1日 2018年9月20日
HUAWEI P9 7.0 2018年7月1日 2018年7月27日
Xperia Z5 Compact 7.1.1 2017年9月1日 2017年10月18日

上記の表で
BlueFrag対策はセキュリティパッチレベルが2020年2月1日以降であることが必要
「セキュリティパッチレベル」が赤文字のものは BlueBorne 対策済み
KRACK 対策はセキュリティパッチレベルが「2017年11月6日以降」であることが必要
Spectre 、 Meltdown 対策はセキュリティパッチレベルが「2018年1月5日」以降であることが必要

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